信州百年企業創造企畫 ~五年歷程~
[長野縣特色]
長野縣周圍環繞著標高三千公尺的山群,以及清澈溪流交織而成的壯闊自然,縣內面積規模位居全日本第四名(13,562㎢);縣民壽命無論男女皆為全日本第一;同時也連年獲得「想移居的都道府縣」第一名等,上述都是長野縣的特色。
工業約佔長野縣產業的三分之一產值,帶動縣內經濟發展。加以長野縣利用涼爽且晝夜溫差大之氣候風土栽種農作物,擁有豐富自然資源、文化,因而觀光熱絡(出處:長野縣官網)
[長野県の特徴]
長野県は3,000級の山々と清流が織りなす雄大な自然に包まれた土地である。面積は日本国内で4位(13,562㎢)であり、健康寿命は男女ともに全国1位、また移住したい都道府県ランキングにおいて1位を獲得し続けていることなどが特徴に挙げられる。
長野県の産業は工業が県内総生産の約3分の1を占め、経済のけん引役となっている。また冷涼で昼夜の寒暖差が大きい気候風土を活かした農作物の栽培、豊かな自然と文化を豊富に有していることから観光も盛んに行われている(出典:長野県 公式ホームページより)
[企畫概要]
本次在《臺日聯盟電子報》介紹之「信州百年企業創造企畫」,係自2018年開始,以運用長野縣唯一一所國立大學-信州大學之回流教育企畫所進行之人才循環、地方創生模式;由非營利組織法人SCOP、株式會社松本山雅,以及國立大學法人信州大學組成聯盟共同營運。
本企畫「百年企業」之定義為「能在短週期內解決各種經營課題,且以長期角度營運,帶領新世代信州地方之發展,事先掌握社會需求脈動並隨之調整的企業」。透過制定「未來情境」以應對社會、產業結構之長期變化,企畫至今創造出許多持續創新之企業、人才。
[プログラム概要]
今回TJAニュースでご紹介する「信州100年企業創出プログラム」は、長野県唯一の国立大学である信州大学のリカレント学習プログラムを活用した人材循環・地方創生モデルとして、2018年から始まった。特定非営利活動法人SCOP、株式会社松本山雅、そして国立大学法人信州大学にてコンソーシアムを形成し運営している。
本プログラムでは「100年企業」を「短期的サイクルでさまざまな経営課題を解決しつつも、常に長期的視点で経営を捉え、社会のニーズ変化を先取り・追従していく次代の信州地域を牽引する企業」と定義した。長期的な社会・産業構造の変化に対応する「未来シナリオ」の策定を通じ、イノベーションを起こし続ける企業・人材を創出してきた。
[企畫特色]
具體流程方面,委託都市優秀中堅人才為本校研究員(research fellow),致力於解決中小企業課題,協助開創長野縣未來,最終藉此推動地方與企業關係之建構(雇用、業務合作等)。
研究員在六個月期間內,自接收企業收取每月30萬日圓之研究活動費,平時駐在企業,爲該企業分析問題、研究未來構想,週末則前往大學參加特設小組研討課、研習。藉由在企業實際解決問題,以及參與大學之回流教育,研究員除能夠提升本身能力外,也致力於研究企業、地方成長之藍圖。
[プログラムの特徴]
具体的なプロセスとして、都市圏の優秀な中核人材に本学の研究員(リサーチ・フェロー)を委嘱し、長野県内で未来創造に取り組む中小企業の課題解決に取り組む。それを通じて、最終的に地域・企業との関係性構築(雇用や事業連携等)を進める。
研究員は、6カ月の間、受入企業から30万円/月の研究活動費を受けて、日常は現場で当該企業の課題分析や未来構想の研究を実践し、週末に大学で特設ゼミや研修に参加。企業での実践的な課題解決と大学でのリカレント学習を行うことで、研究員自身は能力を向上させながら、企業や地域の成長シナリオの作成に取り組む。
・信州百年企業創造企畫官網 ・・・https://shinshu-100y.shinshu-u.ac.jp/
・HatarakiManabi Regional(地方在職培訓)[申請網址] ・・・https://regionallearning.jp/gaiyo/toyama/
・信州100年企業創出プログラム Webサイト ・・・https://shinshu-100y.shinshu-u.ac.jp/
・はたらきまなびRegional[エントリーサイト] ・・・https://regionallearning.jp/gaiyo/toyama/
本次《臺日聯盟電子報》特別由「1.價值創造之橫向發展」「2.產官學合作之強化」「3.獲獎紀錄」等之觀點,回顧信州百年企業創造企畫五年間之成果。
「1.實施於日本國內四縣,將人才培育系統推行全國」
自2019年起推動橫向發展,向近郊大學、縣市介紹百年企業創造企畫之架構:2020年金澤大學(石川縣)啟動「共創型企業・人才發展企畫」;2022年富山大學(富山縣)則有「富山“Re-Design”實驗計畫」;其後於2023年,福井縣立大學(福井縣)開始「福井企業價值共創實驗計畫」,人才培育・企業價值創造之同心圓逐步擴大。
今回のTJAニュースでは、特に「1.価値創出の横展開」「2.産学官連携の強化」「3.アワードの受賞」の視点から、信州100年企業創出プログラムの5年間の歩みを振り返る。
「1.国内4県での実施、人材創出システムの全国展開へ、」
2019年から100年企業創出プログラムのフレームワークを近隣の大学・県へ紹介し、横展開を開始。2020年に金沢大学(石川県)にて「共創型企業・人材展開プログラム」が始まり、2022年からは富山大学(富山県)にて「富山“Re-Design”ラボ」、そして2023年からは福井県立大学(福井県)にて「ふくい企業価値共創ラボ」が開始され、人材創出・企業価値創出の輪が拡がっている。
