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傳遞「學習」的快樂給地方孩子:深草町家校區「京之聚所」

地域の子どもたちに「学ぶ」楽しさを伝える深草町家キャンパス「京の拠り所」
方案推動與歷程分享 ( プログラム&プロセス紹介 )
學校(学校) | 龍谷大學(龍谷大学) 作者(著者) | 龍谷大學校長室(宣傳)(龍谷大学学長室(広報))
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龍谷大學深草町家校區每週由文學院哲學系教育學組的學生志工團體「京之聚所」,舉辦一次讀書會。讀書會以住在大學週邊,家中沒有理想讀書環境的國高中生為對象,由本校學生來協助學習。
此讀書會名為「京町家讀書會」,為本校與公益財團法人京都市青年服務協會、京都市之合作事業,於2015年4月啟動(截至2023年3月月底,已舉辦348次),
本次訪談就讀書會之目的及活動內容,訪問了文學院哲學系教育學組的林美輝教授及三位學生。

龍谷大学深草町家キャンパスでは週1回、文学部哲学科教育学専攻の学生ボランティア「京の拠り所」による学習会が開催されています。大学周辺に住む、家庭での学習環境が整いにくい中学・高校生を対象に、本学の学生が勉強をサポートするという取り組みです。
この学習会は「京町家学習会」として2015年4月、本学と公益財団法人京都市ユースサービス協会、京都市の連携事業として始まりました。(2023年3月末時点で348回開催されています)
今回は、文学部哲学科教育学専攻の林 美輝 教授と学生3名に、学習会の目的と取り組みについてうかがいました。

於屋齡超過160年的京町家,舉辦以國高中學生為對象之讀書會

築160年超の京町家で行われる、中・高生向け学習会


深草町家校區是一座屋齡161年、建於1861年的京町家,分為樓中樓的主棟、側棟、中庭、倉庫,房屋具備外推木格窗、雨遮、有細長垂直窗格的蟲籠窗等京町家特徵,被指定為京都市之景觀重要建築物。

深草町家キャンパスは、文久元年(1861年)に建てられた、築161年の京町家。中2階建ての母家、離れ、中庭、土蔵があります。出格子(でごうし)、通り庇(ひさし)、虫籠窓(むしこまど)など京町家の特徴を備えており、京都市の景観重要建造物に指定されています。


「讀書會計畫開始於2015年,參加的學生志工是由文學院哲學系教育學組中有志一同的學生所組成,目前日本全國為了協助孩童學習,在各地發起了多種形式的支援計畫,不過像我們這樣在大學町家校區中,讓大學生與孩子一對一協助學習,應該相當少見。」(林美輝教授)

「この学習会は2015年から始まったプロジェクトです。学生ボランティアは、文学部哲学科教育学専攻の有志で構成されています。全国でも、子どもたちへの学習支援事業はさまざまな形で行われています。しかし、大学の町家キャンパスで大学生が子どもたちに1対1で勉強をサポートするという取り組みは珍しいのではないでしょうか」(林 美輝 教授)


「老舊的京町家對我們、對孩子而言,既新鮮又令人懷念,室內鋪設榻榻米,給人溫暖的感覺,很難想像這是大學的設施。受新冠疫情影響無法聚會的時期,我們也思考過改為線上舉辦,但是『京之聚所』的目的不僅是讀書而已,我們另外一個功能是提供學校、家庭之外,可以放鬆、安心的第三空間,因此即使現在處於疫情當中,我們還是以縮短讀書會時間、減少參加人數的方式持續舉辦。」(大西慧輔同學/文學院哲學系三年級)

「古い京町家は私たちにとっても子どもたちにとっても、新鮮だけど懐かしい。室内はすべて畳敷きで温かみがあり、大学の一施設とは思えないほど。コロナの影響で集まるのが難しくなった時期、オンライン学習への切り替えを考えていました。しかし『京の拠り所』の目的は勉強だけではありません。学校でも家庭でもない、ホッとなごめる第3の場を提供することも役割のひとつです。コロナ禍の現在は時間を短縮、参加人数も絞って開催しています」(大西 慧輔さん/文学部哲学科3年)

