臺灣

跨領域學習課程的USR實踐之歷程與反思: 以國立臺東大學暑期「海洋文化與遊憩探索」課程為例

分野横断型学習カリキュラムにおけるUSR実践の経過と再考 国立台東大学夏期プログラム「海洋文化とレクリエーションの探究」を例として
方案推動與歷程分享 ( プログラム&プロセス紹介 )
學校(学校) | 國立臺東大學教育學系(国立台東大学教育学系) 作者(著者) | 陳璽丞
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壹、 前言:USR實踐計畫跨領域課程的理念

  「大學社會責任(university social responsibility, USR)」概念源自於「企業社會責任」(corporate social responsibility, CSR)(Shek & Hollister, 2017)。USR係指大學除了善盡其教學和研究責任之外,也要盡其所能負起服務社會的責任,培養學生具有社會方向感和使命感,帶動社會的進步與發展,以發揮大學功能和促進社會永續發展(吳清山,2018)。我國教育部自2018年開始,推行USR實踐計畫,以聯合國永續發展指標(SDGs)為核心,聚焦在地連結、人才培育、國際連結等面向及各項議題,鼓勵發揮專業知識及創意,改善學用落差;促進在地認同與發展,進而邁入接軌國際之願景(教育部大學社會責任推動中心,2022)。
  吳清山(2018)認為,大學教育應該幫助學生找到其方向感,培養學生從事公共服務的熱忱,以「追求社會的公共利益和提升人類生活品質」為目標,才能發揮大學教育的價值。實際上這與OECD在《2030學習羅盤》提出學生能動性(student agency)的概念相似,學生能動性是指學生在社會中具備影響自身與周造環境事務的能力與意願,OECD期望未來的教育能夠培育學生的轉型素養(transformative competencies),使學生成為能夠「創造新價值、解決困境以及承擔社會責任」的人才。USR的價值,不僅是大學機構單方面的付出,更重要的是讓學習與在地連結,培養學生回饋社會的能力。

一、 はじめに:USR実践プロジェクト分野横断型カリキュラムの理念

  「大学の社会的責任(university social responsibility, USR)」という概念は、「企業の社会的責任」(corporate social responsibility, CSR)(Shek & Hollister, 2017)を起源とする。USRとは、大学がその教学と研究上の責任を果たすだけでなく、社会に奉仕するという責任に尽力し、社会的な方向感覚や使命感を備えた学生を育成し、社会の進歩や発展を牽引することで大学の機能を発揮し、社会の持続可能な発展を促進することをも指している(呉清山、2018)。台湾の教育部は、2018年からUSR実践プロジェクトの推進を始めたが、これは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を核とし、地域連携や人材育成、国際連携などの側面および各テーマに焦点をあて、専門知識と創造性の育成を奨励し、学問と実用との間にあるギャップをを改善し、ローカルの認知と発展を促進することにより、国際協調のビジョンへと進んでいくものである(教育部大学社会責任推動中心、2022)。
呉清山(2018)によれば、大学教育は学生が進路を見出せるように手助けし、学生が公共サービスに携わろうとする熱意を養い、「社会の公益を追求し、人間のQOLの向上」を目標とすることで、大学教育の価値を発揮することができるという。実はこれは、OECD が「2030 年に向けた学習枠組み」でうたう学習者のエージェンシー(student agency)の概念と似通っている。学習者のエージェンシーとは、学生が社会において自らと周辺環境に影響を与える能力と意欲のことで、OECDは今後の教育が学生のトランスフォーマティブコンピテンシー(transformative competencies)を育成し、学生が「新たな価値を創造し、課題を解決し、社会的な責任を引き受ける」人材になることを期待している。USRの価値とは、大学組織が一方的に貢献することだけを意味しているのではなく、より重要なことは、学習と地域社会とのつながりや、学生が社会にフィードバックする能力を育成することである。

