日本

社區導向學習線上功能活用案例集

地域連携型教育における オンライン活用事例集
方案推動與歷程分享 ( プログラム&プロセス紹介 )
學校(学校) | 龍谷大學(龍谷大学) 作者(著者) | 龍谷大學政策學部(龍谷大学政策学部)、社區協働綜合中心(地域協働総合センター)
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龍谷大學獲選『鄉校合作大學』促進事業[發展型],與京都文教大學一同推行「伏見社區導向學習課程-整座城市都是你的校區(互相學習社區)-」的計畫。
隨著新冠疫情蔓延,許多大學改採線上教學授課,難以外出進行野外實察,學生與當地居民交談的機會減少。在這樣的狀況下,我們運用線上功能,有效推行區域合作形式的學習方式。我們的目標是讓綜合線上與實地的混合型授課常態化,為了累積各種訣竅與經驗,製作這份線上功能活用案例集。

龍谷大学は、京都市の「学まち連携大学」促進事業[発展型]に採択され、京都文教大学と共に「伏見をフィールドにした地域連携型教育プログラムの展開 - まちぐるみキャンパス(学び合いのコミュニティ)の深化 -」に取り組んでいます。
新型コロナウイルスの蔓延により、多くの大学ではオンライン授業に切り替えてフィールドワークに出ることが難しくなり、学生が地域の方と話す機会も減りました。しかしこのような状況下でも、オンラインを効果的にとりいれた地域連携型の学びが展開されています。オンラインと対面を組み合わせたハイブリット型授業の定着をめざし、さまざまな工夫や経験を蓄積するためにオンライン活用事例集を作成しました。


目次
刊登案例
#01 線上廣播錄音指導
#02 在高大姊妹校合辦課程中活用線上功能
#03 為了在新冠疫情下進行社區交流/社區調査,活用線上功能
#04 在野外實察中活用線上功能
#05 把虛擬野外實察當作事前學習
#06 社會創業家培育課程「虛擬野外實察」
#07 串聯各社區的線上演講會
#08 為了在新冠疫情下進行社區交流/社區調査,活用線上功能(外國)
#09 農家晚餐、工作坊(從日義經驗思考永續農業與鄉村社區~)

もくじ
掲載事例
#01 オンラインラジオ収録指導
#02 高大連携授業におけるオンラインの活用
#03 コロナ禍の地域交流 / 地域調査のためのオンライン機能の活用
#04 フィールドワークにおけるオンラインの活用
#05 事前学習としてのバーチャルフィールドワーク
#06 社会起業家育成プログラム「バーチャルフィールドワーク」
#07 地域と地域がつながるオンライン講演会
#08 コロナ禍の地域交流 / 地域調査のためのオンライン機能の活用(海外)
#09 ファーマーズディナー・ワークショップ(持続可能な農業と農村コミュニティを考える ~日伊の経験を通じて)

#01 線上廣播錄音指導
Project:京都文教大學_計畫科目(社區)_【京丹後魅力宣導班】
Respondent By:京都文教大學_全校共同科目_小林 大祐 講師
Tool:PC/網路攝影機/大型液晶螢幕/單指向麥克風6支/麥克風線6條/桌上麥克風架6個/多軌錄音機(MTR)/防止飛沫用隔板6個

#01 オンラインラジオ収録指導
Project:京都文教大学_プロジェクト科目 ( 地域 )_【京丹後の魅力発信クラス】
Respondent By:京都文教大学_全学共通科目_小林 大祐 講師
Tool:PC / Web カメラ/大型液晶モニタ/単指向マイク 6台/マイクケーブル 6 台/卓上マイクスタンド 6 台/マルチトラックレコーダー(MTR)/飛沫防止用パーティション 6 台

我們往年會到京丹後市進行考察並舉辦集訓,並於最後一天前往廣播電台製作節目及錄音。受到疫情影響,我們沒辦法再進行這樣的活動。因此,我們透過Google meet接受線上節目「製作」指導,並在學校進行錄音,將錄音檔寄到廣播電台後,請對方進行「編輯」,以完成節目製作。此外,我們過去把製作廣播節目當成所有學生的最後一個作業,基於這次是初次嘗試線上方式,我們依照學生意願,選出6名「廣播組」的學生,並讓其他10名學生分成兩組,製作其他作業。

