台湾

永續不只一夏-那瑪夏及國際原鄉永續發展計畫

サステナビリティは夏だけではない-那瑪夏及び先住民族地区における持続可能な発展に関する国際計画
專題文章 ( 特集記事 )
學校(学校) | 高雄医学大学 作者(著者) | 高雄醫學大學
806閱讀數(閲読)

計畫發想與構思

本團隊與那瑪夏區各學校及社區團體經歷七年的夥伴關係,我們(那瑪夏及高醫夥伴)認為在部落及一個經歷劇烈的氣候災難的地方,以親身經歷反思及重新培育身心健康並能與環境永續互動的「人」,將對台灣及國際其他可能經歷類似的原住民區及經歷氣候災難地區提出行動方案及策略。因此我們將計畫目標對焦於培養無國界之「健康的人才」與「能與環境健康互動的人才」,達成以文化多元視角善待所居住土地及應變氣候變遷的目標。
因此我們除強化大學作為一個教育單位人才培育之角色,更深化原郷學生及大學生們多元文化安全意識及環境永續之敏銳度,以共同學習面對原郷永續發展議題為核心,加強國際交流,開展「深化社區與大學共學機制與國際文化交流」、「醫藝相陪,豐富在地兒少接軌國際的未來」、「營造在地終老宜居環境、增能開發中國家之長照專業人力」、「永續在地環境教育與拓展國際生態交流」、「培育地方創生人才,育成環境友善產業」等計畫策略。

プロジェクトの発想と構想

本チームと那瑪夏区の各校及びコミュニティ団体とは7年間にわたってパートナー関係にある。私たち(那瑪夏と高医のパートナー)は、先住民集落や深刻な気象災害を経験した場所において、自らの経験を振り返り、改めて心身の健康と持続可能な形で環境と向き合う「人」を育成することで、台湾や、台湾の先住民集落と同様の経験をした世界の先住民族のエリアや気象災害を経験した地域に対して、アクションプログラムや戦略を提示することを考えている。このため、私たちは、国を越えた「健康な人材」と「環境と健全に向きあえる人材」の育成にフォーカスし、文化の多様性という視点から、わたしたちが住む地域を大切にし気候変動に対応していくという目標を達成することをプロジェクトの目標とする。
このため、私たちは大学をひとつの教育単位としての人材育成の役割を強化するのみならず、先住民族地域の学生や大学生たちの多様な文化が安全に保たれているという意識、及び環境の持続可能性に対する鋭敏さ深化させ、共同学習を通じた先住民族地区の持続可能な発展という課題への取り組みを核におき、国際交流を強化し、「コミュニティと大学とがともに学ぶ仕組みと国際文化交流の深化」、「医療と芸術の連携を通じて、地域の子どもたち世界に出ていける未来を豊かにする」、「地域で最期まで暮らせる環境の整備、開発途上国における介護専門マンパワーの強化」、「持続可能な地域環境教育と国際的なエコロジー交流の拡大」、「地方創生人材の育成、環境に優しい産業の育成」などのプロジェクト戦略を展開する。

執行策略及成果

一、 落實永續交流合作機制,建立國內外原鄉地域合作網絡群:
在計畫初期,我們每週1至2次都會到南沙魯里的共餐區,傾聽地方的聲音,慢慢鏈結到那瑪夏的耆老、教會、社區發展協會以及教育單位。透過長時間的傾聽與陪伴,我們發現其實我們無法去「服務」在地什麼,反而是在地的耆老教會我們許多,他們對自然環境的熟悉與敬畏、對文化與族人的堅持與守候、對公義與環境永續的追求與努力,都讓我們不斷反思與成長。為此,我們持續落實永續交流合作機制,發掘問題並共議解決方案,同時,建構外部夥伴互聯網,深化內部資源統籌機制,強化學生環境教育,期能發揮與地方共善共好的社會影響力。
多年的合作的累積,讓我們與在地都開始獲得國內外各單位的肯定,例如今年以那瑪夏生態人才培育的過程與成果為核心,描述一路以來串聯那瑪夏國中小與部落的生態教育,榮獲「2023第三屆TSAA台灣永續行動獎」SDG04 金級這項殊榮。