圖:※數十本參考書都是學生使用過的舊書
圖:※数十冊の参考書はすべて、学生が使っていたもの

由於每個孩子的能力和面對的課不同題,因此採取了一對一的個別指導方式,每週一天的平日傍晚,我們會在一樓榻榻米座位區進行約一個半小時的作業或考前指導。

子どもによって学力や取り組む課題が異なるため、1対1の個別指導スタイルを採っています。週1回、平日の夕方から約1時間30分、1階の座敷で宿題をしたり、テスト前には対策を練ったりして勉強を進めています。


校區後方有一座寬闊的庭院。疫情之前,夏天會在這裡舉辦流水麵線活動,冬天則會在室內辦耶誕派對等活動,享受活動內容的同時,加深孩子與學生之間的交流。

奥には広い庭があります。コロナ禍以前は、夏は流しそうめん、冬は室内でクリスマス会といったイベントを開催。子どもたちと学生みんなで楽しみながらコミュニケーションを深めました。

學業或生活問題都能請教:像「哥哥姊姊」般的存在

勉強も生活も相談できる「お兄さん、お姉さん」的存在

目前註冊的國高中生約有十五人,大學生志工有三十三人,每年會由一名大學生擔任營運負責人,進行協調作業,與京都市青年服務協會合作;據說畢業生中不乏利用此讀書會經驗,經營自由學校(free school)或者擔任學校教師、到福利機構工作等,繼續在社會上發光發熱的人。

登録している中学・高校生は約15名、大学生ボランティアは33名です。毎年、学生1名が運営責任者であるコーディネーターとなり、京都市ユースサービス協会との連携などを行っています。卒業生の中には、フリースクールの経営、学校の先生、福祉施設勤務など、この学習会での経験を活かして社会で活躍している人もいるそうです。


「學校的課堂以團體授課為主,我希望在這裡建立一個能跟每一個孩子面對面互動的空間,因此參加了這個企畫。孩子或家長所追求的目標像是『培養念書習慣』、『學習讀書方法』、『與地方上人多交流』等,相當多樣,透過一同讀書、相互溝通,我希望建構起讓每個孩子都能找到自己歸屬的空間。另外,也希望他們透過與稍微年長的哥哥姊姊交流,能更關心自己的未來」(加藤結愛同學/文學院哲學系三年級)

「学校では集団での授業が中心になると思いますが、ここでは子どもたちひとりひとりと向き合えるような場所作りをしたいという想いをもって活動に参加しています。子どもたちやその保護者が求めているものは『勉強の習慣を身につけたい』『学習の進め方を知りたい』『地域の人と交流したい』など、さまざまです。一緒に勉強したりコミュニケーションを取ったりする中で、子どもたちそれぞれにあった居場所作りを目指しています。また、少し年齢が上のお兄さん、お姉さんたちと交流する中で、子どもたち自身が自分の将来に対してより興味や関心を持って貰えたらと思っています。」(加藤 結愛さん/文学部哲学科3年)


「我擔任2022年度的營運負責人,除了貼近、陪伴每個新加入孩子的感受這點之外,也希望能夠幫助每個學生實現他們參加活動的目的。如果有畢業後的方向或關於生活上的諮詢需求,我們也會提供建議。學生們對於教學方法而煩惱時,也會自行開會找出最佳方式。我想這些國高中生的孩子都可以在我們身上看見自己幾年後可能成為的樣子,我們這些年齡相近的大學生,對他們來說既不是家人也不是老師,更像是孩子們的心靈依靠吧。」(永島大輝同學/文學院哲學系二年級)

「令和4年度は私がコーディネーターを務めます。新しく参加する子どもたち1人1人の気持ちに寄り添っていくのはもちろん、学生それぞれの目的を叶えられるようにしたいと思っています。進路や生活の相談があればアドバイスもしています。勉強の教え方に悩んだ時は学生でミーティングを行い、ベストな方法を見つけています。中・高校生の子どもたちにとって、私たち大学生は数年後の将来像と重なる部分もあると思います。家族や教師、友人ではなく、年の近い私たちの存在は、子どもたちの心の支えになっているのではないでしょうか」(永島 大輝さん/文学部哲学科2年)
以上

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