從在地蹲點到全球共創:台灣大學社會責任實踐的五年演化(2021-2025)

摘要:
根據 2021 至 2025 年的資料,台灣的大學社會責任(USR)實踐展現了從在地扎根到全球連結的清晰演化。 初期,各大學以跨領域團隊應對 COVID-19 疫情下的社會需求,奠定與社區合作的基礎,並開始關注高齡照護 、環境教育 、 產業創新等議題 。發展中期,大學的投入更具系統性,致力於建構可持續的運作模式。例如,國立成功大學將廢棄菱角殼轉化為高價值的「官田烏金」生物炭 品,打造地方循境經濟 ;國立臺灣海洋大學則導入日本「里海」概念,與卯澳漁村共創永續漁業 ;東海大學與國立暨南國際大學更將 USR 與地方中小學育 結合,發展出螺旋式課程與學習型城市,展現了長期陪伴的承諾 。
近年來,USR實踐進一步深化,呈現出兩大趨勢:
一是更細膩的人文關懷,如國立中山大學透過沉浸式展演,重新詮釋並撫慰「旗津女工船難」的歷史創傷 ,並與地方宮廟合作開設「八家將」文化體驗課程,破除社會污名 ;二是更緊密的國際合作,特別是與日本夥伴的共學共創。從高醫大(高科大)與高知大學合辦的國際競賽 ,到中山大學與龍谷大學的農村互訪課程 ,再到成功大學與千葉大學的高齡議題工作坊 ,臺日交流已從單向借鏡走向實質的協作與對話。這五年證明了台灣的大學不僅是地方創生的核心智庫與人才培育基地,更已成為連結在地文化與全球永續議題的關鍵平台。
要旨
2021年から2025年までのデータによると、台湾の大学における社会的責任(USR)の実践は、地域への定着から国際的な連携へと着実に進化しています。 初期段階では、各大学がCOVID-19パンデミックに伴う社会的ニーズに対応するため、分野横断的なチームを編成し、地域コミュニティとの協力基盤を築きました。この時期には、高齢者介護、環境教育、産業イノベーションなどの課題に焦点を当て始めています。中期に入ると、大学の取り組みはより体系的になり、持続可能な運営モデルの構築に注力しました。 たとえば、国立成功大学は廃棄されるヒシの実の殻を高付加価値の「官田烏金」バイオ炭製品へと転換し、地域循環型経済を生み出しています。 また、国立台湾海洋大学は日本の「里海」コンセプトを取り入れ、卯澳漁村と持続可能な漁業を共創しました。 さらに、東海大学と国立暨南国際大学は、USRを地域の小中学校教育と統合し、螺旋型カリキュラムや学習型都市を開発することで、地域への長期的な支援・協働を約束しています。
近年、USRの実践はさらに深化し、二つの主要な流れが見られます。
一つは、よりきめ細やかな人間的配慮です。国立中山大学は没入型パフォーマンスを通じて「旗津女工船難」の歴史的トラウマを再解釈し、癒やしの場を提供しました。また、地域の寺院と協力して「八家将」文化体験コースを開設し、社会的偏見を失くそうとします。もう一つは、より緊密な国際協力、特に日本のパートナーとの共同学習と共創です。高雄医学大学(または高雄科技大学)と高知大学が共催した国際コンペティション、中山大学と龍谷大学の農村相互訪問コース、成功大学と千葉大学の高齢者問題ワークショップなど、台湾と日本の交流は最初の日本経験の模倣から、実質的な協働と対話へと移行しました。この5年間は、台湾の大学が地方創生の中核的シンクタンクおよび人材育成拠点として機能すると同時に、地域文化とグローバルな持続可能性課題を結びつける重要なプラットフォームとなっていることを示しています。
前言:大學作為地方的共生夥伴-台灣 USR 實踐的五年演化
自 2017 年台灣教育部全面推動大學社會責任(University Social Responsibility, USR)計畫以來,大學的角色發生了根本性的轉變。它不再僅是知識傳承的象牙塔,而是轉變為與地方共生、共學、共創的關鍵行動者。本報告回顧並分析了 2021至 2025 年間,台灣 USR 計畫的發展軌跡與核心樣貌,尤其聚焦於與日本地方創生經驗的深刻互動。這五年,是一條清晰的演化路徑。我們看見大學的社會實踐,從初期應對在地需求的「點狀」投入,逐步發展為系統性的「框架」建構;從單向的服務提供,進化為與社區雙向的「價值共創」;從借鏡國際經驗,昇華為具備在地特色、又能與全球對話的「台灣模式」。
此歷程不僅回應了台灣自身的人口老化、產業轉型、文化失落等挑戰,也為台日雙方在地方永續發展的道路上,積累了豐富的對話資本與合作契機。本報告將逐年剖析其演變脈絡,從 2021 年的「奠基與適應」,歷經 2022 年的「系統化與模式建立」、2023 年的「網絡化與國際連結」、2024 年的「策略整合與全球深化」,最終來到 2025 年的「人文關懷與記憶共感」。透過此一梳理,我們期望能呈現台灣的大學如何走入真實世界,在泥土與汗水中,學習成為地方不可或缺的共生夥伴,並展望未來台日合作的無限可能。
はじめに、5年間の台湾におけるUSR実践:地域の共生パートナーとして
