臺灣

浪愛無國界

浪愛無國界
專題文章 ( 特集記事 )
學校(学校) | 国立中興大学 作者(著者) | 國立中興大學
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台灣流浪動物的問題與現狀

「台湾に着いて2日目の夜に野良犬にガッツリ噛まれて救急病院にお世話になってました。」2023年11月日本偶像團體「音律寶石」成員彩瀬千聖來臺演出,卻不幸受流浪犬咬傷而送急診,引起台灣媒體大幅報導。在台灣流浪動物真的隨處可見嗎?也許在都市不是,但只要距離繁華地帶不到30分鐘的車程,成群結隊的流浪犬貓聚集在街頭巷尾,是偏鄉常見的「風景」。

台灣到底有多少流浪犬?據行政院農業部最新報告,2022年全台流浪犬約有15萬9697隻,且逐年增加當中。攀升的數量造成人犬衝突與社會問題層出不窮,也有數據證明近年台灣唯一現存原生種貓科動物石虎、瀕危動物穿山甲與其高度相關,生物多樣性大幅降低。

那台灣針對流浪動物問題,做了些什麼呢?公私立收容所,是許多國家收置流浪動物、推廣領養的主要方式之一。2015年台灣立法通過「零撲殺」:收容所流浪動物入所後,除獸醫判斷無法醫治或放棄治療以外不再執行安樂死。此政策立意雖然良善,但領養數量低於入所數量的現狀,導致收容所的流浪動物持續增加:全台收容所近85%的收容所空間不足,本來只能收容3隻狗的空間硬是塞了5隻狗,互相攻擊情事頻傳、傳染疾病機率增高──看似拯救了牠們,收容所動物福祉反而急遽降低,也使得收容功能失靈,野外的流浪動物收不進來。這都是當初「零撲殺」通過時並未設想周到的。

目前臺灣政府最主流減少流浪動物的方針,是把心力放在「協助縣市政府推動區域性之大量且密集的家犬與無主犬絕育工作。」以絕育TNvR(捕捉、絕育、施打疫苗、原地放回)進行源頭減量,希望能藉此暫緩野外流浪動物數量持續增加;並透過公立收容所改建重整與教育推廣,提高民眾領養意願,重新收容所。

然政策有了,人力卻尚未到位:太少獸醫師的投入,導致絕育成效不彰;流浪動物問題最嚴重的偏鄉郊區,同時也是最缺乏獸醫資源的區域;民眾普遍飼主責任意識低落,觀念有待提升。

台湾における野良動物の問題と現状

「台湾に着いて2日目の夜に野良犬にガッツリ噛まれて救急病院にお世話になってました。」2023年11月、日本のアイドルグループ「トーンジュエル」のメンバー彩瀬千聖は公演のために来台したが、野良犬にかまれてけがをし救急搬送され、台湾メディアに大きく報じられることになった。台湾では、野良動物は本当にどこにでもいるのか。おそらく、都市部ではそうではないかもしれないが、にぎやかなエリアから車で30分もかからないところでは、野良犬や猫が町のあちこちで群れをなしているし、田舎ではよく見られる「風景」である。

台湾にはいったいどれだけの野良犬がいるのか。行政院農業部の最新のレポートによると、2022年の時点で、台湾全体で野良犬は約15万9697頭おり、年々増加傾向にある。このため、人と犬のトラブルという社会問題が多発している。また、台湾で唯一現存する野生ネコ科動物のタイワンヤマネコ(石虎)と絶滅の危機に瀕しているセンザンコウは野良犬との相関性が高く、生物多様性が大きく低下しているデータもある。

では、台湾は野良動物問題にどう対処しているのか。多くの国家において、公営、民営の収容施設は、野良動物を収容して譲渡を行う主な方法のひとつである。2015年、台湾では「殺処分ゼロ」に関する法案が成立した。収容施設に野良動物を収容した後、治療できない、または治療を諦めると獣医師が判断した場合以外は、安楽死の処置を行わないというものである。この政策の理念は望ましいものだが、現状では譲渡頭数は収容頭数を下回っており、施設に収容されている野良動物は増加し続けている。台湾全体では85%近くの収容施設で収容スペースが不足し、本来は3頭しか収容できないスペースに、実際には5頭の犬が詰め込まれ、攻撃し合うことが頻発し、伝染病の罹患率も高くなっている。この政策は、一見、野良動物たちを救っているようにみえるが、収容施設の動物福祉は急速に低下し、収容能力も減少し、野良動物を収容することができなくなっている。これは「殺処分ゼロ」を打ち出した当初は想定されていなかったことである。