例年は京丹後市をフィールドに合宿型で実施し、最終日にラジオ局で番組を制作、収録することになっているが、コロナ禍でその方法をとることができなかった。そのため、「制作」の指導は Google meet でオンライン指導、「収録」も本学で行い、後日録音データをラジオ局へ送り、それを基に「編集」をしていただき、「番組」を完成させた。なお、例年は最終課題として全員にこれを課していたが、今回は初めての試みということもあり、学生たちから希望を聞いた上で「ラジオ班」を 6 名選抜し、残りの 10 名も 2 班に分けて別の課題を課した。

圖:在京都文教大學與京丹後市內的廣播電台連線錄製廣播節目
圖:京都文教大学から京丹後市内のラジオ局と Google Meet で中継を結びながらのラジオ番組収録

活動中獲得的效果:
我們藉由此活動發現,就算不在「廣播電台」,只要器材與環境達到一定條件,就能錄製廣播節目。事實上,我們聆聽後來播放的節目時,感覺跟疫情前錄製的節目沒有太大差異。
製作過程有缺失時,對方能直接進行指導,這也是「成功」的原因之一。

取り組みから得られた効果:
「ラジオ局」では無くても、機材と環境など一定の条件を確保すれば番組制作、収録は可能と言うことが実証された。事実、後日放送された番組を聴いても、コロナ禍以前のものとさほど大差があるようには感じられなかった。
また、収録時もラジオ局側とオンラインで繋がっており、不備があれば直接指導を受けられたことも「成功」した理由の一つである。

今後須改進之處與課題:
打造錄音的「環境」很耗費時間與工夫。舉例來說,將6支麥克風連接MTR時,需要時間連接線路,為了不要錄到「雜音」,必須關掉冷氣和換氣扇,留意日常生活中不會注意到的細節。再加上錄音時必須暫時打造出「密室」、為了讓聲音聽起來清楚,學生必須取下口罩等,在疫情時實施這種活動,必須相當注意防疫對策。

今後の改善点や課題:
収録の「環境」を作るのに時間と手間がかかった。例えば、マイク 6 本を MTR に接続するにあたりケーブルの配線に時間を要したり、「雑音」が入らないようにエアコンや換気扇を切ったりするなど日常では気にならないことへの配慮が必要だった。そもそも収録にあたっては一時的に「密室」を作らなければならなかったり、声をはっきりさせるためにマスクを外したりと、コロナ禍で実施する時は感染防止対策にも相当の配慮が必要になる。

#02 在高大姊妹校合辦課程中活用線上功能
Project:龍谷大學政策學部_伏見CBL演習
Respondent By:龍谷大學政策學部_井上 芳恵 准教授
Tool:筆記型電腦/網路攝影機/麥克風、喇叭系統/投影幕/Zoom

#02 高大連携授業におけるオンラインの活用
Project:龍谷大学政策学部_伏見 CBL 演習
Respondent By:龍谷大学政策学部_井上 芳恵 准教授
Tool:ノートパソコン/ Web カメラ/マイク・スピーカーシステム/スクリーン/Zoom

龍谷大學學生每年都會與姊妹校京都府立京都SUBARU高中3年級學生,進行約6次的合辦課程。受到政府發布緊急事態宣言的影響,首次無法進行實體合辦課程的2021年9月28日,我們活用線上功能,讓學生一起上課,認識彼此,進行雙方介紹活動等授課交流。
在參與社區活動方面,我們與京都文教大學的老師和學生會面,進行資訊交流和學習等。經過交流後,在10月24日的社區活動上,我們發放了傳達社區魅力、介紹各校努力成果的傳單。

連携校である京都府立京都すばる高校3年の生徒と龍谷大学の学生による合同授業を年約 6 回開催している。緊急事態宣言下で対面による合同授業を開催できなかった初回の2021 年 9 月 28 日は、オンラインを活用した合同授業・顔合わせを実施し、双方の活動紹介等の授業交流を行った。
また、地域行事への参加にあたって、京都文教大学の教員・学生と顔合わせ、情報交流、学習等を行った。これらの交流を経て 10 月24 日の地域イベントでは、地域の魅力の発信と各校の取組等を紹介するリーフレットを発行・配布した。


活動中獲得的效果:
疫情期間(特別是政府發布緊急事態宣言、防止疫情蔓延重點措施期間),每間學校對於實施野外實察、與校外人士交流的方針各有差異。儘管有段時間無法舉辦實體交流活動,但活用線上功能舉辦合辦課程,即能做出臨機應變的處置,也能縮短移動時間。此外,把線上交流時間設定為30分鐘到1小時左右,並安排在平時的課程中,就可以利用剩餘時間,在交流和學習之餘進行活動和工作。