貳、 「海洋文化與遊憩探索」課程

  「海洋文化與遊憩探索」是國立臺東大學跨領域之社會責任實踐模組課程,利用暑假期間密集授課,將帶領學生潛入海洋與踏入綠島在地社區,進行一系列的文化資源探索活動,並藉由數位影像作為主軸,創作具備文化價值、在地故事及地區特色之專題影片,讓學生探索海洋同時學習影片製作的能力,推廣永續海洋或地區特色價值等主題內容,進一步實踐USR。
  本課程至今已連續執行三年,教師會針對當年度主題調整課程運作模式,課程由三位分別具備數位媒體行銷、田野文化踏查與潛水專業的教師共同開課。課程融合多元的領域,招募全校不同系所的學員參與課程。在課程中創造跨領域學習交流的機會,並在專題製作中培養學生互助合作的能力。

二、「海洋文化とレクリエーションの探究」カリキュラム

 「海洋文化とレクリエーションの探究」は、国立台東大学の分野横断的な社会的責任実践モジュールカリキュラムであり、夏休みに集中的に授業が行われる。学生を海や緑島の地域コミュニティに潜り込ませ、一連の文化資源探索活動を実施するとともに、デジタル映像の活動を主軸として、文化的な価値やローカルの物語、地域の特色を盛り込んだテーマ動画の創作を行う。こうした活動を通じて、学生に海を探索させ、動画製作スキルを学ばせ、持続可能な海洋あるいは地域の特徴的な価値などを主題とするコンテンツを普及させ、USRの実践をさらに進展させていく。
 本カリキュラムは3年連続で実施しており、教員は、その年度のテーマにについてカリキュラムの運営モデルを調整し、デジタルマーケティング、文化に関するフィールド調査、プロのダイビングに関する3名の指導者と共同で開講している。カリキュラムは多様な分野を融合したもので、全学のさまざまな学部や大学院の学生に受講を呼びかけ、分野横断型の学習と交流の機会を設け、テーマ研究製作において学生同士が協力し合う能力を養う。

圖:圖1:海洋文化與遊憩探索課程元素概念圖
圖:図1:海洋文化とレクリエーション探究カリキュラム構成要素の概念図

參、 課程之實際執行過程

  今年度的課程有別以往,在學員報名海洋文化與遊憩探索時,需要先修畢三學分的潛水課,其目的在於讓所有學員具備基本的潛水技能,以利安全的進行水下生態觀察。在課程前熟悉潛水的技巧,能夠讓學員更容易蒐集水下的相關資料與影片素材,對於綠島在地觀光與生態的議題也有更深入的認知。
  正式的密集課程主要分為三階段進行:一、校內課程準備;二、綠島實務操作;三、專題製作與發表。各階段課程執行說明如下:
一、 校內課程準備
  在課程的第一階段主要分為兩個部分,首先是數位媒體與影像剪輯指導學員攝影構圖概念和運鏡方式等,並利用所拍攝的畫面進行剪輯練習,嘗試設計腳本進行影像數位行銷。其次是海洋觀光與文化調查,帶領學員思考在地的議題與相關方案,進而探討到課程專題中問題意識的聚焦,讓學員透過前導的課程完成專題方案的初步規劃,使其能夠在綠島拍攝出專題製作所需要的影像,同時培訓學員訪談技巧與相關學術倫理。
二、 綠島實務操作
  該階段課程於綠島進行實務操作,老師將帶領學員操作潛水、浮潛等生態觀察活動,並同時在綠島進行人文踏查與影像蒐集,為第三階段專題製作進行準備。但實際的執行過程受到海葵颱風的影響,導致往返綠島的船班取消,課程時間與內容被迫進行調整。在授課教師的引導下,課程學員也針對訪談與觀察的議題進行重新規劃,將探討焦點從觀光產業的發展轉為關懷綠島在地的受災狀況,以關懷在地的角度拍攝專題影片,也針對綠島災後的觀光進行討論,訪談在地商家與居民,深入瞭解觀光文化的脈絡,以關懷在地的情懷實踐大學生的社會責任。
  所幸颱風過境之後,船班恢復營運,學員們也實際前往綠島,在老師與助教的帶領下實際前往石朗和柴口潛點,進行水下生態觀察,在實際具體的經驗中,了解海洋生態保護的重要性。學員們在課程專題中也有提到:「減少日常生活中製造的垃圾,可以還給海洋生物乾淨的海域。」這也符合了本次課程相關指標,同時也實踐大學在地的社會責任。
三、 專題製作與發表
  在這門課的最後,學員需要製作出一份專題,於最後一天的發表會中進行發表。在進行專題製作的過程中,學員們需要運用自身專業與團隊溝通合作,發揮自身專長與組員配合,製作一份完整專題。由於課程受颱風影響,使影片製作的時間被大幅限縮,更強調團隊之間的合作互助。最終所有組別針對相關議題,完成影片製作與發表。