現在、野良動物を減少させるための台湾政府の最も主流な方針は、「地方自治体によるエリア的に大規模、かつ集中的に飼育犬と飼い主のいない犬に対して実施する不妊去勢対策への支援策」に重点を置くというものである。これは、不妊去勢のTNvR(捕獲、不妊、ワクチン接種、捕獲場所へ戻す)によって、根本的なところから頭数を減らすというもので、これにより、野良動物の頭数が増加し続けるのを抑制することができると期待されている。また、公営・民営の収容施設の改修・再整備、教育・普及を通じて、譲渡を受けようという市民の意識を高め、収容施設を再構築しようというものである。

しかし、政策はあるものの、マンパワーはいまだに不十分である。かかわる獣医師が少なすぎるため、不妊去勢の成果を顕著なものとするには至っていない。野良動物の問題が最も深刻な田舎は、獣医資源が最も欠乏した地域でもあり、住民も一般的に飼い主としての責任感に乏しく、意識の向上が求められる。

建立系統,讓更多人投入流浪動物的社會實踐

中興大學USR「浪愛無國界:流浪動物減量與福祉實踐計畫(以下簡稱本計畫)」,為台灣唯一針對流浪動物提出的USR計畫。透過獸醫專業與跨校跨域教育培育人才,提升收容動物福祉與飼主責任意識,減少台灣流浪動物數量。計畫從萌芽期、深耕期至今,已累積「絕育模組與收容動物醫療」經驗,並穩定開設跨域課程、製作教育教案;國際合作型將與台灣有相似流浪動物問題的國家互相交流,像是美國關島、越南,嘗試將「絕育模組與收容動物醫療」進行典範轉移;並以線上課程、跨國工作坊交流複製他國成功經驗。望能達到 SDGs第3項「良好健康與福祉」、第4項「優質教育」、第15項「陸地生物」、第17項「建立多元夥伴關係」,促使臺灣朝向動物福祉國家努力。

システムの構築、より多くのマンパワーを野良動物に投入する社会的実践

中興大学USR「野良への愛に国境はない:野良動物の減少と動物福祉実践プロジェクト(以下、「本プロジェクト」と略す)」は、野良動物に関する台湾で唯一のUSRプロジェクトである。獣医の専門性と大学横断的・分野横断的な教育を通じて人材を育成することで、収容動物の福祉と飼い主の責任感を高め、台湾における野良動物の頭数を減少させるというものである。プロジェクトは、萌芽期、定着期、そして現在と、「不妊去勢モジュールと収容動物に対する医療」に関する経験を蓄積し、分野横断的なコースを開設し、教案を着実に実施している。国際協力モデルとしては、台湾と類似する野良動物の問題を抱える米領グアムやベトナムなどの海外と交流を図り、「不妊去勢モジュールと収容動物に対する医療」のパラダイムシフトを試行している。これとともに、オンライン授業や国際ワークショップを通じて交流し、海外における成功体験を再現させている。本校としては、SDGsの目標3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」、目標4「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し生涯学習の機会を促進する」、目標15「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」、目標17「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」が達成され、台湾が動物福祉立国の促進のきっかけとなることが期待されている。

一切的起點:浪浪樂活醫療室

在台灣,獸醫系學生必須要大五畢業後考取證照才能執行臨床手術。為了推動獸醫師投入社會實踐,臨床經驗非常重要!2019年本計畫於中興大學設立全台首座專治流浪動物的「浪浪樂活醫療室」。與公私立收容所合作,協助治療已經在收容所裡頭等待領養、卻亟需救治的動物,像是車禍、老年疾病、腫瘤重症、截肢等等都是常見的住院病患。配合課程「流浪動物照護臨床醫學」,由主治獸醫師教導研究生如何判斷病情、執行手術治療或下醫囑,並安排無法上術臺的大學實習生、獸醫助理,輪班進行後續照護。

