日本

如何讓外國感受到地區魅力? 實施「Discover Kuroshio Town」

地域の魅力を海外にどう伝えるか? 「Discover Kuroshio Town」の取り組み
方案推動與歷程分享 ( プログラム&プロセス紹介 )
學校(学校) | 高知大學(高知大学) 作者(著者) | 石筒覺(石筒覚)、岡村健志(岡村健志)、赤池慎吾(赤池慎吾)、大槻知史(大槻知史)
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本稿將介紹在新冠疫情下實施的線上國際交流發表會「Discover Kuroshio Town」(以下簡稱DKT),並透過參與學生的感想思考此計畫的意義。DKT是高知大學集中課程「國際合作研討」中的一部分,由高知大學和丹戎布拉大學(印尼)的學生共同策劃與推行。

本稿では、コロナ渦において実施したオンラインの国際交流発表会「Discover Kuroshio Town」(以下、DKT)について紹介するとともに、参加学生の感想を通じ、プログラムの意義について考える。DKTは、高知大学の集中講義「国際協働演習」の一環として実施したもので、高知大学とタンジュンプラ大学(インドネシア)の学生が協働で企画・実施した。

1.關於集中課程「國際合作研討」
國際合作研討的目的,在於思考與日本相異的社會背景,用更開闊的角度來傳達與考察地區資源的魅力。過去學生在外國參與實地考察集中課程前,主要透過此課程來預先學習。受到新冠疫情擴大的影響,2021年度改與外國學生透過線上方式實施此課程,共有5名高知大學學生參加。
參與授課的學生和丹戎布拉大學的學生,以高知縣黑潮町為對象地區,於2021年4月到11月之間,透過3天的實地考察,體驗及學習各種地區資源後,用小組合作方式彙整考察結果。本校參加的學生實際到當地考察,丹戎布拉大學的學生則透過線上方式參加。小組討論也使用線上方式實施。最後,學生以黑潮町的在地資源「製作天日鹽」、「製作鰹魚半敲燒」、「T恤藝術展」、「製作和紙」做為本次DKT的發表主題,分別製作四種不同的內容和簡報,完成這次的發表會。

1.集中講義「国際協働演習」について
国際協働演習は、日本とは異なった社会的な背景などを考えながら、地域が持つ資源の魅力について、より広い視野で伝え、考察することが目的である。これまで、海外でフィールドワークを行う集中講義の事前学習の位置づけとして開講してきた。2021年度は、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、海外の学生とオンラインで実施する内容とした。2021年度の高知大学の受講生は5名であった。
受講生やタンジュンプラ大学の学生は、高知県黒潮町を対象地域として、4月から11月までに3日間、フィールドワークを行い、様々な地域資源について、体験を通じて学んだ後、グループワークでそれらの結果についてとりまとめた。受講生はフィールドワークに対面で参加し、タンジュンプラ大学の学生はオンラインで参加した。グループワークはオンラインで実施した。その結果、受講生らは黒潮町の地域資源として「天日塩づくり」「カツオのたたきづくり」「T-シャツアート展」「和紙づくり」をDKTの発表テーマとし、それら4つの発表内容やスライド、DKTのプログラムを作成した。

圖:實地考察的狀況
圖:フィールドワークの様子

2.DKT的内容
DKT於2021年12月13日和20日透過線上方式實施。以高知大學的姊妹校學生為主,有台灣、巴林、瑞典和巴西等9個國家合計42人參加2天的發表會。活動全程以英文進行,日本學生用4個主題介紹黑潮町的魅力後,與外國學生進行Q&A和自由對談。
以下將從四個發表主題中,為各位介紹「製作鰹魚半敲燒」的主題內容。鰹魚半敲燒是高知縣的傳統料理,黑潮町也相當盛行鰹竿釣。在DKT進行發表時,學生在「製作鰹魚半敲燒」的部分,除了講述黑潮町與鰹魚半敲燒的關係,也介紹了學生在考察時體驗的烹煮方式和吃法。