2017年に台湾教育部が大学の社会的責任(University Social Responsibility, USR)プログラムを本格的に推進して以来、大学の役割は大きく変化しました。大学はもはや知識を伝えるだけの象牙の塔ではなく、地域と共生し、学び合い、共創する重要な主体へと転じています。本報告書では、2021年から2025年にかけての台湾USRプログラムの発展とその核心的特徴を振り返り、とりわけ日本の地方創生の経験との深い相互作用に焦点を当てて分析します。この5年間は、台湾の大学における社会実践の明確な進化を示しています。大学の取り組みは、初期の地域ニーズに応える「点」的対応から、体系的な「枠組み」の構築へと着実に発展してきました。一方的なサービス提供から、コミュニティとの双方向的な「価値共創」へと深化し、国際経験の単なる模倣から、地域に根差しつつグローバルな対話を可能にする「台湾モデル」へと昇華しています。
この過程は、台湾が直面する人口高齢化、産業転換、文化の喪失といった課題への対応であると同時に、台湾と日本の双方が地方の持続可能な発展に向けて豊かな対話と協力の基盤を積み重ねる契機ともなりました。本報告書では、2021年の「基盤構築と適応」から始まり、2022年の「体系化とモデル構築」、2023年の「ネットワーク化と国際連携」、2024年の「戦略統合とグローバル深化」を経て、最終的に2025年の「人間的配慮と記憶の共感」に至るまでの進化の脈絡を、年ごとに整理・分析します。この整理を通じて、台湾の大学がいかに現実世界に入り込み、地域と共に汗を流しながら不可欠な共生パートナーとなってきたかを明らかにするとともに、今後の台湾と日本の協力における無限の可能性を示すことを目指します。
2021 年:奠基與適應-跨域協力的起點
2021 年是台灣 USR 實踐的奠基之年,其核心樣貌展現了大學如何走出校園,在 COVID-19 疫情的挑戰下,學習與地方建立初步的合作關係,並確立了「跨領域協作」此一關鍵方法論。面對複雜的在地議題,各大學普遍意識到,單一學科的知識已不足以應對,必須整合不同專業,方能提出有效的解決方案。在教育理念上,國立暨南國際大學與國立臺灣師範大學的學者提出,高等育 的目標在於培育能夠整合知識以解決真實社會問題的跨域人才,此論述為 USR的推動提供了學理基礎 。這一理念迅速轉化為行動,各大學開始系統性地盤點校內資源,鼓勵育師組成跨領域社群 。
國立暨南國際大學的江大樹副校長,以其「水沙連的春天」計畫為例,闡述了如何透過「社群營造」的視角,凝聚不同學科的育師,建立信任感,並以「交錯性行動方案設計」促進團隊的彈性與韌性,將大學的能量有效地導入地方 。在具體實踐中,跨領域的特質處處可見。國立成功大學建築系團隊,將建築設備的專業知識應用於高齡日照中心的空氣品質改善,直接回應了高齡化社會的福祉需求,這是工程專業與社會關懷的成功結合 。國立暨南國際大學觀光餐飲系的學生,則在一項原訂與日本信州大學合作的「地酒」交流計畫中,因疫情而轉向在地,發揮創意將信義鄉的梅酒與芭樂、啤酒等元素結合,開發出名為「柔水 GUAVA」的特色調酒,展現了學生在地方產業創新上的潛力 。
值得注意的是,2021 年的所有行動都籠罩在疫情之下,這也迫使各大學發展出新的互動模式。教育部USR 推動中心主辦的年度博覽會(USR EXPO)首次改為線上舉行,並以「耀在地・耀國際」為主題,展現了 USR 計畫在困境中持續深耕的韌性 。從理論的倡議、策略的佈局,到充滿創意與韌性的在地實踐, 2021 年為台灣的大學社會責任,奠定了堅實且靈活的行動起點。
2022 年:系統化與模式建立-從點到面的框架構成
經過初期的摸索與適應,2022 年台灣的 USR 實踐邁入了一個「系統化」與「模式化」的成熟階段。各大學不再滿足於單點的合作,而是致力於建構可持續、可擴散的框架,無論在教育創新、產業發展或社會福祉等面向,都展現出更為宏觀與長遠的策略思維。在教育創新上,最顯著的成就是將在地知識與國民教育體系進行結構性對接。東海大學在大肚山地區,與當地三所中小學合作,發展出一套長達九年的「螺旋式課程模組」,依據學生的認知發展階段,由淺入深地引導他們認識家鄉的文史與環境,這是將大學資源轉化為地方基礎教育養分的典範。同樣地,國立暨南國際大學與國投縣政府協力推動「學習型城市」,將鄉內的「農田、茶園、竹林」都視為育室,發展出豐富的體驗式育學活動,成功將地方特色轉化為獨特的教育資產。
在產業與環境議題上,大學的角色從「協助者」轉變為「價值共創者」。
國立成功大學化學系團隊在臺南官田的「菱殼炭」計畫是今年的標誌性案例。他們不僅解決了廢棄菱角殼的環保問題,更在菱殼炭難以符合農業成本效益時,積極轉型,開發出具高附加價值的「官田烏金」文創商品,成功打造了地方的循環經濟模式 。而在北海岸,國立臺灣海洋大學明確導入日本「里海(Satoumi)」倡議,與卯澳漁村居民共同開發兼具生態保育與在地文化特色的體驗活動及產品(如石花凍系列),為傳統漁村的永續轉型提供了可行的藍圖 。
在社會關懷與文化實踐領域,大學的投入也更為深刻。國立中山大學音樂系的師生,以「聲音」為媒介,透過聲景採集、歌曲共創、職人紀錄片拍攝等方式,與高雄舊左營地區的居民深度「交陪」 。這種以藝術為核心的參與模式,不僅保存了地方記憶,更創造了新的文化認同。與此同時,大學也開始將這些豐富的在地實踐經驗,系統性地對外發表。國立高雄科技大學的「鄰家好漁」計畫團隊,便主動集結了全台多所大學的海岸地方創生成果,於國際期刊《Marine Policy》上出版台灣特刊,將台灣的 USR 經驗推向國際學術舞台 。從教育的系統化、產業的價值化,到文化的藝術化,2022 年的實踐成果,標示著台灣 USR 計畫已發展出多元且成熟的運作模式,為地方創生提供了兼具理論深度與實踐廣度的堅實支持。