「流浪動物照護臨床醫學」也會由主治醫師依照施術者能力教育輔導,教導學生如何進行公母犬貓的絕育手術。主治醫師會判斷學生手術的出血量多寡、縫合傷口的開口大小、麻醉技術精緻程度、手術速度、過程中是否符合更加符合動物福祉與人道治療,來評斷他是否能在偏鄉絕育完整獨立地完成手術。

「浪浪樂活醫療室」提供獸醫專業量能,與公私立收容所合作提升所內動物福祉,讓動物們保持康健狀態、更容易被領養;以教育加強獸醫師技術,提供實習與教學相長機會,藉此未來減少更多的流浪動物持續繁殖。

另外,在「浪浪樂活醫療室」所收治的動物對象,情況都是比較危急或嚴重的。獸醫學生們在過程中可能會面臨到努力治療了好幾周、卻仍然挽回不了的遺憾。如何面對術臺上的生死,並沒有寫在課本裏頭,場域所帶來的真實感受,也是為了培育學生們更強大的共感與生命教育。

すべてのスタート地点:野良たちのロハス診療室

台湾では、獣医学を学ぶ学生は5年で卒業した後、資格取得試験に合格してようやく臨床的な手術を行うことができる。獣医師の社会的実践を促すには、臨床経験が非常に重要である。2019年、本プロジェクトは中興大学に台湾初の野良動物の治療を行う「野良たちのロハス診療室」を開設した。公営・民営の収容施設と協力して、収容施設で譲渡の機会を待っているが、すぐに処置が必要な動物の治療を支援している。これは、加齢に伴う病気、重症な腫瘤、脚の切断といった、いずれもよく見られる入院が必要とされるケースである。「野良動物の診療のための臨床医学」というコースと連動し、担当の獣医師は、大学院生が病状をどのように判断し、手術・治療をどのように行い、あるいは獣医師としての指示をどのように行うかを指導するとともに、手術が行えない大学の実習生や獣医師のアシスタントには、交代で治療や手術の後に必要なケアを担当させている。

「野良動物の診療のための臨床医学」においても、主治医は手術者の能力に応じた指導を行い、オス・メスの犬と猫の去勢、不妊手術をどのように行うかについての指導も行う。主治医は、学生が行った手術の出血量、縫合口の大きさ、麻酔技術の練度、手術のスピード、そして、手術が動物福祉と人道的な治療にふさわしいかどうかを判断し、学生が僻地で単独で不妊去勢手術ができるかどうかを判断する。

「野良たちのロハス診療室」では、獣医師の専門的な能力を提供し、公営・民営の収容施設と協力して、施設内の動物福祉を向上させ、動物たちが健康的な状態を維持できるようにし、より譲渡されやすくしている。また、教育によって獣医師の技術を高めるとともに、教育の機会を提供することで、将来的に、野良動物が繁殖し続けることを抑制する。

「野良たちのロハス診療室」に収容されている動物は、いずれも緊急を要するか重篤である。獣医学を学ぶ学生たちは治療において、数週間にわたって治療しても、それでも治療できないという事態に直面することもある。手術台での生死との向き合い方は、教科書には決して書かれていない。現場からもたらされるリアリティから、学生たちには強い共感力と生命教育が培われる。

走出校園:公私立收容所

動物福祉五大自由其一為「免於痛苦或傷病的自由」。本計畫帶領可獨立作業的研究生,每年至合作的公私立收容所,施打「十合一疫苗」降低高死亡率之「犬瘟熱、犬小病毒、狂犬病」感染機率。此外也會藉由此機會快速義診可能有健康問題的犬隻,並安排至「浪浪樂活醫療室」進行診斷治療。

透過獸醫師於場域發揮的專業,可有效減輕互相攻擊情事,降低傳染疾病機率;同時也降低公私立收容所負擔、動物照護員的壓力。另也將公私立收容所化為教育場域,安排其他課程參訪,讓學生親身踏查台灣流浪動物目前遇到的困境,了解收容所一線現況。將社會責任融入於養成教育之中。