取り組みから得られた効果:
コロナ禍(特に緊急事態宣言、まん延防止等重点措置期間)において、フィールドワークの実施、学外関係者との交流の可否に各校で差があった。対面による交流が実施できない時期があったが、オンラインを活用した合同授業によって、臨機応変に対応することが可能となり、移動時間等も削減できた。また、オンラインによる交流の時間を 30 分~ 1 時間程度に設定して通常の授業時間の中に組み込
むことで、残りの時間で交流・学習を踏まえた活動や作業等を実施することが可能となった。

今後須改進之處與課題:
即使是採取線上形式的講座或資訊提供(講課形式),也能藉由對話型互動(徵求意見和感想等)。讓學生實際參加與聽講。但聽眾發言時,無線麥克風的聲音難以傳達給線上的講者,這是目前面臨的問題。遇到此狀況,需要由教師等人幫忙轉達發言內容。
在各校的教室進行線上直播時,代表者在個人電腦(攝影機)前進行演說,另一方聆聽。不容易看到雙方參加者的表情,容易變成單方面的報告。

今後の改善点や課題:
オンライン相手からのレクチャー・情報提供のような場(講義形式)の場合でも、対話型の投げかけ(意見や感想を求めるなど)を行うことで、受講生は主体的な参加・聴講が可能となる。フロアから発言する際に、ワイヤレスマイクの音がオンライン先に届きにくいなどの課題があり、発言内容を教員等が再度オンライン相手に伝えるなどの工夫が必要となる。
各校の教室同士をオンラインで中継する場合には、代表者が PC(カメラ)の前で発表等を行い、それを先方が視聴することとなるが、双方参加者の表情等はわかりづらく、一方的なプレゼンテーションになりがちである。

#03 為了在新冠疫情下進行社區交流/社區調査,活用線上功能
Project:龍谷大學政策學部_政策實踐、探究演習(海外)_南京PBL
Respondent By:龍谷大學政策學部_金 紅實 準教授
Tool:筆記型電腦/攜帶式喇叭&麥克風/教室設置的喇叭/Zoom

#03 コロナ禍の地域交流 / 地域調査のためのオンライン機能の活用
Project:龍谷大学政策学部_政策実践・探究演習 ( 海外 )_南京 PBL
Respondent By:龍谷大学政策学部_金 紅実 准教授
Tool:ノートパソコン/ポータブルスピーカー&マイク/教室に設置されたスピーカー/ Zoom

受到疫情影響,學生無法親自前往當地訪問,進行社區交流和社區調査,因此我們活用了線上功能。
① 滋賀縣農政課職員的線上教學
解說滋賀縣過去推行的魚之搖籃水田計畫等,包括環境保全型農業在內的琵琶湖系統構築政策。
② 請滋賀縣野洲市須原地區的Seseragi之鄉負責人進行線上教學
作為滋賀縣推行魚之搖籃水田計畫的實施據點之一,從現場從業人員的角度,解說事業結構和社會性背景、經緯和社區面臨的課題。
③ 京丹後市大宮町三重、森本地區居民舉辦線上交流會
請這兩個地區進行社區特產品開發的女性組織成員,基於從業者的角度闡述地區社會的傳統飲食文化繼承與發掘、講究開發和銷售無農藥物產品的課題,並回答學生的問題。

コロナ禍で地域交流や地域調査のための地域訪問ができない中で、オンライン
機能を活用した。
①滋賀県農政課職員のオンライン講義滋賀県が取り組んできた魚のゆりかご水
田プロジェクトなど環境保全型農業を含む琵琶湖システムの構築に向けた政策取り組みをレクチャーしてもらった。
②滋賀県野洲市須原地区のせせらぎの郷の代表者によるオンライン講義滋賀県が推進している魚のゆりかご水田プロジェクトの実施拠点の 1 つとなっている地域の取り組みを、現場の当事者の視点から、事業の仕組みや社会的な背景、
経緯、そして地域が直面している課題を説明してもらった。
③京丹後市大宮町三重・森本地区の住民とのオンライン交流会両地区の女性から構成される地域特産品開発に取り組んでいる女性グループの活動を、当事者の目線から地域社会の伝統的な食文化の継承と発掘、無農薬にこだわる物産品開発 / 販売における課題を語ってもらい、学生の質問に答えた。

圖:滋賀縣農政課職員針對「漁業與農業交織構築的琵琶湖系統」進行線上演說
圖:滋賀県農政課職員による「漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」のウェブ講演