2021年:分野横断的協働のはじまりー基盤の構築と適応ー
2021年は、台湾におけるUSR実践の基盤を築いた年であり、その核心的特徴は、大学がいかにキャンパスを飛び出し、コロナ禍の中で地域との初期的な協力関係を構築し、「分野横断的協働」という重要な方法論を確立したかを示しています。複雑な地域課題に直面する中で、各大学は単一の学問分野の知識だけでは十分でないことを認識し、効果的な解決策を提案するために異なる専門分野の統合が不可欠であることを理解しました。教育理念の面では、国立暨南国際大学と国立台湾師範大学の研究者たちが、高等教育の目的は知識を統合し、現実の社会問題を解決できる分野横断的な人材を育成することであると提唱し、この議論がUSR推進の学術的基盤を提供しました。この理念は迅速に行動へと移され、各大学は学内のリソースを体系的に整理し、教員が分野横断的なコミュニティを形成することを奨励しました。
国立暨南国際大学の江大樹副学長は、「水沙連の春」プロジェクトを例に挙げ、「コミュニティ構築」の視点から、異なる学問分野の教員をどのように集合し、信頼関係を築き、「交錯的行動計画設計」によってチームの柔軟性と回復力を高め、大学のエネルギーを効果的に地域へ導入したかを説明しました。具体的な実践においては、分野横断的な特徴が随所に見られます。国立成功大学の建築学科チームは、建築設備の専門知識を高齢者向けデイケアセンターの空気質改善に応用し、高齢化社会の福祉ニーズに直接応えました。これは、工学的専門知識と社会的配慮の成功した結合です。国立暨南国際大学の観光ホスピタリティ学科の学生は、当初日本の信州大学と共同で実施予定だった「地酒」交流プロジェクトを、コロナ禍の影響により地域向けに転換し、信義郷の梅酒やグァバ、ビールを組み合わせて「柔水 GUAVA」という特色あるカクテルを開発しました。これは、学生が地域産業のイノベーションにおいて持つ潜在力を示すものです。
注目すべきは、2021年のすべての活動がコロナ禍の影響下で行われたことであり、これが各大学に新たな交流モデルの開発を余儀なくさせました。教育部USR推進センター主催の年次博覧会(USR EXPO)は、初めてオンラインで開催され、「地域で輝くことで国際的に輝く」をテーマに、困難な状況下でもUSRプログラムが深く根を張り続ける回復力を示しました。理論的提唱、戦略的配置、そして創造性と回復力に満ちた地域での実践を通じて、2021年は台湾の大学における社会的責任のための、堅固かつ柔軟な行動の出発点を築きました。
2022年:体系化とモデル構築ー点から面への枠組み構成ー
初期の試行錯誤と適応を経て、2022年、台湾のUSR実践は「体系化」と「モデル化」という成熟した段階に突入しました。各大学は単一の協力に満足せず、教育イノベーション、産業発展、社会福祉など、あらゆる側面で、よりマクロで長期的な戦略的思考を示す、持続可能で普及可能な枠組みの構築に注力しました。教育イノベーションにおいて、最も顕著な成果は、地域知識と国民教育システムとの構造的な連携です。東海大学は大肚山地域で、地元の3つの中小学校と協力し、生徒の認知発達段階に応じて、故郷の歴史文化と環境を段階的に深く学ばせる9年間の「螺旋型カリキュラム・モジュール」を開発しました。これは、大学の資源を地域の基礎教育の糧へと転換する模範です。同様に、国立暨南国際大学は南投県自治体と協力して「学習型都市」を推進し、郷内の「農地、茶畑、竹林」をすべて教室と見なし、豊かな体験型教育活動を開発することで、地域の特色を独自の教育資産へと転換させることに成功しました。産業や環境問題において、大学の役割は「支援者」から「価値共創者」へと変化しています。
国立成功大学の化学科チームによる台南官田での「ヒシ殻炭」プロジェクトは、今年の象徴的な事例です。彼らは、廃棄されるヒシの実の殻の環境問題を解決しただけでなく、ヒシ殻炭が農業のコスト効率に合わない場合でも、積極的に対応し、高付加価値の「官田烏金」文化創造商品を開発し、地域の循環経済モデルを構築することに成功しています。北海岸では、国立台湾海洋大学が日本の「里海」イニシアティブを導入し、卯澳漁村の住民と協力して、生態保護と地域文化の特色を兼ね備えた体験活動や寒天ゼリーシリーズなどの製品を共同開発しています。これは、伝統的な漁村の持続可能な転換に向けた実現可能な青写真を提供しています。