三、カリキュラムの実際の実施過程

 今年度のカリキュラムはこれまでと異なり、「海洋文化とレクリエーションの探究」を履修するには、事前に「潜水課」の3単位が履修済みであることが求められる。これは、受講するすべての学生に基本的なダイビングスキルを身に着けさせることにより、水中生態観察を安全に実施できるようにするためである。受講まえに潜水テクニックが習得できていれば、水中において関連資料や映像素材の収集がより容易になり、緑島の地元観光とエコロジーというテーマに対する認識もより深めることができる。
  正式な集中カリキュラムは主に、一、学内での準備、二、緑島での実務的なオペレーション、三、テーマ研究製作と発表の3段階からなる。
各段階におけるカリキュラムの実施説明は次の通りである:
1、学内での準備
 第1段階は主に2パートからなる。まず、デジタルメディアと映像編集についてで、撮影の構図に関する考え方とカット割りの方法などを指導した。また、撮影した動画を使った編集の練習、シナリオの設計や映像のデジタルマーケティングを試行的に行った。続く海洋観光と文化に関する調査では、学生に地域の課題やそれに関連したソリューションについて考えさせ、討論を通じてカリキュラムのテーマにおける問題意識の焦点を探る。導入となるカリキュラムでは、学生にテーマ別プログラムの初歩的な計画を完成させることで、緑島でのテーマ別製作に必要な映像を撮影できるようになり、これと同時に、インタビューのスキルや学問的な倫理についての学生向けの教育を行った。
2、緑島での実務的なオペレーション
この段階は、緑島で実務的なオペレーションが行われ、指導者が学生を率いダイビングやシュノーケリングの生態観察の活動を行うとともに、緑島での人文調査や映像収集を行い、第3段階で行うテーマ研究製作の準備を行った。しかし、現実には、実施にあたって台風11号(ハイクイ)の影響を受け、緑島行きの船便がキャンセルとなり、実施時期と内容を調整する必要が生じた。学生は、指導者のアドバイスを受けながら、インタビューと観察のテーマについて計画を練り直し、観光産業の発展から地元緑島の被災状況のケアに焦点を移すことになった。現地に心を寄せるという視点からテーマ別動画を撮影し、被災後における緑島の観光に関して討論を行い、地元の業者や住民にインタビューを行って観光文化について十分に理解することで、現地に心を寄せながら大学生の社会的な責任を実践した。
 幸いなことに台風が去った後、船は運航を再開し、学生たちは実際に緑島に渡った。教員と助手の指導のもと、石朗と柴口のダイビングスポットで海中の生態を観察し、具体的な実地経験のなかから、海の生態を保護する重要性を理解した。学生たちはカリキュラムのテーマに関連して「日常生活で生じるごみを減少させることは、海洋生物にきれいな海域を提供することにもなる」としたが、こうしたことは今回のカリキュラムの関連目標にも合致しており、また、ローカルにおける大学の社会的責任をも果たしている。
3、テーマ研究製作と発表
 このカリキュラムの最後に、参加学生は課題研究をまとめて最終日の発表会でプレゼンをすることが求められる。課題製作の過程では、学生は自身の専門性を発揮するとともにチームでコミュニケーションをとり、協力しながら、自らの強みを活かし、メンバーと連携し、完成度の高い課題を完成させることが求められる。台風の影響を受けたため、映像製作の時間が大幅に短縮され、チームでの相互協力がより重要となった。最終的にすべてのチームが関連テーマに関する映像製作と発表を終えることができた。