活動中獲得的效果:
• 用線上方式體驗社區訪問和社區交流,達成一定程度的交流目的和調查目的。
• 縮短雙方為了交流的移動時間。
• 解決交通移動和社區住宿等伴隨的經費問題,得以節約經費。
• 讓接納學生訪問的社區減輕一定程度的負擔。

取り組みから得られた効果:
・地域訪問や地域交流をオンラインで体験
 し、ある程度の交流目的、調査目的を達
 成した。
・双方の交流のための移動時間の短縮がで
 きた。
・交通移動や地域宿泊などに伴う経費問題
 の解決、経費の節約につながった。
・学生の地域訪問にための地域の受け入れ
 負担を一定程度軽減できる。

今後須改進之處與課題:
除了教師之外,還需要專屬處理線上器材的工作人員在場。儘管教師可以在一定程度下操作器材,但器材的調整和事先準備工作會造成教師的負擔,影響本來該專注的教學活動和教育效果。

今後の改善点や課題:
教員以外に専属のオンライン機材対応のスタッフが不可欠であること。教員はある程度の機材の活用ができるものの、それ以上の機材調整や事前準備などで負担を感じる。教員が本来専念すべき教学活動や教育効果にも影響が出る場合がある。

#04 在野外實察中活用線上功能
Project:龍谷大學政策學部_伏見CBL演習
Respondent By:龍谷大學政策學部_井上 芳恵 准教授
Tool:筆記型電腦/網路攝影機/麥克風、喇叭系統/投影幕/收音麥克風、喇叭/隨身路由器/Zoom

#04 フィールドワークにおけるオンラインの活用
Project:龍谷大学政策学部_伏見 CBL 演習
Respondent By:龍谷大学政策学部_井上 芳恵 准教授
Tool:ノートパソコン/ Web カメラ/マイク・スピーカーシステム/スクリーン/集音マイク・スピーカー/ポケット wifi / Zoom

我們往年會前往伏見區役所,聆聽社區關係人士的意見。政府發布緊急事態宣言後,我們無法前往當地訪問。於是用線上方式請伏見區役所進行講座(5月6日全員線上參加),以及學生報告提案、意見交換的活動(6月3日於區役所和講課教室)。
工作人員事先前往伏見區和區役所附近拍攝影片,製作簡單影片教材,並適當活用『鄉校合作大學』促進事業中開發的線上內容,取代野外實察。

學生於7月、11月實地造訪考察地點,聽取社區關係人士的意見時,由於有學生請病假,我們也線上直播現場狀況。

例年は伏見区役所、地域関係者へのヒアリングを実施しているが、緊急事態宣言下で訪問できなかった。伏見区役所によるレクチャー(5月 6 日全員オンライン参加)や学生からの提案発表・意見交換(6 月 3 日区役所と講義教室)
を実施した。
フィールドワークの代わりに、スタッフが事前に伏見区内・伏見区役所近辺を撮影して簡易な動画教材を作成したり、「学まち連携大学」促進事業で開発したオンラインコンテンツを適宜活用した。

7 月、11 月に実施した地域関係者へのヒアリングは、受講生も現地に訪問できたが、体調不良等による欠席者のためにオンラインによる中継を行った。


活動中獲得的效果:
為了因應疫情擴大(特別是政府發布緊急事態宣言、防止疫情蔓延重點措施期間),必須採取臨機應變的對應方式。我們活用線上功能,徹底使用線上教學方式、在教室與社區關係人士直播,或是在野外實察時為缺席者直播等,使用各種方式進行意見聆聽和交流,疫情結束後,期待能在需要時活用線上方式。此外,我們活用影片教材當作線上內容。往年進行野外實察時,社區關係人士會進行相同內容的講座,只要把該內容製作成影片,就能當作事前學習的教材,使學生實際進行意見聆聽等活動時,能在掌握基礎情報下,進行調查等。

取り組みから得られた効果:
コロナ禍の感染拡大状況(特に緊急事態宣言、まん延防止等重点措置期間等)に応じて、臨機応変な対応が求められるが、完全オンライン、地域関係者と教室との中継、フィールドワーク現地と欠席者との中継等、オンラインを活用することで、ヒアリングや交流の形式に様々なバリエーションを持つことができ、コロナ禍以降も必要に応じて活用が期待される。また、オンラインコンテンツとしてビデオ教材を活用することで、例年フィールドワークにて現地に行き、地域関係者から同じ内容についてレクチャーしていただいていた部分を、事前学習として取り組むことができるため、実際にヒアリング等行う際には、基礎的な情報を踏まえた調査等を実施することが可能となる。