社会的配慮や文化実践の分野においても、大学の関与はさらに深まっています。国立中山大学の音楽学科の教員と学生は、「音」を媒体として、サウンドスケープの収集、楽曲の共創、職人ドキュメンタリーの撮影などを通じて、高雄旧左営地域の住民と深く交流しました。この芸術を核とした参加型モデルは、地域の記憶を保存するだけでなく、新たな文化的アイデンティティを創造しています。同時に、大学はこれらの豊かな地域実践経験を体系的に外部に発表し始めています。国立高雄科技大学の「隣家好漁」プロジェクトチームは、台湾の複数の大学の海岸地方創生成果を集め、国際学術誌『Marine Policy』で台湾特集号を出版し、台湾のUSR経験を国際的な学術舞台に押し上げました。教育の体系化、産業の価値化、文化の芸術化に至るまで、2022年の実践成果は、台湾のUSRプログラムが多様で成熟した運営モデルを開発し、理論的な深さと実践的な広がりの両方を備え、地方創生に強固な支援を提供していることを示しています。
2023 年:網絡化與國際連結-從在地走向區域與世界
2023 年是台灣 USR 實踐的「網絡化」與「國際化」關鍵年。大學的社會實踐不再侷限於單一社區或鄉鎮,而是開始有意識地串連「跨區域網絡」;同時,與國際夥伴的關係也從過去的靈感借鏡,進化為更為具體、雙向的「共作共學」。大學的角色,從地方的「深耕者」,進一步提升為區域的「連結者」與國際的「對話者」。在網絡化的實踐上,以國立成功大學的「銀色項鍊」計畫最具代表性。該計畫以臺鐵為軸線,將大學經營多年的數個台南城鄉據點串連起來,透過組織「微型社群」互訪,讓城市退休族群能搭火車到鄉村體驗農作,也讓鄉村長者有機會參與都市的藝文活動 。這不僅是服務的延伸,更是創造了一種全新的「跨城鄉高齡生活模式」,打破了地理的限制,促進了資源與人際的流動。在國際連結方面,臺日合作的深度與廣度達到了新的高度。國立中山大學社會學系與日本龍谷大學政策學部,共同開設了為期一年的「永續城鄉」國際交流課程 。
課程設計採「異地育學」模式,台灣學生深入滋賀縣琵琶湖畔學習「魚的搖籃水田」,日本學生則來到高雄美濃理解「里山倡議」的在地實踐,這種沉浸式的互訪互學,讓兩國青年對彼此的農村發展有了第一手的深刻體會 。而國立成功大學心理學系也與日本立命館大學的師生,針對疫情後「口罩對人臉辨識的影響」此一共同議題,展開了線上合作研究,並成功將成果投稿至日本的學術年會 。大學也扮演起「國際交流平台」的角色。國立高雄科技大學的團隊在參訪日本九州南部的地方創生案例後,將其所見所學撰寫成詳實的行腳心得,分享了如黑川溫泉、甑島等地的成功模式,為台灣的地方工作者提供了寶貴的標竿案例 。
此外,大學也持續深化對在地文化的關懷,並嘗試以更創新的手法進行轉譯。東海大學的「戲遊百老匯」課程,運用戲劇治療的原理,引導社區長者透過扮演日本童話「桃太郎」等角色,重新回顧生命、撫平創傷 。中山大學則與在地的「吉勝堂」八家將團體合作,開設體驗課程,讓師生親自「開臉出軍」,透過身體的實踐,破除社會對傳統陣頭文化的污名與誤解,建立深刻的文化認同 。從區域網絡的建構,到臺日共學的深化,再到文化傳承的創新,2023 年的 USR實踐,展現了台灣的大學正以更開闊的視野與更深刻的同理心,編織一張連結在地、區域與世界的社會支持網絡。
2024 年:策略整合與全球深化-接軌國際永續框架
進入 2024 年,台灣的 USR 計畫展現出高度的「策略整合」與「全球深化」企圖。各大學的行動不僅在組織上更具系統性,在議題上也更積極地與國際永續框架接軌,如聯合國永續發展目標(SDGs)與企業社會責任(ESG)。大學的角色,已然從在地的實踐者,提升為能引導地方、鏈結國際的「永續發展策略平台」。國際合作在這一年達到了新的里程碑,呈現出「多邊化」與「制度化」的特徵。
國立高雄科技大學主辦的「國際共好地方關懷實踐競賽」,已邁入第四屆,合作夥伴從日本的高知大學,擴展至歐洲的學術組織(IUSDRP),參賽隊伍更涵蓋了台灣、日本與印尼的學生,形成一個跨國的青年社會創新網絡 。國立臺灣海洋大學不僅與日本多所大學(高知、龍谷、星城)進行課程共授與移地教學,更將合作觸角延伸至東南亞,與越南、菲律賓在水產養殖技術上進行深度交流,並簽署合作備忘錄(MOU) 。國立暨南國際大學更明確提出「取經日本,傳承東南亞」的國際策略,計畫將在台灣驗證成功的產業輔導模式,系統性地轉移至泰國等夥伴國家 。
與此同時,大學作為「區域治理核心智庫」的角色也更為清晰。國立暨南國際大學與國投縣政府合作推動「學習型城市」多年有成,成功整合了跨局處資源,並獲得教育部認證,成為大學協助地方政府進行長期政策規劃的典範 。國立臺灣海洋大學更承接了國家發展委員會的「地方創生北區輔導中心」計畫,負責輔導北台灣七縣市的地方創生事業,標誌著大學已從單純的計畫執行者,轉變為區域發展的輔導與支持平台 。
在教育,對「跨學科育 (TDE)」的理論反思與育學實踐更為深化。國立臺灣大學的學者撰文,從知識生產模式的角度,論證USR 計畫如何驅動高等育進行「典範轉移」 。而國立臺東大學的「海洋文化與遊憩探索」課程,則完美體現了 TDE 精神,該課程整合了潛水、田野調查與影像敘事三大專業,帶領學生深入綠島, 出兼具文化與生態關懷的專題影片 。更重要的是,大學的社會實踐開始積極與全球性的 ESG 議題對話。成功大學的「惡地協作」團隊,為了解決台南龍崎的竹林問題,舉辦「竹論壇」,邀請產官學研各界,共同探討竹林作為「自然碳匯」的潛力,以及如何與企業的 ESG 需求對接,為在地傳統產業尋找接軌國際永續趨勢的新出路 。
2025 年:人文深化與記憶共感-看見人的故事與土地的溫度
