臺灣

銀色項鍊:未來高齡生活的跨城鄉行動網絡

シルバーネックレス:未来の高齢者生活における都市・農村をまたぐ行動ネットワーク
方案推動與歷程分享 ( プログラム&プロセス紹介 )
學校(学校) | 國立成功大學 作者(著者) | 盧紀邦、 莊芙
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一、前言
因應全球化科技發展,藉著大眾運輸與數位科技,高齡者的生活需求與活動範圍不再只是侷限於鄰里界線的範圍內,當代高齡生活可以是具移動性的跨區域行動網絡。成功大學USR計畫「相伴2026:齡感生活微社群行動網(以下簡稱:相伴2026)」計畫團隊與屏東縣政府合作在屏東竹田建構失智友善示範社區,以及在銀同社區推動「搭公車、上學趣」,相關社會實踐經驗發現,高齡生活不會只是侷限在社區界線之內,即使是銀同社區年逾80、甚至行動需要輔具的老人,或是屏東竹田地區交通不便的環境,對老人來說,如果有相關的交通配套措施與相關協助,他們也願意並期待有更多地方可以去。

未來高齡生活有許多可能性需要被創造,高齡生活型態需要被建構與經營。「相伴2026計畫」認為高齡化是一種社會轉變的現象,高齡者並非是獨自生活在這個社會中的個體,高齡議題與每個人息息相關。超高齡社會的議題也應該關心與思考如何能促成彼此的社會互動與支持,建構一個高齡者與非高齡者彼此互動與支持的社會結構。因此,計畫的社會實踐行動策略是以建立發展大學教學研究與在地社群之間的「微型社群」社會實踐模式。在場域端,用以支持高齡者成長、轉化、重組等「高齡正向生活型態」發展,在學校端,有助於場域實踐型人才培育、發展超高齡社會的「新工作型態」。並透過「跨城鄉行動網絡」目標,以城帶鄉發展地方創生關係人口的連結。

「銀色項鍊」是「相伴2026計畫」的「跨城鄉行動網絡」目標的行動方案。計畫團隊與臺灣鐵路局以及臺南市在地夥伴,以鐵路為線,串聯成大經營多年的台南幾個城鄉車站周邊地區,透過鐵道系統成為「跨城鄉行動網絡」,串接城市地區與鄉村地區的社群,以城帶鄉發展地方創生關係人口的連結。

一、 はじめに
科学技術のグローバルな発展に伴い、公共交通機関とデジタル技術の利用により、今や高齢者の生活ニーズを満たす活動範囲は町域内に限定されず、現代の高齢者生活は移動を伴う地域をまたぐ行動ネットワークで構成されることが可能である。成功大学のUSRプロジェクト「寄り添う2026:高齢者生活マイクロコミュニティ行動ネットワーク」(相伴2026:齢感生活微社群行動網、以下略して「寄り添う2026」)のプロジェクトチームが屏東県政府と連携し、屏東県竹田郷で構築した認知症フレンドリーモデルコミュニティと、台南市の銀同コミュニティで推進した「バスで学校へ行こう」(搭公車、上学趣)などの社会実践経験から明らかになったのは、高齢者の生活圏域がコミュニティ内に限定されないという点である。補助具が必要な80歳を超える銀同コミュニティの高齢者や、交通の不便な屏東竹田地区に暮らす高齢者であっても、交通手段の関連対応策や協力さえあれば、より多くの場所に行きたいという意欲があり、そう期待もしている。

未来の高齢者生活には切り開くべき多くの可能性があり、高齢者の生活形態を構築し、その経営を図る必要がある。「寄り添う2026」プロジェクトでは、高齢化を一種の社会変化の現象と捉えており、高齢者は決してこの社会に単独で暮らす個体ではなく、高齢化はすべての人と密接に関わる課題であると考えている。超高齢社会という課題に関しても、人と人の社交関係と支え合いをいかに醸成し、高齢者と非高齢者が互いに交流し、支え合える社会構造を構築できるかについて関心を向けるべきであると考えている。そこで、本プロジェクトでは社会実践の取り組みとして、教育研究を行う大学と地域コミュニティの間で、「マイクロコミュニティ」による社会実践モデルを構築し、地域側では「ポジティブな高齢者生活」の展開に向けて、高齢者の成長・変化・関係の再構築などを支援し、大学側では地域実践型の人材育成と、超高齢社会における「新しい職業形態」の発展に寄与することを目指す。また、「都市・農村をまたぐ行動ネットワーク」という目標を通して、都市が農村をけん引する形で、地方創生関係人口のつながりの創出に取り組んでいく。