二、 深化大學與原郷的共學夥伴關係:
提供團隊文化敏感度之培訓,進行科學與文化雙向共學,重新整合雙元文化概念,創造出共學共榮的社會行動與知識影響力。例如我們將大學課程開辦於部落,成為「深山裡的大學」,並將那瑪夏學規劃為校內正式課程,將部落知識帶到大學教學現場中,成為「大學裡的部落」。「那瑪夏學」內容涵蓋文化敏感度、山林與文化知識、健康照護以及藝術等,帶領學生認識那瑪夏,觸發其深入原鄉交流與學習之動能,再引導其參與各領域的服務學習及專業學程,實踐社會責任,期許成為能獨當一面並善盡社會責任之原鄉服務人才。

戦略の実行及び成果

一、持続可能な交流と協力のメカニズムを実施し、国内外の先住民族地区間の協力ネットワークを構築
プロジェクトの初期において、私たちは毎週1、2回、那瑪夏の南沙魯里の食事会場を訪ね、地元の人たちの話に耳を傾け、那瑪夏のお年寄り、教会、コミュニティ発展協会、教育部門との関係を少しずつ構築した。長期間にわたる傾聴と寄り添いを通じて私たちが気付いたのは、実際のところ、私たちは現地で何か「する」ことはできないということだった。逆に、わたしたちは現地のお年寄りに多くのことを教わった。地元の人たちは自然環境を熟知し、自然を敬っており、文化と自らの種族を堅持し、それを守っており、道義と環境の永続性に対する追求と努力のすべてに、私たちは繰り返し考えさせられ、成長させられた。このため、私たちは永続的な交流と協力を実施する仕組みを持続させ、課題を掘り起こし、ともに解決策を話し合い、それと同時に、外部のパートナーとの間で連絡網を構築し、内部のリソースを総括する仕組みを深化し、学生の環境教育を強化し、地域のためになり、地域にとってもよい社会的な影響力を発揮することを目指した。
長年にわたる協力の積み重ねにより、私たちと南沙魯里のコミュニティーは、国内外のさまざまな組織から評価されるようになった。たとえば、今年は、那瑪夏のエコロジーに関する人材育成のプロセスと成果を核とする、那瑪夏の小中学校と集落のエコロジー教育の連携プロセスを描いたものが、「2023第3回TSAA台湾サスティナブルアクション賞」でSDG04ゴールド賞を獲得した。

二、大学と先住民族地区の共学パートナー関係:
文化の感受性に関するトレーニングを提供し、科学と文化の双方向の共学を実施し、2つの文化の概念を再統合することで、共学共栄(ともに学びともに栄える)社会的行動と知識の影響力を創出する。たとえば、私たちは大学のカリキュラムを先住民集落で行い、そこを「山の大学」とする一方で、「那瑪夏学」を学内の正式なカリキュラムとし、先住民集落の知恵を大学の教学の現場に取り入れ、「大学の中の先住民集落」とした。「那瑪夏学」のコンテンツは、文化の感受性、山林と文化の知恵、健康に関する管理、芸術などの多岐にわたり、学生に那瑪夏を理解させ、先住民族地区に深く入って交流・学習しようとする動的なエネルギーを触発し、そのうえで、さまざまな分野の学習や専門プログラムに参加するよう指導し、一人前で、社会的な責任を十分に果たすことができ、また、先住民族地区において活動ができる人材となることを期待している。

三、 醫藝相陪 豐富在地兒少接軌國際的未來:
本計畫依循七年來未曾改變的教育學習動力模組,進入師、生,甚至包含在地的沉澱與反思階段,主要是在內營力動能改變上,包含了踐履健康照護與人際關懷之社會責任的動力翻轉、發酵人際關懷與醫學院特有之健康關懷元素,使之擴散。學生主動組成垂直整合一到六年級醫學生的醫學學習社群(Medical Society),關懷都會中存在,卻往往「不被視見」的街友,且將所遇到的情境、問題、想法、策略調整等議題,帶回校園,與師長進行討論並實踐於生活當中。
本軸主張USR計畫存在的目的包含知識的轉移,則大學端能與專業非營利組織合作,提供在地所需之know how,陪同嘗試解決在地問題之know how。延續前階段支持與陪伴那瑪夏國中之「英語音樂劇」活動,今年將進行第二次嘗試,透過財團法人佳音英語文教基金會之軟體及know how後線支援,讓在地少年透過藝文展演活動中,不斷與自己賽跑。