2.DKTの内容と受講生の感想
DKTは、2021年12月13日と20日にオンラインで実施した。DKTには、高知大学の協定校の学生を中心に、台湾、バーレーン、スウェーデン、ブラジルなど9カ国から、2日間で延べ42名が参加した。発表会は全て英語で行われ、日本人学生が黒潮町の魅力について4つのテーマで発表した後、外国人学生と質疑応答やフリートークの場をつくった。
発表テーマの中から「カツオのたたきづくり」について紹介する。カツオのたたきは、高知県の伝統的な料理で、特に黒潮町ではカツオの一本釣りが盛んである。DKTの発表では、「カツオのたたきづくり」について、黒潮町とカツオのたたきとの関わりの他、学生らがフィールドで体験した調理方法や食べ方などについて紹介した。

圖:DKT的傳單
圖:DKTのチラシ
圖:「製作鰹魚半敲燒」的部分簡報內容
圖:「カツオのたたきづくり」
圖:DKT線上簡報的狀況
圖:DKTオンライン発表の様子

參與學生的感想與課程意義
我們將在文末介紹於DKT進行發表的3位學生的感想。高知大學的學生表示,「讓我思索母國與參與者國家的相似處與相異處」、「我們熟悉的事物,在外國學生眼裡卻很有趣」,他們也認為這樣的活動能實際練習英語會話。丹戎布拉大學的學生則表示,「即使透過線上方式參加,也能感受到現場氛圍」、「學到日本的文化」。

我們透過DKT確認到能透過線上活動進行國際交流,對日本學生來說,也能實際進行英語練習。儘管這兩年我們無法為學生創造訪問外國的機會,期待2022學年,能以某種形式派遣和接納留學生。我們也希望能與台灣各大學更積極地交流。

DKTの発表者である3名の学生の感想を文末に紹介したい。高知大学の学生からは、「母国と他国との類似点や相違点に意識した」「自分たちにとって馴染み深いものが、外国人にとっては面白い」といった感想の他、英会話の実践的なトレーニングにつながったことが確認できた。また、タンジュンプラ大学の学生からは、「オンライン参加でもそこにいるような雰囲気を感じた」「日本の文化を学べた」などの感想があった。

DKTではオンラインでも国際交流ができることが確認できたとともに、日本人学生にとっては実践的な英語のトレーニングになった。この2年間、学生が海外と往来する機会を作ることはできなかったが、2022年度は、何らかの形で学生の派遣や受入が実現することを期待している。台湾の各大学との交流も一層活発になるよう努力したい。

參與學生的感想
【高知大學地區合作學部3年生 久保葵紗】
雖然我來自高知縣,但我幾乎不曾去過黑潮町。實際訪問當地後,我發現黑潮町是個擁有豐富大自然又充滿活力的城鎮。鰹魚新鮮美味,從浩瀚太平洋製作出的天日鹽,讓人感受到製鹽師傅的熱誠。儘管黑潮町是估計會發生全日本最高海嘯的地區,但當地居民友善又堅毅的特質,讓大家以零犧牲者為目標,團結防災。
我們透過DKT向外國學生介紹黑潮町的魅力。我們熟悉的事物,在外國學生眼裡卻顯得新鮮又有趣,讓我留下深刻的印象。生長的國家不同,文化和想法也會有差異。透過交流,參與的學生和外國學生的價值觀交匯,更加理解彼此。
透過這一年來的活動,我發現用英文交談的重點,其實在於自己的心境,與詞彙多寡無關。只要懷抱「想透過溝通更理解對方」、「想更理解多方」的純粹想法,彼此就能順利溝通。我認為跟不同語言的人交談、加深交流相當有趣,也能拓展自己的世界觀。我將來想繼續把英語當作溝通的方法之一,與各式各樣的人交流。