キャンパスの外へ:公営・民営の収容施設

動物福祉の5つの自由のうちの1つは「痛み、外傷や病気からの自由」である。本プロジェクトでは、毎年、単独で作業をすることができる大学院生に協力先の公営・民営収容施設で「十種混合ワクチン」の接種をさせ、死亡率の高い「犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、狂犬病」の感染率を低減させている。このほか、この機会に、健康に問題のありそうな犬のボランティア診療を行い、「野良たちのロハス診療室」での診断・治療を手配する機会も設けている。

獣医師が現場で専門性を発揮するで、動物同士が攻撃し合わないようにしたり、伝染疾患の感染率を下げたり、公営・民営の収容施設の負担や動物のケアスタッフのプレッシャーを軽減することができる。このほか、公営・民営の収容施設を教育の場に変え、他のカリキュラムを設定することで、台湾の野良動物が直面している困難な現況について、学生は自らに調査し、収容施設の第一線の現状を理解することができるようにしている。このように、社会的な責任を実地の教育に取り入れている。

一線戰場:偏鄉絕育

透過擴大醫療室的服務範圍,特別針對放養情形嚴重、且缺乏獸醫資源的偏鄉實施絕育,更得深入流浪動物核心場域。經本計畫核可、可獨立完成手術之獸醫研究生,得以於偏鄉絕育擔任術者,並由大學生實習生、獸醫助理負責場邊協助、術前作業、術後照護、器械清洗、運送動物等作業。

除了在「浪浪樂活醫療室」的技術訓練以外,本計畫還發展出「絕育模組」:需在短時間內搭建無菌的戰地醫院空間,以流水線形式分組、分桌執行各項任務,以最大化提高絕育量能。

在流浪動物議題裏頭,僅有獸醫師才有能力以專業減少其持續繁殖。偏鄉資源相較稀缺,事前就應做好萬全準備;如何在短時間內執行「絕育模組」,仰賴過去培訓與團隊合作;現場緊急處理能力也至關重要,除手術過程以外還要面對放養飼主不聽從勸導的緊張狀況──這裡,就是展現本計畫培育獸醫人才實力的一線戰場。

過程中,本計畫也與地方動保單位、私立收容所保持良好暢通的溝通合作,由他們協助網路與電話預約絕育報名、確認該場次可誘捕絕育隻數、填寫相關繳交文件、商借地方活動中心等行政事項。

本計畫從獸醫面、教育面解決偏鄉獸醫資源不足,降低流浪動物繁殖數量。自萌芽期至深耕期以來,地方民眾與合作動保團體皆聲稱道路可見遊蕩幼犬隻數降低、甚至部分地方已無新增繁殖個體。

最前線の戦場:僻地での不妊去勢

診療室が提供するサービスの範囲を拡大することにより、放し飼いの状況が深刻で、かつ、獣医資源が欠乏している僻地を特に対象として、不妊去勢を実施し、野良動物が大きな問題となっている場所に深く食い込むことができる。本プロジェクトに承認され、単独で手術を行うことができる獣医の大学院生が僻地で不妊去勢を行う施術者となるとともに、大学生の実習生と獣医師アシスタントが現場での補助や術前の作業、術後ケア、器具の洗浄、動物の搬送などの作業を行っている。

「野良たちのロハス診療室」での技術的なトレーニングのほかに、本プロジェクトでは「不妊去勢モジュール」も開発された。これは、短時間で無菌の野外病院を立ち上げなければならず、グループでの流れ作業や、役割を分担し作業台を分けてそれぞれの業務を実施し、不妊去勢の能力を最大化させた。

野良動物の問題では、専門的に繁殖の継続を抑えることができるのは獣医師だけである。僻地では資源が乏しいため、事前に万全の準備をしなければならない。いかにして短時間で「不妊去勢モジュール」を実施するかは、これまでの人材育成とチームワークにかかっている。現場での緊急処理能力も極めて重要であり、手術のほか、放し飼いをする飼い主が忠告に耳を貸さないという状況にも対処しなければならないず、本プロジェクトで培われた獣医人材の実力を発揮する最前線の戦場である。