今後須改進之處與課題:
若社區關係人士能採取線上方式,我們就能輕鬆使用完全線上課程,或是在教室直播等方式授課,若對方如果無法處理,工作人員就必須到場幫忙直播。此外,為缺席野外實察的學生進行直播時,在考察地點進行活動和直播十分耗費工夫,需要派多位工作人員到場支援。

今後の改善点や課題:
地域関係者がオンライン対応できる場合には、完全オンライン、教室との中継等も容易にできるが、対応できない場合には、スタッフが現地に行き、中継を行う必要がでてくる。また、フィールドワークの欠席者に対して中継する場合にも、現地での運営と中継に手間がかかるため、運営において複数体制が求められる。

#05 把虛擬野外實察當作事前學習
Project:龍谷大學政策學部_政策實踐、探究演習(國內)_洲本計畫
Respondent By:龍谷大學政策學部_石倉 研 講師
Tool:筆記型電腦/iPad/麥克風&喇叭系統/投影幕/廣角相機兼麥克風/攜帶型喇叭/行動電源/手機網路共享功能/機材運搬用台

#05 事前学習としてのバーチャルフィールドワーク
Project:龍谷大学政策学部_政策実践・探究演習 ( 国内 )_洲本プロジェクト
Respondent By:龍谷大学政策学部_石倉 研 講師
Tool:ノートパソコン/ iPad /マイク & スピーカーシステム/スクリーン/広角カメラ兼マイク/モバイルスピーカー/モバイルバッテリー/スマートフォンデザリング機能/機材運搬用台

往年的6~7月,我們會訪問合作的社區,訪談當地居民,但受到疫情影響,現在無法實地造訪,因此我們舉行「虛擬野外實察」作為事前學習。分別在2021年5月20日、5月27日、6月10日舉辦3次考察活動,在大學教室和洲本市的合作社區連線,活用線上視訊進行雙向授課。使用視訊拍攝當地畫面,介紹過去的活動。學生和居民也利用時間討論今年度的活動。

例年は 6 ~7月に連携地域を訪問して住民の方から話を聞くがコロナ禍で行けないため、事前学習として「バーチャルフィールドワーク」を行った。2021 年 5 月 20 日、5月 27 日、6 月 10 日の計 3 回、大学の教室と洲本市の連携地域をつなぐ双方向授業にオンラインを活用した。地域の様子をカメラで映しながら、これまでの活動を紹介した。質疑応答では、学生と住民が今年度の活動について話し合った。


活動中獲得的效果:
雖然只是採用虛擬方式,但能有效代替一般的野外實察。在教室中播放直播,讓學生彷彿置身戶外的感覺很不錯。但是教室裡的反應不太熱烈,對於考察地點的參加者來說,可能稱不上有效果。有必要設法提升雙方的參與感。考察地點的參與者,面對鏡頭時,漸漸變得像是在電視前接受訪問。

取り組みから得られた効果:
バーチャルではあるが、通常のフィールドワークの代わりとして有効だった。野外からの中継を教室に映すことで、学生にはリアル感が伝わり良かった。しかし、教室のリアクションが薄いので、現地参加者にとって効果的とは言いにくい。一方通行ではなく双方向と感じられる工夫が必要。現地参加者は、テレビ局の取材を受けるような感覚でカメラの前で対応できるようになりつつある。

今後須改進之處與課題:
比想像中還要費工夫,尤其是對合作地點的人來說,人手和技術層面都造成莫大的負擔。在戶外行走時,畫面會搖晃,可能需要使用運動相機。對於考察地點的參加者來說,雖然我希望讓他們清楚確認大學的狀況,但很難準備視認性佳的顯示器。戶外大風大雨時,也難以進行直播,畢竟電子器材不耐潮濕。手機沒有訊號的地點也不能直播,必須事先確認通訊狀況。

今後の改善点や課題:
思 っ た 以 上 に 手 間 が か か り、と く にフィールド側の人手や技術面の負担が大きかった。野外を歩く時に画像が揺れるので、アクションカメラが必要かもしれない。現地参加者には、大学側の様子を同時に見てもらえたほうが良いが、そのような視認性の高いモニターを準備することが困難。風雨が強いと野外中継は非常に困難で、電子機器は水に弱い。スマートフォンが圏外となる場所では中継できない。通信状況は事前チェックが必須。