【高知大學人文社會科學部2年級生 Nurain Syafiah binti Redzuan(馬來西亞留學生)】
DKT的目的是與外國學生共享不同地區和文化的特色,這個活動不僅對我帶來莫大的影響,也讓我思索母國與參與者國家的相似處與相異處。這是我第一次從頭開始企劃和推行這樣的活動,我學到許多新事物,相當開心。
實際走訪黑潮町,讓我留下永生難忘的回憶。黑潮町依山傍海,受到大自然包圍,光是置身其中就讓我感到神清氣爽。我這次學習製作了日本傳統和紙,以及活用大自然資源的天日鹽。我認為這是能幫助宣傳當地的好方法。當地製作和紙與天日鹽的人手不足,製作過程對長者而言也相當辛苦,為了讓年輕世代能夠理解和紙的藝術性,學習感謝大自然賦予的恩惠,我認為有必要讓他們親身體驗這樣的活動。
T恤藝術展也是很好的獨創概念。由於是把海邊打造成展示藝術的「美術館」,不需要花費材料或人力,可以節省費用。我認為其他地方也該導入這樣的概念。此外,每件T恤上的藝術都富有含意,我相當喜歡。
最後,實際參與鰹魚半敲燒的加工過程,也是相當寶貴的經驗。只有在海產資源豐富的黑潮町,才能進行這樣的體驗。高知縣一定還有其他擁有特色和魅力的地方,我也希望能去造訪看看。

【印尼・丹戎布拉大學經濟商業學部4年級生 Ariesti Dwi Damayanti】
DKT Project was created not only so that Tanjungpura University students can get to know more about Kochi and Japanese culture, this program also aims to introduce Japanese culture to all of the international students. In my opinion, this program is very useful and suitable to be able to learn Japanese culture and make friends with Kochi University students, especially for us as online exchange students. I was confused how this program would work at first, but it turned out that after several meetings and activities with the Japanese students, the result was very satisfying and beyond my expectation.
Activities such as making traditional Japanese paper (washi) and the T-shirt Art Exhibition at Seaside Gallery were very interesting. Although the activities were online, I could feel the atmosphere of being there. I also learned a lot about how to make washi paper as well as its brief history. Details such as the difficulty level and the texture of skin wood helped me imagine how to make washi paper. This was followed by the T-Shirt Art Exhibition where I was also able to feel the atmosphere, which is windy and cold.
After the division of tasks of the presentation team was decided, I felt that we were very close to the Kochi University students, and it was as though I was right there. I’m very lucky to have met these who are kind and very friendly. They were very easy to work with despite our busy schedules. The thing that makes me a little disappointed is when the design process did not meet expectations. Our design team hoped that the final design would better match what was discussed. But everything went smoothly in the end because the Japanese friends were very supportive and helped each other. This is what I can really feel being a member of the project team.
On both days of the presentation, it was very satisfying although I was a little surprised by the difference between the number of real participants who attended and those who registered in advance. However, the smaller group work made us feel even warmer and closer. Anyway, everything went smoothly because everyone effectively carried out their respective roles. We got to know that the participants enjoyed themselves, we joked around, and exchanged thoughts about culture. My suggestion is that Kochi University should make more programs like this because it was very fun and useful. In addition, maybe you can tuck in to learning a little Japanese and have fun with games and activities. Other than that, everything was simply awesome - it just takes a little time getting used to being online.

受講生の感想
【高知大学地域協働学部3年生 久保葵紗】
 私は高知県出身でありながら、黒潮町へ行った経験がほとんどありませんでした。実際に訪れてみると、黒潮町は自然豊かで活気あふれる町だということが分かりました。鰹は新鮮で美味しく、広大な太平洋から作り出される天日塩には職人の情熱を感じることができます。現地の人達はとてもフレンドリーで、たくましさもありました。こういった気質は、日本で最も高い津波が想定されていても諦めるのではなく、犠牲者ゼロを目指し地域一丸となって行っているレベルの高い防災に表れているのだと思いました。
 DKTでは、外国人学生に黒潮町の魅力を紹介しました。私たちに馴染み深いものが、外国人学生にとっては新鮮で面白いものだという印象を受けました。国が違うと文化も考え方も違います。交流することによって運営学生と外国人学生の両方の価値観がほぐれ、相互の理解が深まりました。
 今回1年間の活動を通して気づいたことは、英語で会話するために重要なことは気持ちだということです。語彙力の多さなどはあまり関係なく、コミュニケーションを通してもっと相手の人のことを知りたい、理解を深めたいという純粋な気持ちさえあれば意思疎通を図ることができることが分かりました。言語が異なる人と会話し交流を深めることは楽しいし、自分の中の世界が広がります。これからも英語をコミュニケーションの手段の1つとして使い、様々な人と交流していきたいと思います。