こうした過程を通して、本プロジェクトは地元の動物保護担当部署や民間の収容施設との間で円滑なコミュニケーションと協力を維持している。インターネットと電話による不妊去勢の申し込み受け付け、その際に、不妊去勢を実施することができる頭数の確認、関連書類の記入、地域活動センターの利用交渉など事務的なことについてのサポートを受けている。

本プロジェクトでは、獣医と教育の面から僻地における獣医資源の不足を解決し、野良動物の繁殖数を減らしている。萌芽期から定着期に至るまでの間、地域の人たちや動物保護の協力団体は、道で見かける野良の子犬の頭数が減り、場所によっては、すでに新たな繁殖はなくなったと口をそろえる。

典範轉移,走出國際

2022年8月,本計畫主動受邀至美國關島舉行「島嶼寵物節育計畫」(Spay & Neuter Island Pets)。此次合作不僅成功將「絕育模組」應用在關島,協助絕育400隻犬貓同時讓當地參與人員理解整個模組操作流程;於關島大學舉辦了有關飼主責任的講習,提倡晶片植入、預防針等觀念;關島大學獲得了圖文教材,以便日後持續推廣觀念;同時,來自臺灣的獸醫學生也透過此次經驗了解了不同國家的流程標準,並試圖改進「絕育模組」,雙方皆為動物福祉不斷努力。

這是臺灣與美國關島在流浪動物議題上的首次合作,受到了關島政府的高度讚揚。關島副總督譚里諾 (Joshua.F.Tenorio) 出席了開幕儀式,讚揚這次合作充分體現了“Taiwan Can Help”和“Taiwan Is Helping”的精神。此事件也受到了當地主流媒體如「太平洋日報」和「關島電視臺」等21家媒體的關注。

2023年本計畫正式與中興大學的姊妹校越南國家農業大學 (Vietnam National University of Agriculture) 展開了合作。經過多次討論和考察,發現越南在流浪動物議題中最需要改善的核心是「獸醫」。越南獸醫目前的技術、觀念和設備使用能力都跟臺灣20年前相似。因此本計畫5月至越南舉辦「動物福祉和臨床實作工作坊」,教導越南學生與在職獸醫人道治療的手術觀念,並了解兩國之間的差異、提供更具體的飼主責任教育方針。此外,也針對當地收容所現況進行了調查,製作了《越南動物福祉交流報告》釐清問題所在,提出了未來計畫可協助的方向。

2023年8月,本計畫邀請來自河內動物救援站的學生到臺灣進行為期兩週的臨床實習。學生上午接受臺灣研究生全英授課,學習小動物臨床技術、皮膚病、基礎臨床病理等相關知識,下午前往「浪浪樂活醫療室」觀摩上午教導內容的實際操作。同時,他們也參訪了臺灣的獸醫院、公立收容所以及觀摩偏鄉的絕育場所,促進了兩國獸醫學生之間的交流。

2023年12月,本計畫舉辦了線上「流浪/收容犬隻福利倡議戰略與教育工作坊」,從學術層面促進兩國交流,邀請了臺灣和越南的專家學者共同討論動物福利和傳染病問題。此次工作坊吸引了超過百位來自兩國的報名學生參與。

本計畫嘗試於技術面、觀念面全面提升越南動物福祉,由台灣協助越南發揮Rescue Center的功能,過程強調觀念革新,藉此提升越南人道治療的技術與細節。也希冀能就此模式可提升越南獸醫學生的操作習慣,回國後能持續複製、傳承;而河內動物救援站為 Stu-dent Club 機構,亦可成為社會實踐服務人才培育的海外據點。來臺越南學生便於訪談中表示突破自身對於動物福祉的想像,未來有機會更想於研究所來台就讀,吸收更多知識改善自身國家流浪動物現狀。