「シルバーネックレス」(銀色項鍊)は、「寄り添う2026」プロジェクトのうち、「都市・農村をまたぐ行動ネットワーク」の構築を目標とする取り組みである。プロジェクトチームは、台湾鉄路局と台南市の地元パートナーと共に、成功大学が長年取り組みを行ってきた台南のいくつかの駅周辺地域を線路で結び、「都市・農村をまたぐ行動ネットワーク」として、鉄道体系で都市部と農村部のコミュニティをつなぐことで、都市が農村をけん引する形で、地方創生関係人口のつながりの創出を目指す。

二、行動目標
面對高齡者的未來生活,「銀色項鍊」從交通網絡的角度切入高齡生活的想像。而臺鐵是高齡者普遍熟悉的交通運輸工具之一,因此,計畫團隊將臺鐵設定為未來高齡生活的重點交通方式,嘗試促進跨城鄉交流的多樣高齡生活模式。

目標一:在地高齡生活的發展與與經營
跨城鄉生活活動能否成行的因素並不只是行動能力,而是是否有目的性、以及有沒有夥伴。第一期USR計畫在屏東竹田場域,計畫團隊協助屏東縣政府建構高齡樂智友善示範社區的經驗。藉著課程實作,讓學生以資源盤點及高齡者生活相關知識的學習,建立支持高齡者或失智長輩在地生活的相關支持性環境及提供所需的專業資源,例如貼心椅、智慧型公車系統、屏安福(智慧定位裝置)、共融式遊具、樂智課程、友善商家等。進一步地,連結在地社群,例如志工、學校、商家、社區組織等,整合在地生活活動資源,創造在地生活活動的整體性,以利支持外來高齡者的跨城鄉行動需求。

透過社會實踐型課程與研究,「相伴2026計畫」在台南市城鄉6個行政區、10個里/社區等場域,開發適合外來者參與的在地高齡生活活動;同時,也透過駐點助理協助建構微型社群的互動合作機制,持續經營這些高齡生活活動,作為跨城鄉交流的基礎。進一步地,城鄉不同場域之間,也藉著微型社群之間的網絡關係,有機會讓不同場域的高齡者相互看到彼此的活動多元性與吸引力。

目標二:城鄉微型社群的網絡連結
一般社區的跨城鄉交通方式,跨城鄉活動大多租借遊覽車往返。參考自前期計畫的社會實踐經驗,舊城區銀同社區的高齡長輩,除了遊覽車的交通方式外,每年有1次以公車為交通工具,進行跨城鄉行動,例如到新化、或是到奇美博物館等地方。該社區並與周邊高中合作發展「搭公車、上學趣」,高齡長輩搭公車到高中跟學生一起上課。活動設計的目的,主要是期待創造高齡者生活的多樣性,偶爾,也會搭配學生的課程學習,讓學生陪伴長輩一同搭公車,體驗高齡者交通的需求與課題。因此,相伴2026計畫以微型社群之間的社會網絡關係,進行高齡者社群自主性參與,創造彼此交流、跨城鄉行動的行動模式。

目標三:以鐵道作為為高齡生活的工具之一
針對臺鐵車站周邊環境與社區,從環境調查開始,透過調查計畫的設計,蒐集出相關地區的高齡友善資訊,包含了高齡者的生理需求、感受與回饋等。我們清晰地呈現出高齡友善資訊來協助高齡者在交流與交通上的便捷度。同時,為了提高高齡者使用臺鐵向外活動的機會,我們也從周邊環境的整合與規劃著手,透過地方團隊的經營,營造高齡者適合的多樣態活動環境與交流的多元方案,發展出一套高齡互動與支持的模式,形成一套提供高齡者可以到各處交友,慢活的高齡生活可能。