【高知大学人文社会科学部2年生 Nurain Syafiah binti Redzuan(マレーシア留学生)】
 DKTは、自分が住むところとは異なる場所や文化のユニークさを外国人学生と共有することができるので、私自身に大きな影響を与えるとともに、自分の国と他の参加者の国との類似点や相違点を考えるようになりました。また、こうしたプログラムを一から企画・実施するのは初めてだったので、そこからも新しいことをたくさん学ぶことができ、とても楽しかったです。
 実際に黒潮町に行ったことは、忘れられない思い出になりました。黒潮町は海や山などの自然に囲まれ、そこにいると本当に清々しい気持ちになります。今回、日本の伝統である和紙や自然を活かした天日塩の作り方を学びましたが、こうしたことは、この場所をより多くの人に知ってもらうためには、良い方法であると思います。和紙作りも天日塩作りも人手不足で、特に高齢者には大変な作業ですが、若い世代にも和紙の芸術性を理解してもらい、自然の恵みに感謝することを学ぶために、このような場に触れることは必要であると感じました。
 Tシャツアート展は本当に素晴らしい独創的なコンセプトだと思います。海辺をアートギャラリーにした「美術館」なので、材料も人の力もかからず、お金の節約にもなります。このようなコンセプトは、他の場所でも取り入れるべきだと思います。また、それぞれのTシャツに描かれたアートにも意味があり、とても気に入っています。
 最後に、鰹のたたきの加工の仕方を実際に体験できたのはとても貴重でした。まさに海産資源に恵まれた黒潮町ならではの体験であり、高知県にはまだまだ他にもその場所の特徴や魅力があると思いますので、ぜひ他の場所にも行ってみたいです。

【インドネシア・タンジュンプラ大学経済ビジネス学部4年生 Ariesti Dwi Damayanti】
DKT Project was created not only so that Tanjungpura University students can get to know more about Kochi and Japanese culture, this program also aims to introduce Japanese culture to all of the international students. In my opinion, this program is very useful and suitable to be able to learn Japanese culture and make friends with Kochi University students, especially for us as online exchange students. I was confused how this program would work at first, but it turned out that after several meetings and activities with the Japanese students, the result was very satisfying and beyond my expectation.
Activities such as making traditional Japanese paper (washi) and the T-shirt Art Exhibition at Seaside Gallery were very interesting. Although the activities were online, I could feel the atmosphere of being there. I also learned a lot about how to make washi paper as well as its brief history. Details such as the difficulty level and the texture of skin wood helped me imagine how to make washi paper. This was followed by the T-Shirt Art Exhibition where I was also able to feel the atmosphere, which is windy and cold.
After the division of tasks of the presentation team was decided, I felt that we were very close to the Kochi University students, and it was as though I was right there. I’m very lucky to have met these who are kind and very friendly. They were very easy to work with despite our busy schedules. The thing that makes me a little disappointed is when the design process did not meet expectations. Our design team hoped that the final design would better match what was discussed. But everything went smoothly in the end because the Japanese friends were very supportive and helped each other. This is what I can really feel being a member of the project team.
On both days of the presentation, it was very satisfying although I was a little surprised by the difference between the number of real participants who attended and those who registered in advance. However, the smaller group work made us feel even warmer and closer. Anyway, everything went smoothly because everyone effectively carried out their respective roles. We got to know that the participants enjoyed themselves, we joked around, and exchanged thoughts about culture. My suggestion is that Kochi University should make more programs like this because it was very fun and useful. In addition, maybe you can tuck in to learning a little Japanese and have fun with games and activities. Other than that, everything was simply awesome - it just takes a little time getting used to being online.

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