#06 社會創業家培育課程「虛擬野外實察」
Project:龍谷推廣中心(REC)_社會創業家培育課程
Respondent By:Ryukoku Extension Center_深尾 昌峰 教授
Tool:個人電腦/Zoom/智慧型手機/線上攝影機/穩定器/影像擷取卡/Bluetooth喇叭麥克風/Wi-Fi路由器/照明/攝影機固定夾

#06 社会起業家育成プログラム「バーチャルフィールドワーク」
Project:龍谷エクステンションセンター (REC)_社会起業家育成プログラム
Respondent By:Ryukoku Extension Center_深尾 昌峰 教授
Tool:PC / Zoom /スマートフォン/ビデオカメラ/ジンバル/キャプチャーカード/ Bluetooth スピーカーマイク/ Wi-Fi ルーター/照明/ビデオカメラ用
グリップ

邁向「不丟下任何人」的永續社會,考慮身邊的社會問題,以靠商業手法解決為目標的「社會創業家培育課程」,從2020年度開始開班授課。
受到新冠病毒影響,在面臨難以進行野外實察的狀況下,我們設法讓學生更貼近現場的氛圍,讓學生實施線上「虛擬野外實察」。

“誰一人取り残さない” 持続可能な社会に向けて、社会問題を身近なところから考え、ビジネスの手法での解決を目指した「社会起業家育成プログラム」を 2020 年度から開講している。
新型コロナウイルスの影響により実地でのフィールドワークが困難となった中、現場の雰囲気をより実地に近い形で学生が体験することはできないかと考え、学生がオンラインで フ ィ ー ル ド ワ ー ク を す る「バ ー チ ャ ルフィールドワーク」を実施した。


活動中獲得的效果:
導入虛擬野外實察後,可以促進參加者的學習動機,提升學習(教育)效果。我們不只是讓學生觀看影片,而是讓他們在參與時能即時感受到一體感與投入感。此外,學生也能透過線上聊天在關鍵時刻詢問問題和給予回應,促進每位學生實際參與活動,而不只是坐著聆聽。
在實體課程進行野外實察時,也能體驗到減少地理、時間和預算制約的社會問題現場體驗。

取り組みから得られた効果:
バーチャルフィールドワークを導入することで、学習(教育)効果が向上した点として、参加者のモチベーションが向上したことが挙げられる。ただ動画を視聴するのではなく、リアルタイムで一体感と没入感を持ち参加できるようにした。また、チャット上の受講者間のやり取り、要所要所で質問やレスポンスを受けることができる形式にしたことで、個々の学生がただ参加するのではない主体的な参画を促すことが可能となった。
また、対面授業としてフィールドワークをする際には、地理的・時間的・予算的制約を低減した社会課題現場の体験が可能となった。

今後須改進之處與課題:
實施遠端野外實察,與實際到訪當地獲取的資訊量仍有莫大差別。為了打造感受不出分隔兩地,彷彿待在相同空間的臨場感,進行交流的環境,以及即使待在兩個校區,參加授課時仍能感受到即時感與投入性的環境,我們正與其他部門合作進行相關規劃,日後也將繼續為達成這個目標作準備。

今後の改善点や課題:
遠隔でのフィールドワークの実施は可能になったものの、依然として現地に行くこととの情報量の差は大きい。離れていても同じ空間にいるような感覚でコミュニケーション可能な環境を構築し、異なるキャンパスに居ながら共時性や没入感を感じて授業に参加できる環境構築に関するプロジェクトを、他部署と連携しながら構築することとなったため、今後準備を進めていく。

#07 串聯各社區的線上演講會
Project:龍谷大學政策學部_政策實踐、探究演習(國内)_京丹後三重、森本計畫
Respondent By:龍谷大學政策學部_谷垣 岳人 准教授
Tool:個人電腦/Zoom

#07 地域と地域がつながるオンライン講演会
Project:龍谷大学政策学部_政策実践・探究演習 ( 国内 )_京丹後三重・森本プロジェクト
Respondent By:龍谷大学政策学部_谷垣 岳人 准教授
Tool:各自 PC / Zoom

作為先進案例,我們委託滋賀縣野洲市須原地區的社區領袖,為「魚之搖籃水田」企劃進行演說,並安排學生聽講。我們同時也安排本課程活動社區京丹後市大宮町的三重、森本里力推進協議會的成員參加。在問與答時間,不只學生參與詢問,活動社區實際製作稻米的農業從業者也積極提問,打造出交換意見的空間。

