臺灣海洋大學推動地方創生與社會責任實踐
◆ 國家因應策略
行政院2018年召開的「地方創生會報」,宣示2019年為台灣地方創生元年,將地方創生定位為國家安全戰略層級的國家重要政策,將以人為本,透過地方創生與新創結合,復興地方的產業、創造地方就業人口,促進人口回流,並以維持未來總人口數不低於2000萬人為願景。並核定「地方創生國家戰略計畫」(2019至2022年)規劃企業投資故鄉、科技導入、整合部會創生資源、社會參與創生及品牌建立等五大推動戰略,依據地方特色發展地方經濟,緩和人口過度集中六都的趨勢,達成「均衡臺灣」的目標。策略和指標分別為兩個部份,第一部分策略主軸是「創造工作及人的良性循環」,第二部份的策略主軸是「支撐良性循環的城鄉活性化」,這兩個策略主軸項下展開「優化地方產業鞏固就業機會」、「建設鄉鎮都市,點亮城鎮偏鄉」、「推動品牌臺灣,擴大國際聯結」三項策略。
◆ 国家対応戦略
2018年に開催された行政院「地方創生会報」では、2019年を台湾の地方創生元年とし、地方創生を国家安全戦略レベルの国家重要政策と位置づけた。人を中心とし、地方創生とイノベーションの結合を通じて、地方の産業復興と就業人口の創出に取り組み、地方への人口回帰を促すとともに、将来の総人口を2000万人台に維持するとのビジョンを掲げた。また、「地方創生国家戦略プロジェクト」(2019~2022年)が承認され、企業による地方への投資、科学技術の導入、創生に関するリソースの統合、創生への社会的参画、ブランドの構築という5大推進戦略を掲げ、地方の特色に応じた地方経済の発展、6大都市への過度な人口集中を緩和し、「バランスの取れた台湾」の実現を目標とした。戦略と指標は2つのパートに分かれる。1つは「仕事の創造と人の好循環」を柱とし、もう1つは「好循環をサポートする都市と地方の活性化」を柱とする。この2本柱の下に、「地場産業の発展と就労機会を確固たるものとする」、「地方都市の建設、地方やいなかを活性化する」、「台湾ブランドの推進、国際連携の拡大」という3つの戦略がある。
◆ 地方創生推動中心介紹
教育部於2019年成立「地方創生推動中心」,分為北區、南區及原住民區3區設置計畫辦公室,培育屬於臺灣的地方創生協力師。國立臺灣海洋大學於2019年執行教育部委辦計畫,成立「教育部地方創生北區推動中心」培育地方創生協力師。透過協力師們共識凝聚,將專長導入以「產品開發型」、「通路拓展型」、「提案企劃型」為培訓策略。在培訓課程中分為「習得」、「實作」、「發揮」,透過習得豐富的地方先備知識課程研習,基本的主題課程,囊括地方消費需求分析、產品品牌設計、區域產品的實作與訂價等。進階開設地方創生主題課程,像是地方創生事業、地方法規、地方創生人口關係等,試圖將協力師培育為通用各地的地方知識通才。接著帶領協力師實際進入地方,與地方第一線人員一同協作,進行專業實作蹲點,發揮相關專長找出地方亮點,與地方合力協作提案。本中心於2019年11月正式成立以來,共培訓12位地方創生協力師,於12個場域進行地方資源盤點、發現問題、找出亮點,協助媒合相關資源進入地方,提升地方產業發展,產品品牌建立等相關目標。
◆ 地方創生推進センターの紹介
教育部は2019年に「地方創生推進センター」を発足させ、北地区、南地区、先住民族地区の3地区にプロジェクト事務所を開設し、台湾の地方創生「協力師(サポート専門家)」を養成している。国立台湾海洋大学は2019年、教育部から受託したプロジェクトを実施し、「教育部地方創生北地区推進センター」を発足させ、地方創生協力師を養成している。協力師たちのコンセンサスを得て、得意分野を生かしながら「商品開発型」、「チャネル開拓型」、「提案企画型」を養成戦略とする。養成課程は「習得」、「実践」、「発揮」に分けられ、地方に関するさまざまな予備知識の習得を通して、地方における消費ニーズの分析や、商品のブランドデザイン、地域産品の商品化や価格設定などを含む基本的なテーマを学ぶ。さらに、地方創生事業、地方法規、地方創生と人口の関係といった地方創生をテーマとする講座を開設し、各地方に関する知識に通じた協力師を養成する。