歷經了前四年的發展,2025 年的 USR 實踐,呈現出一股向內探索、回歸「人」的溫暖趨勢。在已建立的系統性框架與國際網絡基礎上,各大學的行動更聚焦於歷史的再詮釋、文化的深度體驗與個人生命故事的發掘。大學不僅是地方發展的推手,更成為了撫慰歷史創傷、守護文化記憶、彰顯在地生命價值的關鍵角色。最深刻的轉變,體現在對「無形文化資產 」與「集體記憶」的細膩處理上。
國立中山大學的「女鬼、女神與女兒」計畫,是一場動人的社會實踐。團隊聚焦於「高中六號事件」中 25 位罹難女工,透過沉浸式戲劇、故事地圖與公共儀式,成功地將一段被污名化(女鬼)、被遺忘的工殤歷史,轉化為對在地女性勞動貢獻的追思與肯定(女神與女兒),深刻地展現了大學如何以人文關懷,療癒地方的歷史傷痕 。同樣由中山大學執行的「霧台燒墾文化」課程,則帶領台日師生親身參與魯凱族的傳統農耕,在烈火與汗水中,學習的不僅是農法,更是原住民族與自然共生的宇宙觀,此行動讓已中斷近 30 年的傳統得以復甦 。國際合作在此階段也更強調「深度體驗」與「同理心建立」。國立高雄科技大學與日本高知、信州大學合辦的工作坊,讓台日學生共同為屏東漁村拍攝紀錄片,從腳本發想、田野調查到影像敘事,所有過程皆為雙方協力共創,最終產 出的不僅是影片,更是跨越國界的友誼與對地方的共同情感 。
成功大學與日本千葉大學合辦的「健康老化之路」課程,更以「一日伴學」的創新模式,讓學生實際陪伴在地長輩一天的生活,從最日常的細節中,發掘高齡社會的真實需求 。此外,大學也開始將聚光燈投向那些默默支持 USR 計畫的「在地英雄」。國立臺灣海洋大學團隊,特別為其在雲林口湖的合作夥伴楊梅櫻女士撰寫人物側寫。文章細膩地描繪了這位「漁家掌舵人」,如何以女性的堅韌與智慧,撐起一個傳統漁業家族,並積極為漁村的未來尋找出路。這不僅是對夥伴的致敬,也讓外界看見,成功的 USR 實踐,背後往往有著動人的在地生命故事支持 。
從撫慰歷史的傷痕,到傳承土地的智慧;從國際的共作,到在地人物的書寫, 2025 年的 USR 實踐,充滿了溫潤的人文厚度。它證明了,地方創生的核心,終究是「人」的故事與情感,而大學,正在學習如何更好地去傾聽、記錄與訴說。
2023年:ネットワーク化と国際連携ー地域から広域、そして世界へー
2023年は、台湾のUSR実践において「ネットワーク化」と「国際化」が特に重要な年となりました。大学の社会実践は、もはや単一のコミュニティや町に限定されず、意識的に「広域ネットワーク」を構築し始めました。同時に、国際的なパートナーとの関係も、過去のインスピレーションの模倣から、より具体的で双方向的な「協働・共同学習」へと進化しました。大学の役割は、地域の「根ざす者」から、さらに「地域連携者」と「国際対話者」へと拡張しています。ネットワーク化の実践においては、国立成功大学の「銀色項鍊(シルバーネックレス)」プロジェクトが最も代表的です。このプロジェクトは、台湾鉄道を軸に、大学が長年運営してきた台南の複数の都市・農村拠点を連結し、「マイクロコミュニティ」の相互訪問を通じて、都市の退職者が列車に乗って農村で農作業を体験できるようにし、また農村の高齢者が都市の芸術文化活動に参加する機会を提供します。これは単なるサービス提供にとどまらず、地理的制約を打破し、資源と人間関係の流れを促進する新しい「広域高齢者生活モデル」を創造しています。国際連携においては、台湾と日本の協力の深さと広がりが新たな高みに達しています。国立中山大学社会学科と日本の龍谷大学政策学部は、1年間の「持続可能な都市・農村」国際交流コースを共同で開設しました。
コースは「異地教育学習」モデルを採用し、台湾の学生は滋賀県の琵琶湖畔で「魚のゆりかご水田」を深く学び、日本の学生は高雄の美濃で「里山イニシアティブ」の地域実践を理解しました。この没入型の相互訪問・相互学習は、両国の若者に互いの農村発展について第一線で深い体験をもたらします。さらに、国立成功大学心理学科は、日本の立命館大学の教員・学生と協力し、コロナ禍後の「マスクが顔認識に与える影響」という共通課題についてオンラインで共同研究を開始し、その成果を日本の学術年次大会に発表することに成功しました。
また、大学は「国際交流プラットフォーム」としての役割も担います。国立高雄科技大学のチームは、日本の九州南部の地方創生事例を視察した後、詳細な報告書を作成し、黒川温泉や甑島などの成功モデルを共有して、台湾の地方創生従事者に貴重なベンチマーク事例を提供しました。さらに、大学は地域文化への関心を深め続け、より革新的な手法で翻訳と実践を試みています。東海大学の「戯遊百老匯(ミュージカル・ブロードウェイ)」コースでは、ドラマセラピーの原理を応用し、コミュニティの高齢者が日本の童話「桃太郎」などの役を演じることで、人生を振り返り、トラウマの癒しを支援しました。中山大学は、地元の「吉勝堂」八家将グループと協力して体験コースを開設し、教員と学生が自ら「開臉出軍(顔に化粧を施し、出陣する)」を体験することで、身体的実践を通じ、伝統的な「陣頭」(注:台湾の祭りばやし)文化に対する社会的偏見や誤解を打ち破り、深い文化的アイデンティティを確立しました。地域ネットワークの構築、台湾と日本の共同学習の深化、文化継承のイノベーションを通じて、2023年のUSR実践は、台湾の大学がより広い視野と深い共感をもって、地域、広域、そして世界を結びつける社会支援ネットワークを編み上げていることを示しています。
