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成為靠食品賺錢的人! 高知大學 土佐食品產業製造者人才培育事業(土佐FBC)

食で稼げる人になる! 高知大学 土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業(土佐FBC)
專題文章 ( 特集記事 )
學校(学校) | 高知大學(高知大学) 作者(著者) | 松田高政(松田高政)、前田泰史(前田泰史)、西春代(西はる代)
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◆概要

土佐FBC(Food Business Creator)的目的是培育生產、加工、流通、銷售的綜合專業人才,與高知縣產官學攜手合作,主要以縣內社會人士為對象,實施食品相關專業教育課程。
土佐FBC的教育課程分為3種學程,分別是學習綜合食品知識的基本學程「BB學程」、選修必要科目的「部分選修學程」和學習8堂主要科目的「入門學程」。此外,在令和元年(2019年)到4年(2022年)之間,還開設了為期2年,培育研究開發人才的主題研究學程「S學程」。
S學程至今達成以下成果:完成機能性表示食品登記4件、在S學程中開發的新產品上市銷售8件、結訓生成立研究室5件、成立股份有限公司2件。
土佐FBC的宣傳標語是「成為靠食品賺錢的人」。日文中賺錢(稼げる)的漢字可以拆解為「家中有穀物(禾)」,家代表高知縣,穀物則是人和地區需要的物品。因此,「賺錢的人」一詞,蘊含了要對地區做出貢獻的抱負。
土佐FBC將在注重人與人的關係下、保持雄心壯志推動相關活動。我們期盼能支援高知縣和日本的食品產業、為培育人才和援助企業埋頭努力、打造出宛如家人般互相支持的人際網。

◆概要

土佐FBCは、生産・加工・流通・販売を総合的につなげることができる専門人材を育成することを目的に、高知県の産学官が連携し、主に県内の社会人向けに食品に関する専門教育プログラムを実施している。
土佐FBCの教育プログラムはBBコース、部分受講コース、入門コースの3つのコースを設けている。また、令和元年度から令和4年度までの取り組みで、2年間の課題研究Sコースがある。
Sコースのこれまでの成果としては、機能性表示食品の届け出完了4件、Sコースで開発した新商品発売8件、修了生による研究室設立5件、株式会社設立2件があげられる。
土佐FBCのキャッチフレーズ「食で稼げる人になる」という言葉は、「家に禾(穀物)」という言葉から、家は高知県、穀物は人や地域にとって必要なもの・ことで、「稼げる人」とは、地域に貢献する人になるという志の意味が込められている。
私たち土佐FBCも人と人との繋がりを大切にして、志高く、取り組みを継続していく。そして、高知県さらには日本の食品産業を支援すべく、人材育成及び企業サポート等を地道に行いながら、家族のように支えあう人のネットワークを作っていきたいと考えている。

1. 什麼是高知大學土佐食品產業製造者(土佐FBC)?

(1) 專為社會人士設立的食品專門教育機構

土佐FBC(Food Business Creator)的目的是培育生產、加工、流通、銷售的綜合專業人才,與高知縣產官學攜手合作,主要以縣內社會人士為對象,實施食品相關專業教育課程。自平成20年度(2008年)開啟課程後,已經成立15年,14年來培育出了659位人才。

1. 高知大学 土佐フードビジネスクリエーター(土佐FBC)とは?

(1) 社会人のための食品専門教育機関

土佐FBCは、生産・加工・流通・販売を総合的につなげることができる専門人材を育成することを目的に、高知県の産学官が連携し、主に県内の社会人向けに食品に関する専門教育プログラムを実施している。平成20年度からスタートし、現在15年目。14年間で延べ659名の人材を輩出している。https://tosa-fbc.jp/

圖:土佐FBC的官網
圖:土佐FBCのHP

(2) 教育課程以食品加工為中心,涵蓋所有食品商務知識
土佐FBC的教育課程分別設有3個學程,BB學程、部分選修學程和入門學程。BB學程在一年內必須選修合計90小時的講座:「食品科學」、「食品商務」、「行銷」、「品質管理」和「實習」。學生將學習自己開發商品,以及包括分析、品質管理等技術業務的技能與思考模式(參照表1)。此課程也能幫助學生取得國家戰略・專業檢定「食品六級產業化企劃師(食Pro.)」1至3級的資格(食Pro.為「食品六級產業化」領域的檢定制度)。
除了BB學程之外,還提供選修課程科目群組(各20小時左右)的部分選修學程,以及各選修1堂主要科目,總計學習8堂課(25.5小時)的入門學程等。學生可依照自身程度與目的,選擇3個學程參與。