肆、 USR課程與跨領域學習

一、 回饋地方的USR實踐
  海洋文化與遊憩探索課程,主要是帶領學生透過實際的行動學習,進入真實的社會場域,為綠島社區與文化拍攝專題影片,以實踐USR,同時也融入相關的議題進行討論。舉例而言,在課程準備進入社區前,老師帶領所有學員思考受到颱風侵襲後綠島可能受到的影響,以大學生的身分可以怎麼回饋在地?進入綠島後,學員開始訪談在地的商家,也從不同商家的口中獲得許多不同觀點的資料。進入綠島後的場景與原先的認知不盡相同,學員開始調整專題的方向。具體而言,這一門課程為參與學員創造豐富的實務經驗,能夠對於在地的議題更有感悟,以專題的想法實踐USR。
二、 培養學生跨領域多元技能與自我效能
  相關課程之設計,多以跨領域的技能養成,使學生得以成為社會所需要的跨域人才。舉「海洋文化與遊憩探索」課程為例,正是以文化探訪與田野調查、潛水與水下生態以及攝影剪輯與數位行銷三個層面的課程進行跨領域的教學設計,結合人文研究、體育活動和數位行銷的三個不同領域進行跨界合作。

針對跨域學習的部分,以下是相關訪談資料:
  在這一門課程學習到很多不同領域的知識,特別是影片拍攝與剪輯的技巧,這讓我對於數位媒體的製作更有概念。(訪-112.09.09)
  這一門課程讓我知道,原來潛水帶動的觀光產業,不僅有戶外運動這一環,還會牽涉到觀光與文化。特別是在實際訪談的過程中,讓我對於綠島在地的海洋文化,有更深入的了解。(訪-112.09.09)
  談論到這一門課程,最重要的莫過於潛入水下世界,看到了很豐富的海洋生態與珊瑚礁,這讓我更能夠理解為何平常要減少垃圾,也讓我更願意製作專題影片,將保護海洋的意識告訴更多人。(訪-112.09.09)
  上述資料可說明,本課程不僅針對單一項目進行教學,而是設計了多元的課程引導學生進行跨域學習,並透過專題製作統整不同學習目標與相關技能,以達到跨域學習的效果。此外,研究者發現參與USR實踐相關課程的學員,學習動機大多較一般大學生更為強烈。

針對修課動機與自我效能的部分,研究者對學員修課動機進行訪談:
  會想修這一門課最重要的原因,是因為想學習潛水的技能,自己本身有在接觸戶外水域活動,想學習如何安全且友善大自然的進行戶外活動。此外,也讓想學習文化踏查的相關知識,對於未來發展戶外觀光文化產業也有幫助...(訪-112.09.02)
  這一門課程很多同學都是為了潛水而來,但我更想學習如何做田野調查,並將文化踏查的成果剪輯成影片進行數位行銷,讓更多人看見綠島在地面臨的問題。(訪-112.09.02)
  從上述資料可以說明,參與USR跨領域模組的學生,具有良好的自我效能與學習規劃,對於課程的學習較有自己的主見與想法。