2024年:戦略統合とグローバル深化ー国際的な持続可能性フレームワークとの連携ー
2024年に入り、台湾のUSRプログラムは高度な「戦略統合」と「グローバル深化」の取り組みを示しています。各大学の活動は、組織的により体系化されただけでなく、議題においても国連の持続可能な開発目標(SDGs)や企業の社会的責任(ESG)など、国際的な持続可能性フレームワークとの連携を積極的に進めています。大学の役割は、地域の単なる実践者から、地域を導きつつ国際と結びつける「持続可能な開発戦略プラットフォーム」へと発展しています。この年、国際協力は新たなマイルストーンに達し、「多角化」と「制度化」の特徴を示しています。
国立高雄科技大学が主催する「国際共好地方関懷実践競賽(国際的な共益と地域配慮実践コンペティション)」は第4回を迎え、協力パートナーは日本の高知大学からヨーロッパの学術組織(IUSDRP)へと拡大し、参加チームは台湾、日本、インドネシアの学生を網羅する国境を越えた青年社会イノベーションネットワークを形成しています。国立台湾海洋大学は、日本の複数大学(高知、龍谷、星城)と共同講義や海外実習を行っただけでなく、東南アジアにも協力を拡大し、ベトナムやフィリピンと水産養殖技術に関する深い交流を行い、協力覚書(MOU)に署名しています。国立暨南国際大学はさらに明確に「日本に学び、東南アジアに伝える」という国際戦略を掲げ、台湾で実証された産業支援モデルを体系的にタイなどのパートナー国に移転する計画を立てています。
同時に、大学の「地域ガバナンスの中核的シンクタンク」としての役割もより明確になっています。国立暨南国際大学は南投県自治体と長年協力して「学習型都市」を推進し、複数の部署のリソースを統合することに成功し、教育部の認証を得て、大学が地方政府の長期政策立案を支援する模範となっています。国立台湾海洋大学は、国家発展委員会の「地方創生北部指導センター」プログラムを受託し、台湾北部7県の地方創生事業の指導を担当しています。これは、大学が単なるプログラムの実行者から、地域開発の指導と支援のプラットフォームへと変貌したことを示しています。
教育面では、「トランスディシプリナリー教育(TDE)」の理論的再考と教育実践がさらに深化しています。国立台湾大学の研究者は、USRプログラムが知識生産モデルの観点から高等教育の「パラダイムシフト」を推進する方法を論じています。国立台東大学の「海洋文化とレクリエーション探求」コースは、TDEの精神を徹底的に体現しており、ダイビング・フィールドワーク・映像ナラティブの3つの専門分野を統合し、学生を緑島へ深く導き、文化と生態系への配慮を兼ね備えた特集映像作品を制作しています。さらに重要なのは、大学の社会実践がグローバルなESG課題との対話を積極的に開始していることです。成功大学の「悪地協作(バッドランド・コラボレーション)」チームは、台南龍崎の竹林問題を解決するために「竹フォーラム」を開催し、産官学研の各界を招いて、竹林を「自然炭素吸収源」として活用する潜在力と、企業のESGニーズとどのように連携させるかを共同で議論しています。これにより、地域の伝統産業が国際的な持続可能性のトレンドに合わせられる新たな道を探っています。
2025年:文化の深化と記憶の共感ー人々の物語と地域の温かみの発掘ー
これまでの4年間の発展を経て、2025年のUSR実践は、文化・精神的な意味を求め、「人」へと回帰する人間味のある流れを示しています。すでに確立された体系的な枠組みと国際ネットワークの基盤の上で、各大学の取り組みは、歴史の再解釈、ディープな文化体験、そして個人のライフストーリーの発掘に焦点を当てています。大学は、地方発展の推進者であるだけでなく、歴史的な傷を癒し、文化的な記憶を守り、地域の人生の価値を輝かせる重要な役割を担っています。最も深い変化は、「無形文化財」と「集合的記憶」の繊細な取り扱いに表れています。
国立中山大学の「女鬼、女神と娘」プロジェクトは、感動的な社会実践です。チームは「高中六号事件」で亡くなった25人の女性労働者に焦点を当て、没入型演劇、ストーリーマップ、公的儀式を通じて、汚名を着せられ(女鬼)、忘れ去られていた労働災害の歴史を、地域の女性労働者の貢献への追悼と肯定(女神と娘)へと転換することに成功しました。これは、大学が人間的な配慮によって地域の歴史的な傷をいかに癒すかを深く示しています。同じく中山大学が実施した「霧台焼畑文化」コースでは、台湾と日本の教員・学生がルカイ族の伝統的農耕に実際に参加し、熱さに堪えて汗を流しながら、農法と原住民族の自然と共生する宇宙観を学びました。この活動は、30年近く中断していた伝統を復活させました。