パラダイムシフト、世界へ

2022年8月、本プロジェクトは米国グアムに招かれ、「島嶼に於けるペットの出産制限計画」(Spay & Neuter Island Pets)を実施した。この協力では、「不妊去勢モジュール」をグアムで応用することに成功しただけでなく、犬と猫、計400頭の不妊去勢を支援するとともに、現地の参加スタッフに対してモジュールのオペレーションに関する全体的な流れを理解してもらった。グアム大学では飼い主の責任に関する講習を開催し、マイクロチップの装着や予防接種などの考え方についての普及を図った。グアム大学には、今後もこの概念を普及させるためのイラストやテキスト教材が提供され、台湾から参加した獣医を学ぶ学生は、この経験を通じて、さまざまな国の物事の進め方を学ぶとともに、「不妊去勢モジュール」の改善を試み、双方がともに動物福祉のために不断の努力を行った。

これは、台湾とグアム間での野良動物問題に関する初の協力であり、グアム政府からも高く評価された。グアムのジョシュア・テノリオ(Joshua.F.Tenorio) 副知事はオープニングセレモニーに出席し、この協力は“Taiwan Can Help”そして、“Taiwan Is Helping”の精神を遺憾なく発揮したものであると称賛した。地元の主要メディアである「パシフィックデイリーニュース」と「グアムテレビ(関島電視台)」など21のメディアの関心も呼んだ。

2023年、本プロジェクトは正式に、中興大学の姉妹校であるベトナム国家農業大学 (Vietnam National University of Agriculture) との間で協力を実施した。なんども話し合いや検討を行なった結果、ベトナムの野良動物問題で、最も改善を要する核心問題は「獣医」であるということがわかった。現在のベトナムの獣医師の技術、概念、機器の使用スキルは、20年前の台湾と類似している。そこで、本プロジェクトは、5月にベトナムにおいて「動物福祉と臨床実習ワークショップ」を開催し、ベトナムの学生と現役の獣医に対して、人道的な治療という手術概念について指導するとともに、両国間の相違点を理解したうえで、より具体的な飼い主の責任に関する教育方針を提示した。このほか、現地の収容施設の現況についても調査を行い、『ベトナム動物福祉交流レポート』をまとめて問題の所在を明らかにし、将来的に本プロジェクトが支援可能な方向性を提示した。

2023年8月、本プロジェクトは、ハノイ動物救援ステーションから学生を台湾に招請し、2週間の臨床実習を行った。学生たちは、午前中は台湾の大学院生から英語で授業を受け、小動物の臨床技術、皮膚病、基礎臨床病理に関連する知識を学習した。午後は「野良たちのロハス診療室」に移動し、午前中に指導を受けた内容が実際に行われる様子を見学した。また、台湾の動物病院、公立の収容施設も参観し、僻地で不妊去勢の現場も見学し、両国の獣医学生の交流を図った。

2023年12月、本プロジェクトは「野良犬と収容犬の福祉戦略の提唱と教育に関するワークショップ」をオンラインで開催し、学術面での台湾とベトナムも交流を促進し、両国の専門家を招いて動物福祉と感染症の問題について討論した。このワークショップには両国から百人以上の学生が登録・参加した。

本プロジェクトでは、技術面と概念の面でベトナムの動物福祉を全面的に向上させる試みであり、台湾はベトナムがRescue Centerの機能を発揮するのをサポートし、その過程で既存概念の変革に重点を置き、ベトナムにおける人道的な治療の技術と細部を向上させることを試みた。また、このモデルによって、ベトナムの獣医学生のオペレーションのパターンが向上し、彼らが帰国後もその方法を再現し、継承できるようになることも期待される。また、ハノイ動物救援ステーションをStu-dent Club組織とすることで、社会的実践サービスを担うための人材育成海外拠点となりうる。台湾に来たベトナムの学生たちは、インタビューの中で、自分がもっていた動物福祉に対するイメージが全く変わり、より多くの知識を吸収して自国における野良動物の現状を改善するために、将来的に機会があれば台湾の大学院に進むことを考えたいと語った。

跨領域,出擊!

