2026年日台大学地方連携及び社会実践連盟首脳会議、 新実践国際シンポジウム及び大学横断型国際フォーラム合同開会式

2026-09-30 著者 / 国立台湾海洋大学
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台湾・日本から30を超える大学・高等教育機関から250名以上が参加 ― 高等教育、地方創生、USRにおける国際連携を推進 ―

日台大学地方連携及び社会実践連盟(以下「日台連盟」と略記)は、台湾と日本の大学間における学術交流と地域社会での実践活動を促進するため、教育、研究、産業振興など幅広い分野で連携を深めてきました。

2026年9月1日、国立台湾海洋大学海洋ホールにおいて「2026年日台大学地方連携及び社会実践連盟首脳会議、新実践国際シンポジウム及び大学横断型国際フォーラム」の合同開幕式が開催されました。

当日は、台湾と日本から30を超える大学・高等教育機関および関係学術・研究機関が一堂に会し、学生、教職員、研究者、実務家など250名以上が参加しました。国境を越えた共学、地方創生、大学の社会的責任(USR)の実践について、それぞれの経験や知見を共有するとともに、日台連盟会長校の正式な引き継ぎが行われました。

開幕式には、台湾の教育相(教育部長)である鄭英耀氏、日台連盟前会長・高知大学長の受田浩之氏、台湾国家科学技術委員会(NSTC)人文・社会科学研究推進部門長の黄俊儒氏、台湾教育部大学社会責任推進センター総括責任者代行の林秋芬氏らが来賓として出席し、挨拶を行いました。

台湾教育相の鄭英耀氏は、日台連盟がこれまで推進してきた国境を越えた共学と地域実践の成果を高く評価するとともに、今後も連盟のネットワークを通じて、大学の研究力や専門知識、若者の力を地域の発展を支える具体的な力へとつなげていくことへの期待を述べました。高知大学の受田浩之学長は、日台連盟の活動を通じて、台湾と日本の「地域と地域」を結ぶ連携や社会イノベーションが着実に生まれていることに触れ、今後さらに、両国の高等教育機関、若者、地域社会の間で交流と連携が深まることへの期待を示しました。

国家科学技術委員会(NSTC)の黃俊儒氏は、台湾と日本の山間部や沿岸部の地域が多くの共通した地域課題を抱えていることを指摘し、研究者と実務チームによる双方向の交流を通じて、地域振興の経験を共有するだけでなく、学術研究をより地域のニーズに即したものへと発展させることができると述べました。教育部大学社会責任推進センターの林秋芬氏は、日台連盟を通じて国境を越えた共学の仕組みをさらに充実させ、より多くの若者や研究の力が地域での実践につながることに期待を寄せました。

今回の開幕式における重要な行事の一つとして、日台連盟の会長校の引き継ぎ式が行われました。鄭英耀教育部長をはじめ、台湾・日本双方の関係者が見守るなか、高知大学の受田浩之学長から国立台湾海洋大学の許泰文学長へ、会長校としての役割が正式に引き継がれ、日台連盟は新たな連携段階へ移行しました。

日台連盟会長に就任した国立台湾海洋大学の許泰文学長は、日台連盟が従来の大学間交流から、大学・専門分野・国境を越えた「多対多」の共創ネットワークへと発展してきたと述べました。また、国立台湾海洋大学が会長校を引き継ぐにあたり、これまでの取り組みを継承しながら新たな発展につなげる責任を担い、台湾と日本の大学間・分野間の連携をさらに広げていくと表明しました。さらに、大学の社会的責任の理念を継承し、各加盟大学とともに、教育・研究の成果を地域の持続可能な発展につながる具体的な力へと変えていきたいとの考えを示しました。

開幕式では、長年にわたり台湾と日本の国際共創、大学の社会的責任、地域での実践活動に尽力してきた研究者および実務家を称える「日台連盟貢献賞」の表彰式も行われました。日台連盟会長である国立台湾海洋大学の許泰文学長と、副会長である信州大学の中村宗一郎学長が共同で表彰を行い、台湾と日本の交流、地方創生、USRの実践に長年にわたり貢献してきた19名に賞が贈られました。受賞者は、連盟加盟大学および関係学術・研究機関から推薦された方々で、国立台湾海洋大学、信州大学、国立暨南国際大学、高知大学、東海大学、千葉大学、国立成功大学、国立高雄科技大学、国立中山大学、台北医学大学、中央研究院などの機関から選出されました。今回の表彰は、台湾と日本の大学・機関による、大学や専門分野の枠を越えた長年の連携の成果を示すものとなりました。

今回の合同開幕式は、台湾と日本の高等教育機関が長年にわたり築いてきた連携と地域実践の成果を示すとともに、会長校の引き継ぎと貢献賞の表彰を通じて、大学間の協働、資源の共有、経験を継承していくという日台連盟の理念を改めて確認する機会となりました。

今後は、国立台湾海洋大学が会長校、信州大学が副会長校として、台湾と日本の各加盟大学が有する専門性や資源をつなぎ、それぞれの地域が抱える課題にともに向き合います。国境を越えた共学と地域での実践をさらに深化させ、台湾と日本の高等教育および社会実践における連携を、新たなステージへと進めてまいります。

図1台湾の教育相(教育部長)鄭英耀氏(左上)、日台連盟前会長・高知大学長の受田浩之氏(左下)、台湾国家科学技術委員会(NSTC)人文・社会科学研究推進部門長の黄俊儒氏(右上)、台湾教育部大学社会責任推進センター総括責任者代行の林秋芬氏(右下)が挨拶を行った

図2教育相(教育部長)鄭英耀氏の立会いのもと、台湾海洋大学が正式に「台日連盟」会長校を引き継いだ

図3信州大学の中村宗一郎学長(左)が、台湾海洋大学の許泰文学長(右)に「台日連盟貢献賞」を授与した
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