この段階における国際協力は、さらに「深い体験」と「共感の構築」を重視しています。国立高雄科技大学と日本の高知大学、信州大学が共催したワークショップでは、台湾と日本の学生が共同で屏東の漁村のドキュメンタリーを撮影しました。脚本の発想からフィールド調査、映像ナラティブに至るまでの全過程が双方の協力による共創であり、最終的に生み出されたのは単なる映像だけでなく、国境を越えた友情と地域への共通の感情でした。
成功大学と日本の千葉大学が共催した「健康な老いの道」コースでは、革新的な「一日伴学」モデルを通じて、学生が実際に地域のお年寄りと一日の生活を共にし、細やかな日常から高齢社会の真のニーズを発見しました。また、大学はUSRプログラムを静かに支える「地域のヒーロー」にも光を当て始めています。国立台湾海洋大学のチームは、雲林口湖の協力パートナーである楊梅櫻氏のために人物スケッチを特別に執筆しました。この文章は、「漁家のかじ取り役」である彼女が、女性としての強靭さと知恵で、どのように伝統的な漁業家族を支え、漁村の将来を積極的に探しているかを繊細に描写しています。これはパートナーへの敬意であるだけでなく、成功したUSR実践の背後には、感動的且つ地方性に富んだライフストーリーがあることを世の中に示しました。
歴史の傷を癒すことから、地域の知恵を継承することへ。国際的な協働から、地域の人々の物語を書き記すことへ。2025年のUSR実践は、温かみのある文化・人情に満ちています。なぜかというと、地方創生の中核は要するに「人」の物語と感情であるため、大学は社会の一員として以上のようにその物語をより良く聞き、記録し、語っていくべきです。
總結:一條從在地到全球的共生演化之路
綜合 2021 至 2025 年的發展軌跡,台灣的大學社會責任(USR)實踐,清晰地展現了一條從「點狀服務」,走向「系統建構」,再邁向「網絡深化」與「價值共創」的演化路徑。
這趟旅程的核心,是大學角色的不斷蛻變:從最初的知識提供者,轉變為與社區平等的協作者,進而成為區域治理的策略夥伴,最終在全球化的脈絡下,扮演起文化轉譯與國際對話的橋樑。五年來,我們看到幾個關鍵趨勢的成形與深化:
1.教育的典範轉移:USR 計畫已成為高等育 創新的重要驅動力。從「跨領域學習」的普及,到「跨學科育 (TDE)」的理論深化,再到「沉浸式體驗」、「PBL 結合 CBL」等教學法的廣泛應用,大學正努力打破學科壁壘,將真實世界的問題帶入課堂,培育能「知行合一」的新世代人 才。
2.國際合作的質變:與國際夥伴(特別是日本)的關係,從單向的參訪學習,演變為雙向的課程共授、師生互訪、共同研究與跨國競賽。這不僅提升了台灣 USR 的全球能見度,更重要的是,在比較與互學中,雙方得以看見自身實踐的特色與盲點,激盪出更具創意的解決方案。
3.永續思維的內化:SDGs 已從口號落實為專案的內建指標。更進一步地,大學開始引導地方產業與全球性的ESG、自然碳匯等概念對接,為地方的永續發展尋找新的經濟與社會價值,展現了大學作為社會前瞻智庫的功能。
4.人文關懷的深化:當技術與模式逐漸成熟,大學的關懷也愈加深刻,開始觸及歷史創傷、文化污名、弱勢賦權等更為複雜的社會心理層面。透過藝術、戲劇、口述史等方式,大學正學習以更溫柔、更具同理心的方式,與地方共生。
基於過去五年的豐碩成果,未來將進一步邁向台日協作新階段,底下謹為台日聯盟未來的合作,提出以下四點策略性建議作為:
1.建立「主題式」深度共學聯盟: 目前雙邊的交流已十分頻繁,建議可從「廣泛交流」進入「主題深化」。可依據過去五年積累的案例,成立如「台日里山里海實踐聯盟」、「高齡化社會設計共學社群」、「地方文化遺轉譯工作坊」等主題式網絡。透過定期線上論壇與小規模、高密度的實體工作坊,針對特定議題進行深度的方法論與經驗比較,共創知識。
2.推動「青年創生人才」的雙向循境: 台日雙方面臨共同的青年外流與鄉村活化挑戰。建議可共同設計「台日青年地方創生交換實習計畫」。讓台灣的學生有機會進入如日本津奈木町、黑川溫泉等社區進行短期實習;也歡迎日本學生來到台灣的漁村(如口湖、卯澳)或農村(如官田、美濃)蹲點。這種深度的在地生活體驗,將是培育下一代地方創生領導者的最佳途徑。
3.共創「亞洲視角」的地方創生論述: 台灣與日本的地方創生經驗,皆根植於自身的歷史文化脈絡,與歐美模式不盡相同。建議台日聯盟可共同籌辦大型國際研討會,或合作出版專書、特刊,向國際社會提出具有「亞洲視角」的地方創生理論與實踐模式,分享在相似的社會挑戰(高齡化、後工業轉型)下,如何透過公私協力、大學參與來活化地方的寶貴經驗。
4.發展「大學 X 企業 X 地方」的跨界合作專案: 從成功大學的「竹論壇」與高雄科技大學的「USR+CSR」模式可見,鏈結企業的 ESG 資源,將是未來 USR 永續發展的關鍵。建議台日聯盟可共同扮演平台,媒合雙邊企業與 USR 團隊,針對如「循環經濟」、「永續旅遊」、「綠色照護」等議 題,發起具體的跨國合作專案,共同爭取國際資源,創造更大的社會影響力。展望未來,台日大學的社會實踐之路,充滿無限可能。期待雙方能在此堅實的基礎上,持續深化夥伴關係,不僅為各自的土地帶來美好的改變,也共同為亞洲乃至全球的永續發展,貢獻獨特的智慧與力量。
おわりに、共創の発展が地域からグローバルへ