(2)教育プロブラムは食品加工を中心に食品ビジネス全般

土佐FBCの教育プログラムはBBコース、部分受講コース、入門コースの3つのコースを設けている。BBコースは、座学「食品学」「食品ビジネス」「マーケティング」「品質管理」「実習」の合計90時間を1年間で履修し、自ら商品開発や分析・品質管理等の技術業務を担えるスキルと考え方を身に付けてもらう(表1を参照)。国家戦略・プロフェッショナル検定「食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)」のレベル1~3までの資格取得にも対応したプログラムである(食Pro.は「食の6次産業化」分野の検定制度)。
そのほか、カリキュラムの科目群(各20時間程度)を選択する部分受講コース。主な科目を1コマずつ、計8コマ(25.5時間)受講する入門コースなど、レベルや目的に応じて、3つのコースが選べるようになっている。


2. 主題研究S學程的實施與實績

S學程至今達成以下成果:完成機能性表示食品登記4件、在S學程中開發的新產品上市銷售8件、結訓生成立研究室5件、成立股份有限公司2件。
以下將從中介紹2件研究實績。

(1) 開發使用非加熱濃縮果汁製作的冰品。
S學程2期生:前田泰史

本研究是開發使用非加熱濃縮果汁製作的冰品(雪酪)。過去使用減壓濃縮製作的柑橘類果汁製作冰品時,香味往往會消失,為了解決這個問題,我們探討了在濃縮時維持柑橘新鮮香氣的方法。
首先,我們使用與高知工科大學共同研究的冷凍濃縮技術,經過3倍濃縮,以非加熱方式保留香氣,成功製作出風味優良的冰品。然而冷凍濃縮使用的設備等會提高製作成本,於是我們摸索了壓低價格的製作方式。
調查後,我們發現使用凍結溶解法,能夠用更便宜的方式,獲得與冷凍濃縮法相同品質的濃縮液。我們正在研究配方,希望能實際運用在商品上。

2.課題研究Sコースの取組と実績

Sコースのこれまでの成果としては、機能性表示食品の届け出完了4件、Sコースで開発した新商品発売8件、修了生による研究室設立5件、株式会社設立2件があげられる。
その中で、2件の研究実績を紹介する。

(1)非加熱濃縮果汁を用いた冷菓の開発
Sコース2期生:前田泰史

この研究は、非加熱濃縮果汁を用いた冷菓(シャーベット)の開発で、これまでは減圧濃縮により柑橘系果汁を入れると、どうしても香りが飛んでしまうという問題点を解決するため、生の柑橘の香りを保持したまま濃縮する方法を検討した。
まず、高知工科大学と共同研究で凍結濃縮技術を使い、約3倍に濃縮することで、非加熱で香りも良く保持され、とても優れた風味のある氷菓を製造することに成功した。ただし、凍結濃縮には設備等、製造原価が高いことから、もっと安価な製造方法を模索した。
調査した結果、凍結融解法により安価で凍結濃縮法と同等の品質の濃縮液を得られることが分かり、現在、実用化に向けてレシピ等を検討している。

圖:冷凍濃縮的無添加雪酪
圖:凍結濃縮の無添加シャーベット

(2) 考察養生糖漿效果驗證方法
S學程2期生:西春代

本研究的目的是驗證市面上販售的養生糖漿效果。
首先,針對「改善寒性體質糖漿」的成效,我們招募受試者調查單次使用的效果後,發現3名受試者的體表溫度出現變化,代表血液循環變好。我們用冷水洗手,確認手部表面溫度的恢復狀況時,發現在同樣體溫較低的人中,飲用糖漿者的溫度出現顯著回復。

(2)薬膳シロップの効果検証方法の検討
Sコース2期生:西はる代

この研究は、現在販売中の薬膳シロップの効果について検証することを目的に実施した。
まず、「体の冷えが気になる方向けのシロップ」の効果について、単回投与で効果があるかどうかモニターを募って調査した。その結果、モニター3名とも血流が良くなることが体表温度変化によって明らかとなった。冷水につけた手の表面温度の回復を見たところ、体温が低い人はシロップを飲んだ方が体温の回復が顕著なことが分かった。

圖:測定攝取糖漿15分鐘之間的體表溫度變化
圖:摂取後15分間の体表温度変化を測定

針對「可以冷卻多餘熱能的糖漿」,我們讓受試者進行30分鐘的飛輪運動,使用紅外線熱影像儀檢測受試者飲用糖漿和未飲用糖漿時,身體的放熱量。結果顯示不容易排汗、導致熱鬱積在體內者,飲用糖漿後有助於排出體內熱能。
研究顯示,針對體質給予適當的養生糖漿,確實能得到更好的效果。

3. 土佐FBC人才培育目標與將來願景

(1) 目標培育人才

土佐FBC培育過諸多人才。身為食品教育專門機構,我們的培育人才目標是「懷有高大志向,期盼在食品領域振興地區,且不只是製作或銷售商品,而是將利益分配給生產者、銷售者和消費者的人才」。因此,我們希望能培育出以理解食品加工(第二產業)為主,同時了解包括農林水產業(第一產業)、流通零售業(第三產業)等整體食品產業,並能調節各產業的利害關係,讓彼此攜手合作,創作出嶄新商品和商業模式的人才,也就是「食品產業製造者」。