続いて、協力師を率いて現地に赴き、現地の第一線の人たちと一緒に取り組み、現地に入って専門性を生かしながら問題解決を図り、関連の専門を生かして地方の良さを引き出し、地域と連携した取り組みについて提案する。本センターは、2019年11月の正式発足以来、12名の地方創生協力師を育て、12のフィールドで地域の資源を総点検、問題の発見、良さの発掘を行っている。そして、関連するリソースとのマッチングを図って地域に働きかけ、地域産業の発展を促し、商品ブランドを確立するといった目標に向かって取り組んでいる。
◆ 地方創生協力師角色
廣義的地方創生是需要倚靠公私協力、整合、媒合相關資源,透過培訓地方創生協力師作為「陪伴者」的角色,而不是以「指導者」的角色試圖解決地方現有問題。以此出發點進入地方,建立與地方人士的人際網絡,彼此互信合作,善用自身不同產業領域的經驗值,找尋合適地方的資源,進行媒合與整合。透過「陪伴者」的角色,除了能讓地方政府、學校、產業與在地產生連結,也能地方創生實踐的橋樑建造者。
◆ 地方創生協力師の役割
広義の地方創生は、官民の協力や統合、関連する資源の組み合わせを必要とする。地方創生協力師の役割は「伴走者」で、「指導者」ではない立場で、地方が今抱えている問題の解決を試みる。このような考え方を出発点とし、地域の人たちとの間で人間関係を築き、相互の信頼関係に基づいて協力しあい、さまざまな産業分野における経験値を生かし、地域に合ったリソースを探し、マッチングと統合を行う。「伴走者」としての役割を通して、地方自治体や学校、産業を地元の生産と結びつけるだけでなく、地方創生の実践に必要な架け橋の造り手になることができる。
◆ 學校在地方創生與社會實踐的角色
國立臺灣海洋大學依據總體發展之願景,持續推展海洋科技之研發與人才培訓,並順應社會脈動與需求,朝高科技與人文均衡發展,以「海洋為最大特色」成為「社會上不可或缺的學校」,並以「學生為主體人文關懷」辦一所「令人感動的學校」。本校目前執行4個USR大學社會責任實踐計畫,並與校務推動融為一體。在素來以理工科學聞名,各系所專業課程更圍繞在海洋為主的專業領域中,我們依舊秉持「培育在地深耕人才」、「在地扎根」,透過結合院、系、所研究資源的跨領域協作,深化地方創生概念,強化產學合作,以地方實踐結合創新模式鼓勵大學生走出校園、連結社區,藉由人與人的互動、關懷,與協力師的在地經驗相輔相成,強化大學社會責任。實踐國立臺灣海洋大學地方創生的遠大願景。
◆ 大学が地方創生と社会実践で果たす役割
国立台湾海洋大学は全体の発展というビジョンにのっとり、海洋テクノロジーの研究開発と人材育成を継続して展開するとともに、社会的な文脈とニーズに対応して、高度な科学技術とヒューマニティの均衡ある発展に向けて、「海洋という最大の特色」をもって「社会において欠くことのできない学校」とする。また、「学生を主体した人に対する優しさ」をもって「感動を与える大学」を運営する。現在、本学では大学の社会的責任(USR)に関する4つのプロジェクトを実施しており、大学が一丸となって推進している。かねてより、理系の大学として知られており、各学部・大学院の専攻が海洋関連中心となっている専門分野において、われわれは「地元を深掘りする人材の育成」、「地元に根を下ろす」というこだわりを持ち続けている。学部、学科、大学院の研究リソースを結びつける越領域的なコラボレーションを通し、地方創生のコンセプトを深化させ、産学連携を強化していく。現地での実践と革新的なモデルを組み合わせることで、学生がキャンパスを出て地域とつながることを奨励し、人と人との関わり、思いやりを通し、協力師の現地での経験と互いに補いながら、大学の社会的責任を強化していく。国立台湾海洋大学の地方創生ビジョンを実践する。
筆者擔任本校USR大學社會責任實踐計畫總執行長、地方創生推動中心計畫主持人、USR計畫貢寮場域之計畫主持人,期待能使學校USR計畫順利進入地方,促進教師與學生深入瞭解在地發展所面臨的困境,並讓臺海大USR計畫利用學校及基隆在地資源成為地方發展的轉機。同時建構一套地方創生及大學社會責任實踐在地深耕的模組,期許大學能與地方產生連結。
