透過日台聯盟實現實踐型教育：高知大學「地方創生全球在地化實習Ⅰ」介紹

摘要：
2021年11月，日本與台灣大學間促進社會實踐經驗交流的平台——日台大學地方連攜及社會實踐聯盟（以下簡稱日台聯盟）成立後，日本4所大學（高知大學、千葉大學、信州大學、龍谷大學）與台灣6所大學（國立暨南國際大學、國立成功大學、國立中山大學、東海大學、國立高雄科技大學、國立台灣海洋大學）之間的學生交流正在加速發展。
日台聯盟實施的以「地方創生」為主題的學生交流，與以語言學習為目的的項目不同，是基於接待大學的地區連攜項目或USR（大學社會責任），實習目的和與地區的互動方式極為多樣。本文旨在向台灣學生分享2023年8月起高知大學實施的「地方創生全球在地化實習Ⅰ」的概要和目的。希望能為日台聯盟的學生們提供多樣化的學習選擇。

概要：
2021年11月、日本と台湾の大学における社会実践に関する経験の交流を促進するプラットフォームである日台大学地方連携及び社会実践連盟（以下、日台連盟）において、日本4大学（高知大学、千葉大学、信州大学、龍谷大学）、台湾6大学（国立曁南国際大学、国立成功大学、国立中山大学、東海大学、国立高雄科技大学、国立台湾海洋大学）間の学生交流が加速している。
日台連盟で実践されている「地方創生」をテーマに据えた学生交流は、語学習得を目的とするプログラムとは異なり、受入大学の地域連携プログラムまたはUSRに基づき、実習目的や地域との関わり方が極めて多様である。本稿は、2023年8月から高知大学が実践している「地方創生グローカル演習Ⅰ」の概要と目的を台湾学生に向けて情報共有することを目的とする。日台連盟に所属する学生達に多様な学びの選択肢が提供できれば幸いである。

內文：
自2021年11月日台大學地方連攜及社會實踐聯盟（以下簡稱日台聯盟）成立以來，日本4所大學（高知大學、千葉大學、信州大學、龍谷大學）與台灣6所大學（國立暨南國際大學、國立成功大學、國立中山大學、東海大學、國立高雄科技大學、國立台灣海洋大學）之間的學生交流正在加速發展。
截至2025年3月底，從台灣6所大學派往日本4所大學的人數共計476人（學生、研究生276人，研究者、實踐者等200人）。從日本4所大學派往台灣6所大學的人數共計165人（學生、研究生90人，研究者、實踐者等75人）（根據日本4所大學的報告，由日台聯盟事務局統計）。這麼多學生能夠參與日本和台灣的實習，背後是各大學提供的多樣且特色鮮明的項目。在日台聯盟中，以「地方創生」為主題，各大學基於在地區實踐的地區連攜項目或USR，實習目的和與地區的互動方式極為多樣。
然而，由於項目多樣且實踐方法不同，需要向希望參加的學生提供適當的資訊。具體來說，不僅是目的、地點、日程安排、費用，還包括指導教師期望的田野調查方法、與地區的互動方式、學生間的討論等。高知大學至今已三次接待台灣學生，但有些學生在當地對於與所屬大學活動的差異或與地區的互動方式等表現出困惑1）。
為了防止這種事前資訊理解不足或學生與項目的不匹配，高知大學針對台灣學生製作了以「來去高知縣!!! 學習地方創生最前線」（日文：日本の高知県を訪れ、地方創生の最前線を学ぼう）為題的繁體中文宣傳冊，開始提供資訊。以下介紹實際製作的宣傳冊（A4版3頁）。希望能夠收到大家的指正和建議，進一步改進。同時，也希望這能成為介紹各校項目的參考。
宣傳冊全文可從以下網址下載：
來去高知縣!!! 學習地方創生最前線（台灣學生向高知實習宣傳冊）[PDF：1.28MB]
https://www.kochi-u.ac.jp/_files/00537711/glocal-leaflet2.pdf

本文：
2021年11月、日台大学地方連携及び社会実践連盟（以下、日台連盟）が発足以降、日本4大学（高知大学、千葉大学、信州大学、龍谷大学）、台湾6大学（国立曁南国際大学、国立成功大学、国立中山大学、東海大学、国立高雄科技大学、国立台湾海洋大学）間の学生交流が加速している。
　2025年3月末現在、台湾6大学から日本4大学への派遣数は計476人（学生・院生276人、研究者・実践者等200人）。日本4大学から台湾6大学への派遣数は計165人（学生・院生90人、研究者・実践者等75人）となっている（日本側4大学の報告をもとに日台連盟事務局調べ）。これら多くの学生が日本そして台湾での実習に参加することが出来る背景には、各大学が提供する多様で特徴あるプログラムの存在がある。日台連盟では、「地方創生」をテーマに据えて、各大学が地域で実践する地域連携プログラムまたはUSRに基づき、実習目的や地域との関わり方が極めて多様であることにほかならない。
一方、プログラムが多様かつ実践方法も異なることから、参加を希望する学生に対して適切な情報を提供することが求められる。具体的には、目的や場所、スケジュール、費用だけではなく、指導教員が期待するフィールドワーク手法や地域との関わり方、学生同士のディスカッション等についてである。これまで高知大学では3回にわたり台湾学生を受け入れてきたが、所属大学での活動との違いや、地域との関わり方等について現地で戸惑いを見せる学生もいた１）。
このような事前情報の理解不足や学生とプログラムのミスマッチを防ぐため、高知大学では高知大学が実践する「地方創生グローカル演習Ⅰ」について、台湾学生向けに「來去高知縣!!! 學習地方創生最前線」（日本語：日本の高知県を訪れ、地方創生の最前線を学ぼう）と題する中国繁体字でリーフレットを作成し、情報提供を開始した。以下では、実際に作成したリーフレット（Ａ４版3頁）を紹介する。皆さまからのご指摘・アドバイスをいただき、更なるブラシュアップをしていきたい。また、各校のプログラムを紹介する参考になれば幸いである。
なお、リーフレット全文は下記よりダウンロードすることが可能である。
來去高知縣!!! 學習地方創生最前線（台湾学生向け高知実習リーフレット）[PDF：1.28MB]
https://www.kochi-u.ac.jp/_files/00537711/glocal-leaflet2.pdf

參考文獻
1）赤池慎吾・岡村健志・增田和也・磯部香（2025）「國際共修型地域實習的學習評價與課題：以日本・台灣的『地方創生全球在地化實習』為例」『高知大學留學生教育』Vol.18,pp.77-89.

参考文献
１）赤池慎吾・岡村健志・増田和也・磯部香（2025）「国際共修型地域実習の学びの評価と課題：日本・台湾との『地方創生グローカル演習』を事例に」『高知大学留学生教育』Vol.18,pp.77-89.