四、USRカリキュラムと分野横断型学習

1、地方にフィードバックするUSRの実践
 海洋文化とレクリエーションの探究カリキュラムでは、主として実際のアクションラーニングを通じて、学生を実際の社会フィールドに導き、緑島のコミュニティと文化についてのテーマ研究動画を撮影し、USRを実践し、関連テーマを組み込んだ討論を行った。例えば、コミュニティに入る前に、教員は学生全員に対して、台風襲来後に緑島がこうむりうる影響や、大学生としてどのように地域にフィードバックを行うことができるかについて考えさせた。緑島上陸後、学生は地元の業者へのインタビューを開始し、さまざまな業者の話から数多くの視点の異なるデータも得た。緑島上陸後は、当初知っていた認識とはすべて同じだとは限らず、学生は課題の方向性を調整し始めた。具体的には、参加した学生は豊富な実務経験を積み、地元の課題についてより多くのことを感じ取り、課題研究の考え方でUSRを実践した。
二、学生の分野横断的な多様なスキルと自己効力感の養成
 関連したカリキュラムデザインは、多くが分野横断的な能力を養成することで、学生を社会で必要とされる分野横断的な人材に育成するものだった。例えば「海洋文化とレクリエーションの探究」では、文化の探訪とフィールド調査、ダイビングと水中生態、そして撮影・編集、デジタルマーケティングという3つの側面からなるカリキュラムによって分野横断的な教学設計を行い、人文研究、スポーツ活動、デジタルマーケティングという3つの異なる分野における分野横断型の協力を実施した。

分野横断型学習に関連するインタビュー資料は次の通りである:
 多くの分野の知識を学んだが、特に動画撮影と編集のテクニックは、デジタルメディア製作を行う上で、よりわかるようになった。(2023年9月9日のインタビュー)
  ダイビングが牽引する観光産業は、アウトドアスポーツの一環であるというだけではなく、観光と文化にもつながっているということに気付かされた。特に、実際にインタビューを行うなかで、緑島のローカルな海洋文化に対してより深く理解することができた。(2023年9月9日のインタビュー)
最も重要なことは水中の世界に潜り、豊かな海洋の生態とサンゴ礁を目にするということに勝るものはないということである。これにより、なぜ普段からゴミを減らすのかがより理解でき、課題動画を製作して、海洋保護の意識をより多くの人に訴えたいという思いが強くなった。(2023年9月9日のインタビュー)  
 以上からわかるのは、本カリキュラムは、単一の項目に対して教学を行うものではなく、多様なカリキュラムで学生を分野横断的な学習に導き、課題製作を通じてさまざまな学習目標と関連スキルを結び付け、それによって分野横断型学習の成果を達成するように設計されているということである。このほか、USR実践関連カリキュラムに参加した学生は、学習動機が一般の大学生と比べると非常に強いということが研究者によって確認されている。

履修動機と自己効力感に関して、研究者が学生にインタビューして履修動機を聞いた。
  履修しようと思った最も重要な理由は、ダイビングのスキルを学んで自分自身が屋外の水中活動をすることで、いかに安全で自然にやさしいアウトドアレジャーをするかを学習したかったからで、また、文化調査に関連した知識を学ぶことは、アウトドア観光文化産業の今後の発展に有効だからである...(2023年9月2日のインタビュー)
  多くの学生はダイビングのために参加したが、私はフィールド調査をどのように行うかという点を学びたいと思った。また、文化的な踏査の成果を動画に編集し、デジタルマーケティングを行えば、緑島が現地で直面している課題をより多くの人に見てもらえるから。(2023年9月2日のインタビュー)
上述の資料から言えるのは、USRの分野横断型モジュールに参加した学生は、優れた自己効力感と学習プランを持ち、学習に対して自分なりの見解と考え方を比較的有しているということである。

伍、 結語
  國立臺東大學在設計USR實踐課程上,融入了跨領域學習的元素,透過不同科系的專業進行資源整合,為跨領域教學創造出了全新的概念與可能性。在執行課程計畫的過程,透過在地關懷的視角,引領不同專業背景的學生共同思考,並以專題作業的方式建立小組合作關係,探討文化觀光對於地方的影響與衝擊,身為大學生能夠如何回饋在地社區,並對地方創生產生貢獻與影響力。
  事實上,這樣的課程也符合了OECD提出《2030學習羅盤》中學生能動性的概念,培養學生影響自身周造環境事務的能力。因此研究者認為,透過國立臺東大學設計之USR的相關課程,能夠以跨領域學習的方式,激發出學生跨域合作能力,藉由課程回饋在地,即是USR的彰顯。