二、 取り組みの目標
未来の高齢者生活に関して、「シルバーネックレス」では交通網という視点からそのあり方を構想した。台鉄は高齢者にとって、一般的になじみ深い交通機関の一つであることから、プロジェクトチームでは台鉄を未来の高齢者生活における重要な交通手段として設定し、都市と農村の交流を促すさまざまな高齢者生活の形を試みた。

目標その1:地域高齢者生活の発展と経営
都市・農村をまたぐ生活活動が成功するかどうかは、行動力もさることながら、目的と連携パートナーの有無が要因として影響する。屏東県の竹田地域で実施した第1期USRプロジェクトでは、屏東県政府の高齢認知症フレンドリーモデルコミュニティを構築する取り組みをプロジェクトチームがサポートした。実習授業を通して、学生にリソースの整理と高齢者生活に関する知識を学んでもらうことで、休憩用いす、スマートバスシステム、スマート位置情報装置(屏安福)、インクルーシブ遊具、認知症カリキュラム、フレンドリー商店など、認知症をはじめとする高齢者の地域生活を支援する環境を構築し、それに必要な専門的リソースを提供した。さらに、ボランティア、学校、商店、地域組織などの地元コミュニティを結び、地域生活活動のリソースの統合と、その全面的な整備を図ることで、外部から訪れる高齢者の地域をまたぐ活動に対応できるように取り組んだ。

第2期プロジェクトの「寄り添う2026」では、社会実践型の授業と研究を通して、台南の6つの行政区と、10の里・コミュニティなどにおいて、外部から参加するのにふさわしい高齢者向けの地域生活活動を開発した。同時に、駐在アシスタントがマイクロコミュニティの交流・連携体制の構築をサポートすることで、都市・農村交流の土台づくりとして、これらの高齢者向け生活活動の運営を続けた。また、都市と農村の各地域間では、マイクロコミュニティのネットワーク関係を利用することで、別々の地域に暮らす高齢者がお互いの活動の多様性と魅力に触れられる機会を作った。

目標その2:都市と農村のマイクロコミュニティネットワークのつながり
一般コミュニティの都市と農村をまたぐ活動では、交通手段として観光バスをチャーターして往復することが多い。前期プロジェクトでは、台南市旧市街の銀同コミュニティの高齢者は、観光バス以外にも、年に1度市バスを交通手段に利用し、地域をまたいで新化や奇美博物館などを訪れた。また、同コミュニティが周辺高校の協力で展開した「バスで学校へ行こう」活動では、高齢者が市バスで高校を訪れ、生徒と一緒に授業を受けた。同活動のねらいは、高齢者生活に多様性を創出することにあり、高齢者の交通ニーズと課題を生徒に身をもって体験してもらうため、授業のカリキュラムに合わせて、生徒が高齢者と一緒に市バスに乗ることもあった。こうした前期プロジェクトの社会実践経験を参考に、「寄り添う2026」プロジェクトでは、マイクロコミュニティ間の社会的ネットワークを利用することで、高齢者コミュニティが自主的な形で、都市と農村をまたいで交流する行動モデルを創出する。

目標その3:鉄道を高齢者生活の道具の一つに
本プロジェクトでは、台鉄の駅周辺とコミュニティの環境調査から始め、高齢者の生理上のニーズ、感想、フィードバックなどを含む調査設計を通して、関連地域の高齢者フレンドリー情報を収集し、それを分かりやすく示すことで、高齢者の交流と交通の利便性をサポートした。また、高齢者が台鉄を利用して外へ活動の場を広げられる機会を高めるため、周辺環境の統合と計画にも着手した。地域チームの経営を通して、高齢者にふさわしい多様な活動環境と交流プランを構築し、高齢者が交流・支援し合える行動モデルを発展させることで、各地で友達づくりができるスローライフの可能性を高齢者に提供した。



四、階段性發展
作為「銀色項鍊」行動方案的推動基礎,「相伴2026」以鐵路為串聯軸線,分別在城鄉地區連結車站周邊社區場域,並安排駐點人員進駐,建構與高齡生活相關的12個微型社群,例如社區據點裡的長輩、志工、店家、大學退休人員、小農等,嘗試推動與高齡相關的在地生活活動,例如藝術療癒環境、園藝療癒課程、健康促進團體、在地食材研發、發展青銀共創活動、樂智友善園區、建立青銀合作團隊等。以下為分期進程:

第一階段:以成大退休人員微型社群為鐵道移動模式進行試驗
藉由成大退休人員、以及國平社區木作家等兩個微型社群,進行銀色項鍊計畫的跨城鄉互動交流,並由官田區、六甲區兩區在地的微型社群規劃以在地高齡生活為特色的體驗活動,摸索城鄉微社群之間社會關係的建構模式。例如官田區生活驛站微社群,配合10/3~4的官田菱角生活節,邀請退休人員的微型社群來參與體驗,以及進行活動反饋與交流;六甲區園藝療癒的微型社群,則邀請安平區的國平木作家微型社群,到社區一起參與活動中心旁空地改造工作,並且體驗也是林鳳社區微型社群夥伴的九品蓮花生態園區、林鳳故事館等。

四、 段階的発展
「シルバーネックレス」の取り組みを推進するための土台づくりとして、「寄り添う2026」プロジェクトでは鉄道を軸に、都市部と農村部を結ぶ駅の周辺コミュニティに駐在スタッフを配置し、コミュニティ拠点内の高齢者、ボランティア、商店、大学退職者、個人農家などから成る12のマイクロコミュニティを立ち上げた。また、高齢者関連の地域活動として、アートと癒しの環境、癒し園芸プログラム、健康促進グループ、地元食材の研究開発、若者と高齢者の共同創作活動、認知症フレンドリー園区、若者と高齢者の協働チームの立ち上げなどを試みた。以下では取り組みの推進過程について述べる。

第1段階:成功大学退職者マイクロコミュニティによる鉄道移動モデルの試行
都市部の「成功大学退職者」と「国平大工」の2つのマイクロコミュニティを対象に、「シルバーネックレス」の都市・農村をまたぐ交流活動を実施し、受け入れ側の官田区と六甲区の地域マイクロコミュニティが地域色のある高齢者生活体験活動を企画することで、都市と農村のマイクロコミュニティ間における社会的関係の構築モデルを模索した。例えば、官田区隆田地域の「生活驛站」マイクロコミュニティでは、10月3日から4日にかけての「官田菱の実生活フェスティバル」に合わせて、成功大学退職者マイクロコミュニティを体験に招待し、活動についてフィードバックと交流を行った。一方、六甲区林鳳地域の「癒し園芸」マイクロコミュニティでは、安平区の国平大工マイクロコミュニティを招待し、地域の活動センター横の空き地改造に取り組み、林鳳地域のマイクロコミュニティパートナーである九品蓮花生態園区や林鳳故事館などで体験活動を行った。

圖:退休人員微型社群與官田隆田微社群交流
圖:成功大学退職者と官田隆田のマイクロコミュニティ交流活動
圖:安平國平木作家與六甲林鳳社區長輩一起施作空地改造工作
圖:一緒に空き地改造に取り組む安平国平大工と六甲林鳳地域の高齢者

第二階段:因應疫情,透過微型社群網絡進行線上遊程問卷行銷
藉著第一階段的試驗,計畫團隊與成大退休人員微型社群討論後訂定「銀色項鍊」行動草案,因為疫情而延宕了籌備與試營運。團隊改以線上問卷的形式,一來進行市場調查,了解高齡者與年輕族群對於遊程內容的偏好與差異;二來也是透過微型社群的社會網絡運作,擴展本計畫的影響力。線上參與者共有321位,其中也透過隨機抽樣來參與9月的試辦遊程。

第2段階:コロナ禍により、マイクロコミュニティネットワークを通じてオンライン上でツアー行程に関するアンケートとPRを実施
本プロジェクトチームは第1段階の試行経験をもとに、成功大学退職者マイクロコミュニティとの話し合いを経て、「シルバーネックレス」の取り組み原案を作成したが、



第三階段:以鐵道作為高齡生活的發展想像
藉著台鐵串起台南的各鄉鎮,同時建構出高齡生活的城鄉交流想像。計畫團隊進一步地為調查車站高齡友善措施、地方高齡友善措施與地方接待生活經營三項,三項各細節如下:
1. 車站高齡友善措施:台南特色車站站體設施是否有高齡友善措施,包括月台間電梯位置、廁所位置、飲水機位置、是否各標示明確等。
2. 地方高齡友善措施:調查在規畫特色地圖各景點之間的交通設施是否高齡友善,例如:公車站牌與指標字體是否適當、紅綠燈的秒數是否足夠多數長輩移動、、廁所位置、飲水機位置、座椅位置等高齡需求面向。
3. 地方接待生活經營:即由微型社群所經營的在地高齡生活活動。根據各場域的不同高齡微社群共同專長與興趣,組織不同的體驗活動,從中試驗一套具生產力的老化的發展模式,從提供服務、與被服務的過程中,互相給予對方支持,以達到實質支持、自尊支持、網絡支持的不同效益。