筆者は本学の大学の社会的責任(USR)プロジェクト総責任者と地方創生推進センターのプロジェクト責任者、USRプロジェクトフィールドの責任者を務めているが、本学のUSRプロジェクトがスムーズに地域に溶け込み、教員と学生が、地元がその発展において直面している問題を充分に理解するともに、台海大USRプロジェクトが、大学や地元基隆のリソースを活用して地方の発展につながる転機を生み出せればと願っている。また、地域の創造性と社会的責任を果たす大学の実践に関するモジュールを構築することで、大学が地域社会とつながることを願っている。
若以「逗陣來貢寮」--打造共生共存共享的山海美境貢寮子計畫為例,首先,我們運用地方創生推動中心協力師進入場域作資源的盤點,了解貢寮的人口結構、地緣位置、文化價值、交通等相關現有資源,並經過實地對關係人口的訪談、資料蒐集、問題分析後,帶領學校教師對接居民及關係人口,成為之間的橋樑,並歸納貢寮所遇到之困境。其一,像是貢寮雞母嶺水梯田日益荒廢、棄耕之問題。貢寮有一部分的水梯田休耕已久,荒煙漫草,我們希望與當地的居民一同把水梯田帶回往日的榮景,透過學校USR計畫支持,我們帶領學生走進地方,透過生態教育、實地走訪地方,讓學生實際捲起衣袖,利用大學教育所強調的實作(Practice)、實習(Internship)的方式,一起動手改造雞母嶺生態區,製作環境藝術品裝置藝術,利用網紅拍攝影片,吸引關注人流點閱力,也集結媒體及遊客的關注,打造知名度。其二,像是漁村產業沒落,我們希望將食品專業帶進地方,推廣當地漁業文化、食材加工,開發特色產品,也利用地方閒置空間打造漁村創生基地,為社區培力人才。打造「逗陣來貢寮」的里山里海美境,將過去地方失去的東西尋找回來。以「生態、生活、生命」三生一體,作為一個適合移居的地方,創造更多生機,帶動人口回流。
「一緒に貢寮へ」--美しい山と海を誇る貢寮に共生と共存、分かち合いを生み出す計画を例に説明しよう。まず、われわれは地方創生推進センターの協力師にフィールドで資源の総点検してもらい、貢寮の人口構成や地理的位置、文化的価値、交通アクセスなど現有の関連資源について理解するとともに、関係者への聞き取りや資料収集、問題の分析を行った。そのうえで、大学の教員を住民や関係者と引き合わせ、橋渡し役として間をつなぎ、貢寮が抱えている困難をまとめる。まず、貢寮の鶏母嶺地区では、、棚田の荒廃が進み、耕作放棄の問題がある。貢寮では、長い間休耕し、草が生い茂っている棚田があり、われわれは地元の人たちと協力してかつてのような美しい光景を取り戻したいと考えた。大学のUSRプロジェクトのサポートの下、われわれは学生をその地域に連れていき、エコロジー教育や地域の探索を通じて、学生に実際に取り組ませた。大学教育が強調する演習(Practice)と実習(Internship)を用い、一緒になって鶏母嶺生態エリアの改造を行った。環境をテーマにしたインスタレーションの制作やインフルエンサーを起用しての動画撮影は、ウエブの閲覧につながり、メディアや観光客の関心も集め、知名度を高める。2つ目として、漁村の産業的な衰退がある。われわれは、食品の専門性を地域に持ち込み、地元の漁業文化や食品加工、特色ある商品の開発を推進するとともに、地域の中にある空きスペースに漁村の創生につながるベースを設け、コミュニティのための人材育成に取り組みたいと考えた。「ともに貢寮へ」が謳う美しい里山や里海を作り出すことにより、かつて地元から失われたものを取り戻すのである。「生態、生活、生命」という3つの「生」が一体となることで、移住しやすい地域となり、ビジネスチャンスを生み出し、人口を呼び戻す。