・石川縣 https://ikoc.net/kyoso_kanazawa/
・富山縣 https://ikoc.net/toyamaredesignlabo/
・福井縣 https://ikoc.net/fukuilabo/
・石川県 https://ikoc.net/kyoso_kanazawa/
・富山県 https://ikoc.net/toyamaredesignlabo/
・福井県 https://ikoc.net/fukuilabo/
「2.產官學合作之強化」
①文部科學省等之模範事業
2020年以「大學之地方創生事業」為名義;2023年以「大學等之回流教育之建構永續經營事業」之名義登載於文部科學省指引,另在2022年登載於介紹全國回流學習企畫之入口網站「manapass」。
●文部科學省「大學等之回流教育之永續經營模式之開發、實施指引(完整版P70) https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/manabinaoshi/mext_01260.html
②來自縣市町村之協助
本企畫於2023年獲登記為長野縣認證之「長野縣產業人力大學事業之回流・再訓課程」,完成本課程者亦可取得縣政府發行之學習認證;另外在支援參與本企畫之企業方面,長野市、松本市、諏訪市成立經費補助,以此降低地方企業參與之難度。
③強化與支援企業活動等機關之關係網絡
自2022年起,邀請「公益財團法人 長野縣產業振興機構」「獨立行政法人 日本貿易振興機構(JETRO)長野貿易資訊中心」「國立研究開發法人 產業技術綜合研究所」之專業人士,以外聘講師身份於小組研討課登台,為研究員講授專業知識、支援事業資訊等。
④協同學會等運作
本企畫研究員所研究之主題為地方創生・地方發展活化中具前瞻性、實際之努力,每年定期於學會中進行發表;而學會關注研究員之研究,亦於其經營之官網等多所介紹。
●地方發展學會 北信越分部Web https://chiiki-kassei-jk.com/branch/hokushinetsu/
「2.産学官連携の強化」
①文部科学省等のモデル事業として紹介
2020年に「大学による地方創生事業」として紹介、2023年からは「大学等におけるリカレント講座の持続可能な運営構築事業」としてガイドブックへ掲載された。また、2022年には、全国のリカレント学習プログラムを紹介するポータルサイト「マナパス」へも掲載されている。
●文部科学省「大学等におけるリカレント教育の持続可能な運営モデルの開発・実施に向けたガイドライン(詳細版P70) https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/manabinaoshi/mext_01260.html
②県・市町村による支援
2023年からは長野県が認定する「長野県産業人材カレッジ事業におけるリカレント・リスキリング講座」に登録。本講座修了者は県からも学びの認証を取得することが可能になった。また、本プログラムに参加する企業への支援として、長野市、松本市、諏訪市において補助金が創設され、地域企業の参加しやすさが向上している。
③企業活動等の支援機関とのネットワーク強化
2022年より、外部講師として「公益財団法人 長野県産業振興機構」「独立行政法人 日本貿易振興機構(JETRO)長野貿易情報センター」「国立研究開発法人 産業技術総合研究所」にも外部講師としてゼミに登壇を頂き、研究員に対し専門的な知見、支援事業の情報等を提供頂いている。
④学会等との連携
本プログラムで研究員が取り組んだテーマは、地方創生・地域活性化における先駆的、実践的取り組みとなるため、毎年学会において報告を行っている。また、研究員らの取り組みにも関心を持っていただき、学会が運営するWEBサイト等でも紹介をされている。
●地域活性学会 北信越支部Web https://chiiki-kassei-jk.com/branch/hokushinetsu/
「3.獲獎紀錄」
2022年獲頒第十一屆地方產業支援企畫表彰事業 「創新網絡獎2022」之卓越獎,獲評「慎重媒合之作業系統及大學的回流教育,在人才雇用、留任之決策上發揮重要功能」。
「3.アワードの受賞」
2022年、第11回 地域産業支援プログラム表彰事業 「イノベーションネットアワード2022」において優秀賞を受賞。丁寧なマッチングシステムと大学でのリカレント学習が人材の採用・定着の意思決定に重要な役割を果たしている点が評価された。
[第六期 活動概要]
第六期企畫於2023年10月啟動,本年度實施新計畫「創造學習場域之小組研討課」。該小組研討課在以長野縣為據點活動之NPO法人、本企畫畢業生之支援下運作,「透過「創造學習場域」小組研討課,實現「解決地方問題能力」之提升,最終達成「持續學習精神之培養」「熱愛地方之養成」之目標。
本企畫今後亦將展望「企畫合作」「海外發展」等,持續提升企畫水準,創造價值。
[第6期 活動概要]
2023年10月、第6期となるプログラムがスタートした。今年度は新たな取り組みとして「学びのBA(=場)創出ゼミ」を実施。ゼミは長野県を拠点に活動するNPO法人や、本プログラム修了生からのサポートを得ながら運営を行う。「学びの場をつくることを学ぶ」ゼミを通じ、「地域における課題解決力」の向上を実現し、最終的には「学び続ける心の醸成」「地域への愛着形成」を目指す。
今後も本プログラムは「他事業プログラムとの連繋」「海外への展開」などを見据え、プログラムのアップグレードを繰り返し、価値創出を続ける。