先進事例として、滋賀県野洲市須原地区の「魚のゆりかご水田」の取組に関す
る講演会を地域のリーダーの方に依頼し、学生が講演を聞いた。その際、活動地域である京丹後市大宮町の三重・森本里力推進協議会の方にも案内し、参加があった。質疑応答では、学生は勿論、地域で実際に米作りに取り組む農業者から活発な質問があり、意見交換の場を創出することができた。


活動中獲得的效果:
使用線上功能不只讓社區和學生能針對一個主題深入學習和討論,透過反覆嘗試後,我認為日後還能透過舉辦線上演講和研習會,串聯大學學生與各社區的生產者,創造出共享活動理念、傳達技術的機會。

取り組みから得られた効果:
地域と学生が 1 つのテーマで学習を深め、議論することができるだけでなく、こうした試行の積み重ねにより、オンライン講演会・研修会をすることにより地域の生産者と別の地域の生産者を大学(学生)がつなぎ、活動理念の共有、技術の伝達などの機会を創出することができる可能性を実感した。

今後須改進之處與課題:
大學員工必須到演講者的地方幫忙,或是雇用能到場幫忙的人員,只要能即時轉播現場畫面,就能提高臨場感。因此,目前的課題是雇用相關人員、研習攝影和轉播技巧。

今後の改善点や課題:
講演者側に大学スタッフが行く、または現地でサポートできる人材を確保するなどして、現場をリアルタイムに見せることができれば、よりリアリティが高まる。そのための人材確保、撮影・配信スキルの研修などが課題である。

#08 為了在新冠疫情下進行社區交流/社區調査,活用線上功能(外國)
Project:龍谷大學政策學部_政策實踐、探究演習(海外)_南京PBL
Respondent By:龍谷大學政策學部_金 紅實 準教授
Tool:VooV Meeting/筆記型電腦3台(加上學生每人攜帶一台)/超廣角相機/麥克風&喇叭2台/投影幕

#08 コロナ禍の地域交流 / 地域調査のためのオンライン機能の活用(海外)
Project:龍谷大学政策学部_政策実践・探究演習 ( 海外 )_南京 PBL
Respondent By:龍谷大学政策学部_ 金 紅実 准教授
Tool:VooV Meeting /ノートパソコン 3 台(加えて学生は各自1台ずつ)/超広角カメラ/マイク&スピーカー2 台/スクリーン

在受到疫情影響無法出國訪問的環境中,我們活用線上功能進行國際交流。
我們與南京大學金陵學院的老師和學生進行以下活動
① 事前學習成果報告與共享
② 以事前學習成果為教材,學生進行6次討論會。

コロナ禍で海外訪問ができない環境の中で、オンライン機能を活用した国際交流を行った。南京大学金陵学院の教員と学生による
①事前学習成果の発表と共有
②事前学習成果を教材に学生同士の討論会を 6 回にわたって行った。


活動中獲得的效果:
• 在難以實地訪問外國大學的狀況下,讓學生透過線上視訊方式,體驗國際交流,達成某種程度的交流目的與教學目的。
• 縮減雙方進行交流的移動時間。
• 解決交通移動和當地住宿伴隨的經費問題,得以節約經費。

取り組みから得られた効果:
・海外大学との現地訪問が難しい中でオン ラインによる国際交流を体験し、ある程度の交流目的と教学目的を達成した。
・双方の交流のための移動時間を短縮できた。
・交通移動や現地宿泊などに伴う経費問題の解決、経費の節約につながった。

今後須改進之處與課題:
除了教師之外,需要專門處理線上器材的工作人員。本年度有2名工作人員幫忙,使我們得以順利交流。如果只有1名教師處理,雖然可以進行一定程度的器材操作,但無法處理更深入的技術問題。沒有工作人員,教師必須事先準備器材、當天也要進行器材操作等,影響到本來該專注的教學活動和教育效果。

今後の改善点や課題:
教員以外に専属のオンライン機材対応のスタッフが不可欠であること。今年度は専属スタッフ 2 名の協力があったので、スムーズな交流ができた。教員 1 人で対応する場合、ある程度の機材の操作は可能だが、それ以上の技術的な対応ができないこと、そのための事前準備及び当日の操作などにより、教員が本来専念すべき教学活動や教育効果に影響があると感じた。

#09 農家晚餐、工作坊(從日義經驗思考永續農業與鄉村社區~)
Project:龍谷大學政策學部_政策實踐、探究演習(國內)_龜岡計畫
Respondent By:龍谷大學政策學部_大石 尚子 准教授
Tool:Zoom/筆記型電腦3台/iPad/投影幕/液晶投影機/大型顯示器/音響設備/義大利參加者準備個人電腦