計畫團隊與臺灣鐵路局、官田區公所以及臺南市在地夥伴,合作推動「銀色項鍊」方案於2022年4月30日首發。「銀色項鍊」體驗遊程,先是以臺鐵台南站、隆田站為首發車站,後續幾個月陸續推出其他車站的銀色項鍊體驗行程。

第3段階:鉄道による高齢者生活の発展構想
本プロジェクトチームは、台南の各郷鎮を台鉄で結ぶことで、都市と農村が交流する高齢者生活の形を構想した。また、駅および地域の高齢者フレンドリー対策、受け入れ側の地域生活活動の経営の3点についても調査を行った。詳細はそれぞれ以下の通りである。
1. 駅の高齢者フレンドリー対策:台南の各駅に高齢者フレンドリー設備が整備されているかどうか、ホーム間のエレベーター・トイレ・給水器などの位置が明確に表示されているかどうかなど。
2. 地域の高齢者フレンドリー対策:バス停標識と表示の字体が適切かどうか、信号の秒数が高齢者の移動に十分かどうかなど、見所マップの作成に向けて、各スポット間の交通設備が高齢者に配慮しているかどうか、およびトイレ・給水器・ベンチの位置など高齢者に必要な情報を調査した。
3. 受け入れ側の地域生活活動の経営:マイクロコミュニティが経営する高齢者向けの地域生活活動について調査し、各地域のマイクロコミュニティごとの専門と興味に応じて、それぞれ違う体験活動を考案した。その中から生産性のある高齢化の発展モデルを構築することで、サービスを提供しされる中でお互いを支援し合い、実体的サポート、自尊感情的サポート、ネットワーク的サポートの達成を目指す。

本プロジェクトチームが、台湾鉄路局、官田区役所、台南市の地元パートナーとの連携で推進する「シルバーネックレス」体験ツアーは、2022年4月30日に初催行となった。最初は台鉄の台南駅と隆田駅で開催し、その後の数か月間は他の駅でも次々と体験ツアーを開催した。


五、行動反思
銀色項鍊生活體驗的特色與主要的核心價值在於以鐵道為主,串起車站周邊的生活空間,讓在地社區民眾以在地高齡生活為主題,作為外來民眾的生活體驗嘗試;以自己的興趣與專長與他人分享,提供高齡者生活交流與分享的機會,並且建立出屬於不同場域的特色微社群活動模式。

銀色項鍊生活體驗的經營,背後需要倚賴場域活動的經營。藉著經營許久的場域,以微社群的模式,建立出社群的自主運作與自我追求;接著再根據各自的興趣與特質將微社群既有的活動轉成生活體驗的模式,發展出可以對外交流的接待活動。這也就是銀色項鍊生活體驗的基礎—地方活動的支持體系。

以「城鄉微型社群之間的社會網絡」而言,微社群行動網中經營的跨域高齡城鄉交流的試驗模型。微社群的城鄉互動交流模式分為三類,第一類為跨場域的互訪交流,包括六甲林鳳社區到隆田社區的小旅行,仁愛里到國平社區學習社區農場經營,以及隆田社區與渡頭拔林之間的體驗活動。第二類為透過技能作為城鄉互動交流的媒介,如國平木作家至官田國中合作建築營指導學生木作技術。第三,參與社區遊程體驗並給予回饋,包含國平社區、隆田社區至六甲林鳳社區體驗富有在地特色的小旅行,體驗後回饋建議供六甲社區做遊程的規劃調整。由於高齡者的生活中,保持穩定的活動與社交參與可以支持高齡者的自我認同;所以,將計畫中經營的微社群活動視作為高齡者活動參與的供應來源。另外,在社會支持理論中,有提及高齡者在社會支持的各種向度,更進一步把微社群的活動交流,從內部交流拉到對外交流,期待可以促成更多的社交參與與社會交流;並且嘗試想像與組織高齡者交流的不同可能。