學校教師將學校能量帶進場域,帶著學生探索、培養學生社區和環境意識,教師利用本身的專業對問題分析研發及研究,並將專長帶進場域,讓社區原有的技能結構化,將傳統的產業及特色建立一套模組。在帶領學生的過程中,也喚起居民對社區的問題意識及環境意識,當社區的人有了問題意識,才能真正解決地方問題。而後實踐執行中,協力師、教師及學校逐漸淡化,並讓社區逐漸獨立運作,產生地方創生未來發展的可能。透過建構學校、地方及社會鏈結,產生三方溝通的平台,解決目前社會發展所缺,縮減大學、社會之間的差距,建立大學在地實踐社會責任新典範。
大学の教員は、大学のエネルギーをフィールドに持ち込み、学生を探索に連れて行き、コミュニティと環境に対する意識を養成する。教員は、本分とする専門分野を問題の分析や研究開発、検討に生かすとともに、得意分野をフィールドに導入してコミュニティがもともと持っているスキルを図式化し、伝統的な産業と特色をひとつのモジュールに構築する。学生を連れていく過程において、住民に対してもコミュニティの問題意識や環境意識に注意を向けるよう喚起する。コミュニティの一員として問題意識を持つことにより、地域が抱える問題を本質的に解決することができる。その後、実践を進めるなかで、協力師や教員、大学は徐々に関与を薄め、コミュニティが徐々に自立して運用することで、地方創生の将来的な発展の可能性を生み出す。大学と地域、社会のつながりを構築し、3者のコミュニケーションプラットフォームを作り出し、現在、社会的な発展を阻害している要因を解決し、大学と社会の距離を縮め、大学が地域で社会的な責任を実践する新しいモデルを構築する。
◆ 地方創生推動中心之場域範例介紹
桃園新屋
伴隨少子化危機帶來的寵物商機,讓桃園新屋從原有的觀光農場、景觀餐廳自然發展為寵物友善餐廳、民宿、游泳池等寵物服務聚落,協力師從中聯結多元行銷通路,打造地方數位平台,讓尚未轉型的在地小農亦可以跟通路業者合作,配合活動、工作坊,學習烘製寵物食品、發展特色商品和創新服務,聯結對外行銷資源推廣販售,以策動品牌形象,發展創新產業生態系,提高農村產品/服務附加價值,提升城市形象與居民榮譽感。
◆ 地方創生推進センターのフィールドの模範ケースの紹介
桃園新屋
少子化の危機はペット関連ビジネスにチャンスをもたらしている。桃園新屋では、既存の観光農園や景観重視型のレストランが、ペットにやさしいレストラン、民宿、プールなどペット向けサービスのコロニーへと発展している。協力師は間に立って多様なマーケティングチャネルとの間をつなぎ、地域のデジタルプラットフォームを構築するほか、経営スタイルの改変に至っていない地元の小規模農家がチャネル業者と関係を構築する場合にも支援を行っている。イベントやワークショップでの連携、ペットフードの加工や特色ある商品、オリジナルサービスの展開に関する学習、外部のセールスリソースと連携して行う販促、ブランドイメージによる訴えかけ、革新的な産業生態系の発展といったことを通じて、農村の商品やサービスが持つ付加価値を向上させ、街のイメージと住民の誇りを高める。
新竹橫山
新竹縣橫山鄉人口數近年來嚴重下降,老化指數上升,不論在人口、文化及產業各項指標均為倒數。目前僅有少數1至2個青年團隊駐留橫山發展,且規模並未隨著時間推進而有所擴大。橫山是臺灣特有的私有林示範區,加上緊鄰新竹高科技園區,多數現代人的身心壓力需要獲得釋放,森林療癒是一非常合適且具有獨特性的體驗活動。因此協力師進場協助結合林務局森林療癒師認證培訓,帶動橫山鄉森林療癒產業,計畫將以新竹橫山為發展基地,推動新竹森林療癒產業。
新竹横山
新竹県横山郷の人口は、近年、著しく減少しており、高齢化指数は上昇している。人口、文化、産業の各指標はいずれも低下している。今のところ、横山を拠点に発展に向けた取り組みを行っている青年団体はわずか1、2グループであり、その規模も時間の経過とともに拡大しているとはいえない。横山は、台湾特有の私有林のモデル地区であり、加えて、新竹サイエンスパークが近接している。多くの現代人は心身ともにストレスを発散する必要があり、森林のいやしは、ストレス発散に非常にふさわしく、また、独特な体験ができる活動である。このため、協力師はフィールドにおいて、林務局が実施している森林セラピストの認証や育成と連携・協力し、横山郷に森林セラピー産業を興し、新竹横山を発展のベースとして新竹の森林セラピー産業を推進する予定である。