五、結び
 国立台東大学ではUSR実践カリキュラムの設計を行う際、分野横断型の学習要素を組み込み、さまざまな学科の専門性を通じてリソースの統合を図り、分野横断型の教学が革新的なコンセプトと可能性を創出できるようにした。カリキュラムを実施する過程では、地域に寄り添う視点を通じて、さまざまな専門性の背景を持つ学生がともに思考するよう導くとともに、課題研究に取り組むことでグループの協力関係を構築し、文化観光が地域に与える影響とインパクト、大学生として地域のコミュニティにいかにフィードバックするか、地方創生に対する貢献と影響力について討論した。
 こうしたカリキュラムはOECD が「2030 年に向けた学習枠組み」でうたう学習者のエージェンシーという概念にも合致し、学生が自らの周辺環境に影響を与える能力を育成するものである。このため、研究者からは、国立台東大学が設計したUSRの関連カリキュラムは、分野横断型の学習方法により、分野を越えて協力する学生の能力を刺激し、カリキュラムを通じて地域にフィードバックされたと考えられている。これはすなわち、USRの最も注目されるポイントである。

陸、 參考資料

一、 中文部分:
吳清山 (2018)。教育名詞-大學社會責任。教育脈動,15。
教育部大學社會責任推動中心(2022)。關於USR計畫。南投縣:作者。
取自:https://usr.moe.gov.tw/tw/about/usr
二、 西文部分:
Organization for Economic Co-operation and Development (2019). OECD Learning Compass 2030 Concept Note Series. OECD Publishing. https://www.oecd.org/education/2030-project/contact/
Shek, D. T., & Hollister, R. M. (2017). University social responsibility and quality of life. Springer Nature Singapore Pte Limited.

六、参考文献

一、中文
呉清山(2018)「教育名詞-大学社会責任」『教育脈動』15。
筆者「関於USR計画」教育部大学社会責任推動中心、2022、南投県、https://usr.moe.gov.tw/tw/about/usrより
二、英文
Organization for Economic Co-operation and Development (2019). OECD Learning Compass 2030 Concept Note Series. OECD Publishing. https://www.oecd.org/education/2030-project/contact/
Shek, D. T., & Hollister, R. M. (2017). University social responsibility and quality of life. Springer Nature Singapore Pte Limited.

圖:圖2:前導課程(泳池平靜水域潛水技能訓練) 資料來源:課程計畫團隊拍攝
圖:図2:導入カリキュラム(穏やかな状態のプールで実施したダイビングスキルのトレーニング)。カリキュラム計画チーム撮影
圖:圖3:前往綠島進行水下資料蒐集,了解綠島海洋環境與觀光文化 資料來源:課程計畫團隊拍攝
圖:図3:緑島に赴き、水中で資料収集を実施し、緑島の海洋環境と観光文化について理解した。カリキュラム計画チーム撮影
圖:圖4:課程田野調查訓練,於綠島景點睡美人,帶領學生反思觀光帶來的環境破壞。 資料來源:課程計畫團隊拍攝。註:睡美人與哈巴狗是綠島著名的自然景觀,但在該景點旁就是綠島的垃圾掩埋場。
圖:図4:フィールド調査のトレーニング。緑島の観光ポイント「眠れる森の美女」で、観光がもたらす環境破壊について再考するよう学生たちに促した。カリキュラム計画チーム撮影。 注:「眠れる森の美女岩」と「パグ岩」は、緑島を代表する自然景観だが、近くには緑島のゴミ埋め立て場がある。
圖:圖5:成果發表會播放專題成果影片,報告田野調查成果並說明製作理念 資料來源:課程計畫團隊拍攝
圖:図5:成果発表会で課題研究の成果となる動画を上映し、フィールド調査の成果を報告するとともに、製作にあたっての考え方を説明した。カリキュラム計画チーム撮影

本文已獲「海洋文化與遊憩探索」授課教師臺東大學體育系溫卓謀教授授權撰寫、刊發。

本稿は、「海洋文化とレクリエーションの探究」の担当教授である台東大学体育系の温卓謀教授に許可を得て、執筆、掲載をしている。

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