(2) 學習課程後的支援體制

土佐FBC的學生不只可以在課堂上學習,課程結束後,也能參加結訓生的交流會、以及定期舉辦的讀書會。此外,結訓生隨時都能找土佐FBC的老師諮詢。
我們善用結訓生、老師和專家的人脈,致力於支持結訓生完成夢想。實際上,土佐FBC進行過多項商品開發和改善品質的支援。以參加土佐FBC的課程為契機,商品銷售收入的總額,令和2年度(2020年)為11.2億日圓(包括間接效果則為18.0億日圓(參照圖3))。平成20年度(2008年)至令和2年度(2020年)累計超過51.7億日圓。加入經濟漣漪效應(使用產業關聯分析推估)後,達到83.2億日圓規模。

(3) 宣傳標語「成為靠食品賺錢的人」涵蓋的思想。

最後我們要來介紹土佐FBC宣傳標語「成為靠食品賺錢的人」中涵蓋的意義。首先,日文中的賺錢(稼げる),就是卯足全力工作,換取金錢的意思。但漢字「稼」可以拆解為「家中有穀物(禾)」,家代表高知縣(高知縣的宣傳標語是「高知家和高知縣是一大家族),穀物則是人和地區需要的物品。因此「賺錢的人」這個詞彙中,蘊含要對地區做出貢獻的抱負。
土佐FBC-BB學程結訓後,學生在結訓典禮上將獲頒勳章。這個勳章的標誌使用FBC的字母呈現出「人」與「志」。

また、「余分な熱を冷ますシロップ」については、モニターに30分間、固定式自転車で運動をしてもらい、シロップを飲んだ時、飲まない時で、それぞれ体からの放熱量をサーモグラフィーで測定した。その結果、汗をかきづらく体に熱がこもりやすい人がシロップを飲んだところ、体にこもった余分な熱が放出されることが観察できた。
このように、薬膳シロップは適切な体質の方に処方することにより、より効果が得られることが示唆された。

3.土佐FBCが目指す人材像と将来ビジョン

(1)目指す人材像

これまで土佐FBCは多くの人材を輩出してきた。食品の教育専門機関として育成する人材像は、「食の分野で地域を良くするという高い志を持ち、単に物づくり・物売りができるだけではなく、生産者・販売者・消費者すべてに利益配分ができる人材」である。そのために、食品加工(2次産業)を中心に、農林水産業(1次産業)、流通販売業(3次産業)など食品産業全体を理解した上で、それぞれの利害関係を調整し、協力連携(コラボレーション)させることで新たな商品・ビジネスモデルを創造できる人材「フードビジネスクリエーター」を目指している。

(2)修了後も続くサポート体制

また、土佐FBCでは、受講期間中だけではなく、修了しても修了生同士の交流会や定期的な勉強会へ参加することができ、さらには土佐FBCの教員への相談もいつでもできる。
修了生及び教員・専門家のネットワークを活かして、全力で受講生・修了生の夢の実現を応援している。実際に土佐FBCでは、多数の商品開発や品質改善のサポートを行っており、土佐FBCの受講を契機とした商品売上の総額は、令和2年度で11.2億円、平成20年度から令和2年度までの累計で51.7億円を超え、その経済波及効果を加えると83.2億円規模に達している。

(3)キャッチフレーズ「食で稼げる人になる」に込めた思い

最後に土佐FBCのキャッチフレーズ「食で稼げる人になる」に込めた思いを紹介する。まず、「稼ぐ」という言葉は、一般的には、一生懸命に働いてお金を得るという意味であるが、「家に禾(穀物)」という言葉から、家は高知県(高知県のキャッチフレーズは「高知家・高知県はひとつの大家族」)、穀物は人や地域にとって必要なもの・こと。すなわち「稼げる人」とは、地域に貢献する人になるという志の意味が込められている。
 土佐FBC-BBコースを修了すると、修了式に受講生にバッジが授与される。このバッジのマークはFBCの文字を用いて「人」と「志」を表している。

圖:土佐FBC結訓典禮上頒發的徽章
圖:土佐FBCの修了式に授与されるバッジ

受到新冠疫情的影響,現在可說是苦難的時代。為了振興地區,大家該付出什麼樣的貢獻呢?我們土佐FBC將在注重人與人的關係下,保持雄心壯志地推動相關活動。我們期盼能支援高知縣和日本的食品產業、為培育人才和援助企業埋頭努力、打造出宛如家人般互相支持的人際網。

今、時代は新型コロナウイルスの影響もあり、まさに苦難の時である。地域を良くするためにどんな貢献をするか問われている。私たち土佐FBCも人と人との繋がりを大切にして、志高く、取り組みを継続していく。そして、高知県さらには日本の食品産業を支援すべく、人材育成及び企業サポート等を地道に行いながら、家族のように支えあう人のネットワークを作っていきたいと考えている。

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