苗栗公館
「青銀共創_青農返鄉之路」計畫主要分為三塊,一方面是立基「黃金小鎮休閒農業區」基礎上,藉由青農返鄉後的擾動,帶動休閒農業的升級。第二方面,是促成青農之間異業結盟,形成新的扶持支援體系,讓一級產業持續深耕,同時導入外部資源開發高附加價值商品,讓二級加工升級。第三方面,協助青農與社區搭起合作契機,將社區閒置人力及地方資源整合,讓「青與銀」共同創造公館鄉的新特色休閒產業六級化的發展。中長程目標,期望由在地青農以「土地友善,環境永續」的創造地方永續自然資本,以「養蜂」事業體來串連到各青農農田中,將養蜂到銷售所產生的利益,回饋給各青農。同時用地理設計,將鄰近20%閒置休耕地改造,創造在地資本,並達到環境永續,地方風土綠色經濟。
苗栗公館
「青銀共創_青農返鄉之路(青年とシルバー層が共に創る 青年農業者が故郷に戻る道)」プロジェクトは、主に3つの分野からなる。1つは「黄金小鎮休閒農業区(黄金のミニタウン・レクリエーション農業エリア)」を基本とし、青年農業者が故郷に戻ることで刺激を与え、レクリエーション農業のレベルアップを図る。第2に、青年農業者間の業種を越えた組織化を促進し、新たなサポート体制を形成する。これにより、一次産業を安定的に持続させると同時に、二次加工の高度化に向けた高付加価値商品の開発に外部リソースを導入する。 第3に、青年農業者とコミュニティの間のコラボに向けたきっかけづくりを行い、活用されていないコミュニティの人たちの力と地元のリソースをマッチングさせる。そして、「青年とシルバー層」が共同して公館郷の新たな特色あるレクリエーション産業を創出し、これを6次産業へ発展させる。中長期的な目標としては地域の青年農業者が、「土地に優しく、持続可能な環境」との考え方に基づき、地域において持続可能な自然資本を創出し、「養蜂」事業体を通じて各青年農業者とをつなぎ、養蜂の売上によって得られる利益を各青年農家に還元することを期待している。同時に、ジオデザインを導入し、近隣の休耕地の20%に手を入れ、地元の資本を作り出すとともに、持続可能な環境と地域性のあるグリーン経済の実現を目指す。
苗栗卓蘭
卓蘭鎮有水果之鄉的稱號,鎮內果園林立,主要以高接梨、柑橘類、柿子、葡萄、楊桃為主要生產作物,農業雖然是卓蘭最主要的產業,但礙於卓蘭境內多為山地丘陵地形,果園破碎零散,加上耕作面積狹小,造成生產過程許多不便,因此導入無人機農噴技術協助農民,減少人力依賴度、增加工作效率、提升產能,同時與卓蘭高中合作,將無人機農噴技術編排成特色課程,提高學生留鄉發展的可能。
苗栗卓蘭
卓蘭鎮はフルーツの里とも呼ばれ、あちこちに果樹園がある。主な作物としては、高接ぎ栽培の梨、かんきつ類、柿、ブドウ、スターフルーツが挙げられる。農業は卓蘭の主要産業ではあるが、卓蘭は山地や丘陵が多いという点が妨げとなり、果樹園は散り散りに広がり、さらには耕地面積が狭く、生産過程には多くの不便がある。このため、ドローンを使った農業用噴霧技術で農民を支援し、マンパワーへの依存度低減や、作業効率と生産能力の向上につなげている。また、卓蘭高校との協力では、ドローンを使った農業用噴霧技術が特色あるカリキュラムとして取り入れられ、生徒たちが地元に残る可能性を高めた。
彰化埔心
彰化埔心位處彰化縣平原中心,以農業為核心產業,卻面臨主打的「埔心三蜜」水果品種與產量不繼的問題,亟需新品牌串連在地果農產品。海大培育的協力師駐地埔心,發現當地蕈菇農企業每日有超過一萬個養菇廢棄太空包,聯合台中農改場「木黴菌」發酵技術,串聯在地處理場承接技轉,產出新的農業有機肥料「太空介質」,施作於當地葡萄與芒果。串接鄉公所,以友善土地的「循環經濟」為核心,推出「太空果實」的埔心在地品牌。
彰化埔心