三、医療と芸術とで、先住民族集落の子どもたちが世界に踏み出していく未来を豊かに
本プロジェクトでは、過去7年間変わらなかった教育学習動機を踏襲し、教員、学生、さらには地域が沈殿と反省をする段階に入った。主に、内因性のエネルギーを変えることにあり、それには、健康管理や対人ケアに関する社会的責任の転換を図り、対人ケアと医学部が有する健康ケアに関する知識・経験を発酵させるといったことがあるが、これを拡散させた。学生が主体となり、1年生から6年生までの医学生を縦に統合する医学学習ソサイエティ(Medical Society)を組織し、都会に存在しているのに往々にして「気づかれない」ホームレスをケアし、かつ、そこで遭遇した状況や問題、発想、戦略調整などのテーマをキャンパスに持ち帰り、教員や先輩と討論を行うとともに生活の中で実践した。
本軸では、USRプロジェクトが存在する目的には知識の移転が含まれていることを提唱している。大学は専門的な非営利組織と協力し、その現場が求めるノウハウを提供し、非営利組織に同行して地元の問題の解決のノウハウを試した。前段階からのサポートを継続し、那瑪夏中学の「英語ミュージカル」活動に同行し、今年は2度目の試みを行った。財団法人佳音英語文教基金会によるソフトウエア及びノウハウのバサポートを得て、現地の子どもたちは芸術文化パフォーマンスイを通じて、自分自身と競争できるようになった。

圖:主軸二點燃多元夢想圖
圖:主軸二多様な夢に点火する
圖:主軸二教育動力圖
圖:主軸二教育エネルギーの模式図

四、 建立偏鄉長照支持與宜居環境,改善國際夥伴之醫事長照專業:
本計畫夥伴組成的跨專業服務團隊(包括物理治療師、職能治療師、護理師、照服員等)辦理場域實踐活動來增能偏鄉居民之行動安全;由於那瑪夏當地的照護人力極度缺乏,我們結合跨專業團隊師資與勞動部辦理照顧服務員專班,該在地課程更是暌違五年未舉辦。本班最終結訓人數為24人,目前為止已有23人就業,訓後就業率高達95.8%,這為當地偏鄉的長期照護注入一股新的氣象、落實在地長照的需求。此外,我們也分享台灣偏鄉專業服務的經驗,以增加越南等新南向夥伴國家長照相關教師的專業知能與協助降低開發中國家的健康不平等。

五、 設計在地科學化教育方案與促進國際生態環境之議題交流:
延伸並應用大學系列課程,挹注社區教研資源,訓練大學生進入社區及田野中,培養對地方需求的思辨力和感知力,偕同居民長期研究,使學生們在數據取得及分析過程中,培養大學生同理地方問題、思考人類與環境間永續共存的議題,並找出解決方案的行動力;另與場域教師合作,融合教育部課綱、當地文化背景以及得天獨厚的自然環境,設計國小特色課程、國中生態山林課程、科展等在地兒少科學化教育方案,培育原鄉學生未來競爭力。透過多年來生態山林特色課程的累積,持續培養那瑪夏國中學生對科學研究的興趣,從不同主題的課程教學,讓學生們探索屬於自己的研究方向,並加以應用至科展內容裡。今年輔導第十四屆原住民雲端科展2組別,榮獲最佳人氣獎、榮譽團體獎及兩項傑出教師指導獎;並輔導第63屆高雄市科展1組別。以卡那卡那富族應用蘆竹捕蝦、毒魚藤捕魚為主題,結合文化、科學融入生活智慧,全台唯一的卡族傳統智慧得以延續及傳播。
此外,藉由人才培育冀望在地學子能將科學研究的精神,轉化成未來的能量之外,我們更召集在台灣的對於那瑪夏文化、農事、生物多樣性有興趣的國際學生進行一場又一場的工作坊,不僅是拓展在地原民的國際視野,也是讓世界看見那瑪夏更直接的方式。在國際上傳遞在地原民經驗,對國外大學、原民社群與學生、及大學師生共同產生長遠影響的國際生態交流。

六、 活化產業鏈,達成部落永續生存之目標:
傳遞大學的教學資源傳到部落,推動在地青年發起對部落的資源永續經營概念,同時整合外部資源,協助當地發展生態觀光,環境友善農業與原蜂產業之地方創生,這種地方創生的模式不僅促進了當地經濟發展,也強化了社區的永續生存基礎,形成良性的產業鏈,為部落帶來更多機會和發展前景。