2021年から2025年までの発展の軌跡をまとめると、台湾の大学の社会的責任(USR)実践は、「点状のサービス」から「体系的な構築」、そして「ネットワークの深化」と「価値共創」へと向かう明確な発展を示しています。
この歩みの核心は、大学による絶え間ない役割の調整にあります。当初は知識提供者として始まり、コミュニティと対等な協力者となり、さらに地域ガバナンスの戦略的パートナーへと進み、最終的にはグローバル化の文脈において、文化の翻訳と国際対話の架け橋としての役割を担うようになっています。この5年間で、いくつかの重要な流れが形成され、さらに深化しています。
1.教育のパラダイムシフト:USRプログラムは、高等教育イノベーションの重要な推進力となっています。「分野横断的学習」の普及から、「トランスディシプリナリー教育(TDE)」の理論的深化、そして「没入型体験」や「PBLとCBLの結合」などの教育法の広範な応用に至るまで、大学は学問の壁を打ち破り、現実世界の問題を教室に取り入れ、「知行合一」の新世代の人材を育成しようと努めています。
2.国際協力の質的変化:他国のパートナー(特に日本)との関係は、一方的な視察や学習から、双方向の共同講義、教員・学生の相互訪問、共同研究、国境を越えたコンペティションへと変化しています。これは、台湾のUSRの国際的な知名度を高めただけでなく、さらに重要なことに、比較と相互学習を通じて双方が自らの実践の特色や盲点を見いだし、より創造的な解決策を生み出す機会となっています。
3.持続可能的思考の体得:SDGsは、スローガンからプロジェクトに組み込むための指標へと具体化されました。さらに、大学は地域産業をグローバルなESGや自然炭素吸収源などの概念と結びつけ、地域の持続可能な発展に向けた新しい経済的・社会的価値を探求するようになっています。これは、大学が社会において前向きなシンクタンクとしての役割を発揮していることを示しています。
4.ヒューマニズムの深化:技術とモデルが徐々に成熟するにつれて、大学の関心はさらに深まり、歴史的トラウマや文化的偏見、社会的に弱い立場にある人々のエンパワーメントなど、より複雑な社会心理的側面に触れ始めています。芸術、演劇、オーラルヒストリーなどの手法を通じて、大学は地域と共生するために、より優しく、より共感的な方法を学んでいます。
過去5年間の豊かな成果を踏まえ、今後は台湾と日本の協働をさらに新たな段階へ進めるために、台湾と日本の連携の将来に向けた4つの戦略的提言を提示します。
1.「テーマ別」の共同学習アライアンスの更なる構築:現在、双方の交流は非常に頻繁に行われていますが、今後は「広範な交流」から「テーマの深化」へと移行することを提言します。過去5年間に蓄積された事例に基づき、「台日里山里海実践アライアンス」、「高齢化社会デザイン共同学習コミュニティ」、「地方文化遺産翻訳ワークショップ」などのテーマ別ネットワークを設立することができます。定期的なオンラインフォーラムや小規模で密度の高い実地ワークショップを通じて、特定の課題について深い方法論と経験の比較を行い、知識を共創していきます。
2.「青年創生人材」の交換実習の推進:台湾と日本は、若者の流出と農村の活性化という共通の課題に直面しています。そこで、「台日青年地方創生交換実習プログラム」を共同で設計することを提言します。これにより、台湾の学生は日本の津奈木町や黒川温泉などのコミュニティで短期実習を行う機会を得られるようにし、また、日本の学生は台湾の口湖・卯澳などの漁村や、官田・美濃などの農村で地域密着型の実習を行うことができます。このような深い地域生活体験は、次世代の地方創生リーダーを育成するための最良の道となります。
3.共に「アジアの視点」からの地方創生を論説にまとめる:台湾と日本の地方創生経験はいずれも、それぞれの歴史的・文化的文脈に根ざしており、欧米のモデルとは異なります。そこで、台日アライアンスが共同で大規模な国際シンポジウムを主催するか、専門書や特集号を共同出版することを提言します。これにより、国際社会に対し「アジアの視点」を持つ地方創生の理論と実践モデルを提示し、同様の社会課題(高齢化、脱工業化転換)の下で、官民協力や大学の参加を通じてどのように地域を活性化させるかという貴重な経験を共有することができます。
4.「大学×企業×地域」の分野横断的協働プロジェクトの発展:成功大学の「竹フォーラム」や高雄科技大学の「USR+CSR」モデルからわかるように、ESG資源の持つ企業との連携は、将来のUSRの持続可能な発展の鍵となります。そこで、台日アライアンスが共同でプラットフォームの役割を担い、「循環経済」、「持続可能な観光」、「グリーンケア」などの課題について、双方の企業とUSRチームをマッチングさせ、具体的な国境を越えた協力プロジェクトを立ち上げ、共同に国際から資源を獲得し、より大きな社会的インパクトを創造することを提言します。将来を展望すると、台湾と日本の大学の社会実践の道は、無限の可能性に満ちています。双方はこの強固な基盤の上で、パートナーシップをさらに深化させ続け、各自の地域に素晴らしい変化をもたらすだけでなく、アジア、ひいては世界の持続可能な発展に、独自の知恵と力を共に貢献していくことが期待されます。