彰化埔心は、彰化県の平野部の中心部に位置する。農業が産業の中心だが、主力となる果物の「埔心三蜜」は品種と生産量が安定しないという問題があり、新ブランドによって地元の果物や農産物を早急に関連づけていく必要がある。海洋大学が養成した協力師が埔心に駐在したところ、地元のキノコ農家が毎日1万個以上のキノコを太空包(大袋)で廃棄していることに気付いた。そこで、台中区農業改良場の「トリコデルミン」発酵技術を地元の処理施設に持ち込み、新たな農業用有機肥料向け資材「太空媒質」を産出し、地元のブドウとマンゴーに施用した。また、郷公所とも連携し、土地に優しい「循環経済」を核として、「太空果実」を埔心の地元ブランドとして打ち出した。
彰化二林
彰化縣是被認為城鄉落差嚴重的農業縣,就全彰化縣的角度分析,又以偏遠的西南角四鄉鎮(二林鎮、芳苑鄉、大城鄉及竹塘鄉)為甚,由於地處邊陲地帶,加上交通建設尚待完善,是彰化縣發展較緩慢的地區。二林鎮目前面臨人口流失、教育資源不足、城鄉規劃失衡、產業特色不明及服務設計不足等問題。協力師進場協助產業梳理、特色重現,創新農業休閒體驗服務,包括二林鎮農村酒莊群的特色持續塑形,加強品酒體驗服務設計,透過休閒農業區內各式果園和稻田地景的體驗活動設計,創造體驗服務的地域品牌。
彰化二林
彰化県は都市部と農村部の格差が非常に大きな農業県だと言われている。彰化県全域で分析すると、僻地の南西部に位置する4つの自治体(二林鎮、芳苑郷、大城郷、竹塘郷)の状況は特に深刻で、地理的に辺地に位置し、交通インフラの整備が遅れていることから、彰化県のなかで発展が緩慢な地域となっている。二林鎮は目下のところ、人口流出や教育資源の欠如、都市と地方の計画の不均衡、特徴を欠いた産業、サービスデザインの欠如といった問題を抱えている。協力師はフィールドに入り、産業の整理や特徴の焦点化、革新的なリラクゼーション農業体験サービスをサポートしている。これには、二林鎮農村ワイナリーを特徴的な持続モデルとする取り組みのほか、利き酒体験サービスデザインの強化、リラクゼーション農業エリアの各種果樹園と水田におけるランドスケープ体験イベントのデザイン、体験サービスの地域ブランドの創出がある。
◆ 結語
地方創生是一門事業也是一項志業,更是值得我們深深琢磨的課題。沒有長時間的累積與觀察,無法在短時間內有豐碩的成果。鄉村人口快速流失、少子化、人口過度集中都市等人口結構性問題,是一個社會的現象,也同時反映出現代人的生活方式。在面對日益嚴重的人口結構問題,真正需要改變的絕不是社會上的一兩個人,抑或是一小群人,而是一個廣大的理念與態度,唯有喚起大家意識到自己生活周遭變化,將會危及幾十年後人們的生存問題,真正認識地方創生的概念,才有希望改變更多的地方。我們由衷企盼在地方創生遍地開花的此刻,大家可以更審慎思考地方創生在臺灣的未來,在鼓勵青年回流的本質上,我們有機會建立一個暢通無阻的平台、合時宜的政策及完善的軟硬體設施,供有志者揮灑創意及創新的點子,帶動地方生機,這不只是對下一代青年的一種責任,更是我們責無旁貸的社會使命。
◆ まとめ
地方創生はひとつの事業であり、ひとつの使命でもあるが、われわれが腰を据えて磨くだけの価値がある課題である。時間をかけて蓄積し、観察しなければならず、短期間で実り豊かな成果を出すことはできない。農村部の急速な人口流出や少子化、都市への人口の過度な集中といった構造的な問題は、ひとつの社会現象であり、また、現代人の生活スタイルを反映してもいる。人口問題が深刻化する中、変えなければならないのは、社会の中における一人、二人の個人ではなく、ひとつの小さなグループでもない。ひとつの広範な理念と姿勢のみが、生活のなかで起きている変化が数十年後には人類の生存を脅かす問題となりうると意識させることができる。地方創生の概念を十分に理解することによってのみ、より多くのことを変えていくことができる。われわれは地方創生が各地で花開く瞬間を心待ちにしている。誰もが台湾における地方創生の未来をじっくりと考えることができる。若者の地方回帰を奨励するという本質に応じて、われわれは、円滑なコミュニケーションプラットフォームや、時代相応の政策、そして完成度の高いソフトとハードを用意し、志のある人に創造的で革新的なアイデアを提供し、地方に活力をもたらす。これは次世代の若者に対する一種の責任であるだけでなく、われわれが負っている社会的な使命である。