四、僻地の村落における介護支援と住みよい環境を構築し、海外のパートナーの医療や長期介護的ケアの専門性を改善する
本プロジェクトのパートナーが組織した複数の専門領域からなるサービスチーム(理学療法士、作業療法士、看護師、介護士など)は、現場の実践活動を実施し、僻地の住民が行動する際の安全性を高めた。那瑪夏の現地ではケアに携わるマンパワーは極度に不足しているため、私たちは、複数の専門領域からなるチームの指導者と労働部とで、現地では5年間開催されていなかった、介護サービス人材の特別研修クラスを実施した。最終的に研修を修了した人数は24人で、現在までに23人が就業しており、研修後の就職率は95.8%に達した。これは、この地域における介護に新風を吹き込むものであり、地域における介護のニーズに応えるものだった。このほか、私たちは、台湾の僻地における専門的なサービスの経験を現地と共有し、ベトナムといった台湾の「新南向政策対象国」において、介護関連の指導者の専門的な知識とスキルを向上させ、開発途上国における健康格差の是正にも貢献した。

五、現地における科学的教育プログラムを設計し、国際的な生態環境のテーマに関する交流を促進
大学の一連のカリキュラムを拡張・応用し、コミュニティの教育研究リソースに投入することで、大学生をコミュニティやフィールドに投入し訓練し、現地のニーズに対する思考力と察知する力を育成し、住民とともに長期的に調査を行い、データを取得、分析する過程で、地域の問題に共感し、人間や環境の持続的な共存という課題を考え、実行可能な解決策を見出す行動力を養っている。また、現場の教員と協力し、教育部の教育要綱や現地の文化的背景や類稀なる自然環境を統合し、小学生向けの特別カリキュラムや中学生向けの生態山林カリキュラム、科学展覧会など、子どもたちのための科学的教育プログラムをデザインし、先住民族地域の学生の将来的な競争力を育てている。長年にわたる生態山林の特徴的なカリキュラムの積み重ねを通じて、那瑪夏の中学生の科学研究に対する興味を持続的に育成し、さまざまなテーマの指導を通じて、学生たちに自分自身に合った研究の方向性を模索させるとともに、科学展覧会のコンテンツに応用できるようにしてきた。今年は、第14回先住民族クラウド科学展覧会のカテゴリー2に向けて助言を行い、最優秀人気賞と名誉団体賞、2つの傑出した教員指導賞を受賞した。また、第63回高雄市科学展覧会カテゴリー1の指導も行った。カナカナブ族による葦を使ったエビ捕りやデリスを使った魚捕りをテーマとして、文化と科学に暮らしの知恵を取り入れ、台湾で唯一のカナカナブ族の伝統的な知恵を継続し・普及ささせることができた。
このほか、人材育成によって、現地の学徒が科学研究の精神を将来に向けたエネルギーへと転換させることが期待される。このほか、私たちは、那瑪夏の文化、農業、生物多様性に関心を持つ台湾在住の各国の留学生を集めて、ワークショップを何度も積み重ねてきた。現地の先住民の国際的な視野を開かせるだけでなく、より直接的に那瑪夏を世界にを知ってもらうことができる。現地の先住民族の経験を国際的に伝えるなかで、国外の大学、先住民コミュニティー、学生に対して、そして大学の教員や学生たちにも、長期的な影響を与える国際的なエコロジー交流である。

六、産業チェーンを活性化し、先住民集落を持続的に存続させる目標を達成
大学の教学資源を先住民集落に伝え、現地の青年たちに集落資源の持続可能な管理という概念を持ってもらうよう促し、同時に、外部の資源を統合して、現地でのエコツーリズム、環境にやさしい農業、ミツバチの原種を生かした産業の地方創生の発展をサポートする。こうした地方創生モデルは、現地の経済発展を促すだけでなく、コミュニティの持続可能な生存基盤を強化し、良好な産業チェーンを形成し、集落のためにより多くの機会と発展の展望をもたらすものである。

那瑪夏經驗的擴散-培育USR國際人才

透過地方創生體驗交流工作坊之鏈結,菲律賓的PAASE代表團參訪那瑪夏,為合作的種子埋下種子。這個計畫包括一系列重要的步驟,其中關鍵是田野生態調查,這有助於瞭解當地環境的特色,為未來發展提供有價值的資訊。同時,我們也致力於建立兩地雙向合作計畫,確保資源和知識共享以實現共同目標。
Mae是我們培育國際人才的模範人物。她在本校取得博士學位後,回到母國菲律賓並擔任教授。在高醫大期間她深度參與USR那瑪夏計畫,與計畫成員及在地夥伴有許多合作,培養革命情感。積累了多年的經驗後,她將所學學以致用,將USR的理念和精神帶回自己的國家,並成功將它們融合到菲律賓民答那峨島大學的教育環境中。國際人才的知識和USR經驗可以讓他們發想出最適合在地的方案,對當地的永續發展至關重要。