#09 ファーマーズディナー・ワークショップ(持続可能な農業と農村コミュニティを考える ~日伊の経験を通じて)
Project:龍谷大学政策学部_政策実践・探究演習 ( 国内 )_亀岡プロジェクト
Respondent By:龍谷大学政策学部_大石 尚子 准教授
Tool:Zoom /ノートパソコン 3台/ iPad /スクリーン/液晶プロジェクター/大型モニター/音響設備/イタリアからの参加者は各自PC

在授課教師的研究區域義大利,為了解決農業與農村的問題,會舉辦名為「Contadinner」的活動(英文是Farmars dinner),讓平時不會交流的農業從事者互相認識、敞開心房。日本農村與山村的農業從事者,也面臨相同的課題。為了跨越國境進行交流、互相學習,龍谷大學、京都府龜岡市、義大利福賈大學、VAZAPP一同舉辦這個活動。本來預計要邀請義大利從業者實際來日本參與活動,受到疫情影響無法實現此目標,於是,約20位日方參加者和旁聽者,聚集在龜岡市政府內的開放空間,使用線上方式與義大利連線,聆聽義大利研究者和農業從業者的分享,日本農業從業者也親身體驗「為他人自我介紹」的工作坊,最後大家一起享受在地食材製作的便當。8名大學部學生也以活動工作人員的身分參加,學習活動舉辦方法。

担当教員の研究フィールドであるイタリアでは、農業・農村の課題解決に向けて、普段あまり交流しない農業者同士が知り合い、オープンマインドを得る「Contadinner」(英語で Farmars dinner)が実践されている。日本の農山村、農業者も同様の課題を抱えており、国境を超えて経験を交流し、学び合う
機会として龍谷大学、京都府亀岡市、イタリア・フォッジャ大学、VAZAPP の共催で開催した。本来はイタリアの実践者を日本に招へいし、対面で実施する予定であったが、コロナ禍により来日が叶わないため、イタリアとオンラインでつなぎ、日本では亀岡市役所内のオープンスペースで参加者、傍聴者、総勢約20 名が対面で参加した。イタリアから研究者、農業者のメッセージを受け、日本では農業者が他己紹介ワークショップを体験し、最後に地場産食材のお弁
当を楽しんだ。イベント運営スタッフとして 8 人学部学生が参加し、実施方法を学んだ。


活動中獲得的效果:
由於平時沒有機會獲得義大利農業從事者的資訊,這次對方能直接演講,成為吸引日本農業從事者參加的因素。平時幾乎沒有機會交流的農業從事者相聚一堂,彼此認識,使我們發現對於持續舉辦此類型活動的需求度高。就龜岡市政府來說,這樣的活動能促進擴大有機農業等環境保全型農業,也是解決農山村課題的開始,使我們確定下一年度將正式展開此活動。

取り組みから得られた効果:
なかなか情報を得ることができないイタリアの農業者から直接話が来てたことが日本の農業者にとって参加のインセンティブとなった。普段交流機会の少ない農業者が集まり、お互いを知ることができた。今後も継続的な開催へのニーズが高いことがわかった。亀岡市役所としても、有機農業等、環境保全型農業の拡大、農山村の課題解決の入り口として、次年度以降本格展開していく方向性が明確と
なった。

今後須改進之處與課題:
• 由於這次只是試辦,僅邀請限定成員參加,今後將提高活動的公開性
• 設法提升出席者的多樣性(各種食品系統相關行動者)
• 檢討在使用Zoom時如何控管主講者的時間
• 逐步口譯的時機、針對主題的專業性選擇口譯
• 如何將工作坊的狀況透過線上方式傳達給義大利方
• 需要熟悉Zoom共享畫面(將畫面顯示在當地的投影幕上、與Zoom出席者共享畫面、切換共有的應用程式等)的工作人員在場

今後の改善点や課題:
・今回は試行ということで限られたメンバーの 参加になったが、今後はより公開性を高めたい
・参加者の多様性(食料システムに関わる様々 なアクター)を高める工夫が必要・Zoom を利用していることもあり、登壇者の タイムキープの方法を検討する
・逐次通訳のタイミング、テーマに関する専門性を有した通訳の選定
・ワークショップの様子をいかにオンラインで イタリア側に伝えるか
・Zoom の画面共有(現地でのスクリーンへの 映写、Zoom 参加者との画面共有、共有する アプリケーションの切り替えなど)に慣れたスタッフの配置

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