以「鐵道為行動工具的銀色項鍊發展想像」而言,相伴2026計畫選擇臺鐵台南區段作為高齡者交通選擇的可能性;因此,針對臺鐵台南站周邊沿線開始發展,從環境調查開始,透過調查計畫的設計,蒐集出相關地區的高齡友善資訊,包含了高齡者的生理需求、感受與回饋等。首先,我們清晰地呈現出高齡友善資訊來協助高齡者在交流與交通上的便捷度。同時,為了提高高齡者使用臺鐵向外活動的機會,我們也從周邊環境的整合與規劃著手,透過地方團隊的經營,營造高齡者適合的多樣態活動環境與交流的多元方案,發展出一套高齡互動與支持的模式,形成一套提供高齡者可以到各處交友,慢活的高齡生活可能。

五、 取り組みを振り返って
「シルバーネックレス」が取り組む生活体験の特色とコアバリューは、鉄道を中心に駅周辺の生活空間を結び、地域密着の高齢者生活をテーマに、地域コミュニティの住民が外部からの訪問者に生活体験を提供することと、自分の趣味と専門を他人と分かち合うことで、生活について交流・共有できる機会を高齢者に提供し、地域色のあるマイクロコミュニティの活動モデルを構築することにある。

「シルバーネックレス」の経営を背後で支えるのは、地域活動の経営である。プロジェクトが長く関わってきた地域において、マイクロコミュニティの形でその自主運営と向上心を確立した上で、それぞれの興味と特質をもとに、マイクロコミュニティ既存の活動を生活体験の形に変え、外部と交流可能な受け入れ活動を展開する。こうした地域活動の支援体制が、「シルバーネックレス」の生活体験活動の土台になっている。

「マイクロコミュニティ間の社会的ネットワーク」に関して言えば、マイクロコミュニティ行動ネットワークが展開する都市・農村をまたぐ高齢者交流の試験的モデルは、3つのタイプに分けられる。1つ目は地域をまたぐ訪問交流で、六甲区林鳳コミュニティから官田区隆田コミュニティへの小旅行、仁愛里から国平コミュニティへの地域農場経営学習、隆田コミュニティと渡頭・抜林コミュニティ間の体験活動が挙げられる。2つ目は技術を介した都市・農村交流で、国平大工マイクロコミュニティが官田中学校との連携で開設した、生徒に大工技術を指導する建築キャンプがこれにあたる。 3つ目はコミュニティの体験ツアーに参加してフィードバックを提供するタイプで、国平・隆田コミュニティが六甲区林鳳コミュニティの地域色に富んだ小旅行に参加し、体験後にツアーの企画調整に向けて助言を提供した事例がそうである。高齢者生活では、一定の活動参加と社交を維持することで、自己肯定感を高められることから、本プロジェクトではプロジェクト内で経営しているマイクロコミュニティ活動を高齢者活動の供給源と捉えている。また、ソーシャルサポート理論で言及されている高齢者に関する各種ソーシャルサポートを踏まえ、本プロジェクトではマイクロコミュニティの活動交流を、内部から外部へと広げることで、より多くの社会参加と社会交流を促すとともに、高齢者交流のさまざまな可能性の構想・構築を試みている。

「鉄道を移動手段とするシルバーネックレスの発展構想」の面では、「寄り添う2026」プロジェクトは高齢者の移動に可能な選択肢として、台鉄の台南区間を選んだ。そこで、台鉄台南駅沿線の環境調査から始め、高齢者の生理上のニーズ、感想、フィードバックなどを含む調査設計を通して、関連地域の高齢者フレンドリー情報を収集した。高齢者の交流と交通の利便性をサポートするため、高齢者フレンドリー情報を分かりやすく示すと同時に、また、高齢者が台鉄を利用して外へ活動の場を広げられる機会を高めるため、周辺環境の統合と計画にも着手した。地域チームの経営を通して、高齢者にふさわしい多様な活動環境と交流プランを構築し、高齢者が交流・支援し合える行動モデルを発展させることで、各地で友達づくりができるスローライフの可能性を高齢者に提供した。



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