完備全人教育、善盡公民責任

正如本校創校院長杜聰明博士所言:「先學做人,再做專業人。」,故培育全人發展之專業人才,為本校重要的社會價值。而那瑪夏提供本校非常棒的學習場域,學生在這裡可以看到如何與大自然相處,也會重新審視文化的意義、重新尋找自己的臍帶線以及重新發現和定義醫療人員的使命。在那瑪夏學習到的知識,能讓學生思考許多先前不曾關注的議題,這樣的成長和體悟能使其蛻變成一個更具有全面性價值觀和視野的人,在看待事物的同時會去瞭解其背景知識和更多文化面向的資訊。未來,本校將持續與那瑪夏攜手,培養無國界之「健康的人才」及與「能與環境健康互動的人才」。

那瑪夏の経験の拡散―USR国際人材の育成

地方創生体験交流ワークショップのつながりを通じて、フィリピンのフィリピン・アメリカ科学工学アカデミー(PAASE)代表団が那瑪夏を訪問し、協力のタネを蒔いた。このプロジェクトには一連の重要なステップが含まれるが、なかでも重要となるのは現地での生態調査である。これは、現地の環境の特徴を把握するのに役立ち、今後の発展のために価値ある情報となる。同時に、私たちは両地の双方向的な協力プロジェクトの構築にも努め、リソースの確保と知識の共有によって共通の目標を実現させていく。
Maeは私たちが育成した国際人材の模範的な人物である。彼女は本学で博士号を取得後、母国フィリピンに戻って教授となった。高医大在学中、彼女はUSR那瑪夏計画に深くかかわり、プロジェクトメンバーおよび現地パートナーと数多くの協力を行い、変革に対する情熱を養った。長年にわたって経験を積んだ後、彼女は学んだことを応用し、USRの理念と精神を自国へ持ち帰るとともに、それらをフィリピン・ミンダナオ島の大学の教育環境に取り入れることに成功した。国際人材の知識とUSRの経験により、現地に最もふさわしいプロジェクトを考え出すことができ、現地の持続可能な発展にとって極めて重要なことである。


完全なる全人教育、公民としての責任を果たす

まさに、本学創設者であり院長を務めた杜聡明博士がおっしゃった「まず人としてのあり方を学び、それから専門家となれ」という言葉のとおり、全人格的に成長した専門人材の育成は、本学にとって重要な社会的な価値である。那瑪夏は本学にとって、大変すばらしい学習フィールドとなり、学生はここで、どのように大自然と付き合うべきかについて見い出し、文化の意義を再確認し、自らの芯を探し直し、医療人としての使命を再発見し、再定義することができるた。那瑪夏で得た知識によって、学生は、かつて関心を持ったことのなかったテーマについて多く考えさせられ、このような成長と気づきによって、より全体的な価値観や視野を備えた人に生まれ変わり物事を見ることができるようになると同時に、背景にある知識とより多くの文化的な情報を理解できるようになる。今後、本学は那瑪夏との提携を持続し、国を越えた「健康な人材」と「環境と健全に向き合える人材」を育てていきたい。

圖:德國科隆大學醫院合作機構交流探訪: 參加由科隆大學醫學院主辦之roundtable外,亦到德麥當勞兒童之家參訪,以深度獲得如何在制度面讓醫療照顧更完善。
圖:ドイツのケルン大学病院協力機構との交流・訪問:ケルン大学医学院主催のラウンドテーブルに参加したほか、ドイツの「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を訪れ、制度面で、医療ケアをより完全なものにしていくかを深く理解することができた。
圖:台越聯合教育工作坊:社區長照需求評估、簡易健走杖製作與教學
圖:台湾ベトナム共同教育ワークショップ:地域介護ニーズの調査、簡易な歩行補助つえの製作、教学
圖:本計畫核心理念不只有讓世界看見那瑪夏,同時也藉由國際原民文化暨那瑪夏生物多樣性研習工作坊,帶領國際生實際踏訪那瑪夏的文化及生態之美。
圖:本プロジェクトの核となる理念は、世界に那瑪夏を知ってもらうことだけではなく、国際先住民族文化及び那瑪夏生物多様性研究・学習ワークショップを通じて、世界の学生に那瑪夏を実際に訪れてもらい、那瑪夏の文化と生態の美しさを伝えることである。
圖:雙向交流會議:高醫與菲律賓-棉蘭老中央大學正式簽署了合作備忘錄(MOU)
圖:双方向交流会議:高医とフィリピンのミンダナオ中央大学は協力のための覚書(MOU)に正式に調印した。
記事のシェア (シェア)