除獸醫無可取代的專業以外,台灣流浪動物問題同樣也需要動物福祉、飼主責任教育的推廣。本計畫媒合共5校7系的跨校、跨域夥伴,共同開設跨校跨域專業課程。借助不同校系特色專業如創新創業、行政管理、平面設計與影音多媒體、方案評估等,共同引導學生產出與議題連結之作品,進而從學習中實踐動物保護和社會責任。

如通識課程「寵物義診」促使學生協助提升收容所動物維持健康狀態;通識課程「流浪動物減量實務」邀請學生擔任志工,在偏鄉進行家戶訪查、導正偏鄉民眾放養觀念,推廣飼主責任意識;跨域課程「方案評估」借助心理諮商專業,將寵物離世的生死議題讓更多飼主做好提前準備。

専門分野を超えて、出撃!

獣医師は、誰でも代わりが務まるわけではない専門職であることに加え、台湾における野良動物の問題は、動物福祉、飼い主の責任に関する教育の推進も必要である。本プロジェクトでは、5大学7系(学科)が大学の枠を超えて連携し、大学横断型、分野横断型のパートナーとなり、専門的なプログラムを共同で開設した。イノベーションや起業、行政管理、グラフィックデザイン、オーディオビジュアルやマルチメディア、プログラム評価など、各大学の専門分野の助けを借り、問題と結びついた作品を制作し、動物保護と社会的な責任を学習の中から実践するよう学生を指導している。

たとえば、教養課程の「ペットのボランティア診療」では、学生に、収容施設にいる動物の健康状態の維持に協力することを奨励し、教養課程の「野良動物を減らすための実務」では、学生がボランティアとして僻地で戸別訪問を行い、放し飼いに対する住民の考え方を改めるよう指導し、飼い主の責任に対する認識を促している。また、分野横断型のコース「プログラム評価」では、心理カウンセルの専門家の力を借り、ペットの死という生命にかかわるテーマを扱い、より多くの飼い主に来るべき時への準備をさせている。

培育人才的種子正準備發芽

自2017年起,本計畫透過課程、參訪和實習,培育超過300位獸醫與跨域人才。2020年平面設計的學生,在參與完跨域課程後選擇到台中市動保處協助製作文宣,當時製作的作品現在仍放在公立收容所當中;2022年獸醫助理在結束實習後,選擇繼續服務成為正職獸醫助理,協助計畫執行絕育和弱勢動物醫療,並返回母校分享經驗;2023年曾經是計畫過去的研究生,轉變身分從學生變為主治醫師,持續引導學弟妹進行社會實踐;早期參與之部分研究生也於畢業後陸續加入動保團體,協助台灣中南部進行絕育;過去無法上術臺的大學生積極參與寒暑期實習,最後進入研究所後正式成為計劃執行成員。

流浪動物的問題在台灣複雜難解,在解決方法上也具有非常多不同的聲音。本計畫或許無法完美地從各個層面精準解決,但當初培育人才的種子,現在都已經在解決問題的核心當中,慢慢發芽。

人材育成で蒔いたタネが今芽を出そうとしている

2017年以来、本プロジェクトは授業、訪問、実習を通じて、300人を超える獣医師と学際的な人材を育成してきた。2020年、グラフィックデザイン専攻の学生は、学際的なコース修了後、台中市動物保護処でPR用ポスターの制作の手伝いをし、当時制作した作品は今も公立収容施設に掲示されている。2022年、獣医師アシスタントは実習終了後、正職員の獣医アシスタントとして活動を続けることにし、不妊去勢と支援を必要とする弱者である動物の医療プロジェクトに協力し、母校でその経験を発表した。2023年には、大学院生時代にプロジェクトに参加した学生が主治医となり、継続して後輩たちの社会的実践の指導に当たっている。初期に参加した大学院生のなかにも、卒業後に動物保護団体に参加し、台湾中南部で不妊去勢を実施している者もいる。以前は手術をすることができなかった大学生の中にも、冬と夏に行われる実習に積極的に参加し、最終的に、大学院に入った後、計画の実施メンバーとなった者もいる。

野良動物の問題は、台湾では複雑で解決が難しく、解決方法にも非常に多くの意見がある。本プロジェクトは、すべての面で完璧に解決できるものではないかもしれないが、蒔かれたタネは、今、問題解決の核心、ゆっくりと芽を出そうとしている。

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