Taiwan

台日聯盟特刊—海大國際合作成果

日台連盟特集—海洋大学の国際協力に関する成果
專題文章 ( 特集記事 )
學校(学校) | 国立台湾海洋大学 作者(著者) | 國立臺灣海洋大學
1045閱讀數(閲読)

國立臺灣海洋大學秉持「頂尖海大建造工程」的理念與願景,培育兼具國際視野及在地關懷的跨領域海洋專業人才,提升全校師生團隊深耕基隆、馬祖列島等實踐場域的廣度與深度、接軌國際將議題解方融入SDGs思維與培育國際移動力,將本校的發展特色從以「海洋為主體,但不以海洋為限」蛻變成「全球海洋科學與永續發展研究頂尖大學」。
準此,在前述校務理念與願景指導下,本校大學社會責任實踐計畫「三漁興旺-國際藍色經濟示範區」(USR計畫,三漁興旺)從海洋三生(生活、生產、生態)議題出發,以基隆北海岸、連江馬祖作為國內實踐場域,並與日本、越南及菲律賓夥伴共同培育跨國人才,藉由海大團隊專業的海洋學理基礎,透過積極與各級機關、在地利害關係人、團體、產業界、跨校及跨國夥伴合作,將實踐目標與永續發展目標(SDGs)結合,建設國際藍色經濟示範區,促進三漁興旺(漁業、漁村、漁民)和永續發展。

国立台湾海洋大学は「最先端を行く海洋大学建設プロジェクト」という理念とビジョンを堅持し、本学の発展に関する特徴を「海洋を主体とするが、海洋には限らない」から、「グローバルな海洋科学と持続可能な発展研究に向かう最先端の大学」へと、質的に転換する。そのため、国際的視野と地域への配慮を兼ね備えた分野横断型の海洋の専門人材を育成し、本学の教師と学生たちが行う基隆や馬祖列島などにおける実践フィールドでの取り組みをより広く、より深化させ、問題解決をSDGsの発想に取り入れ、国際的な移動力を培っていく。
このため、前述した大学の理念とビジョンの指導の下、本学の大学社会責任実践プロジェクト「三漁繁栄―国際ブルーエコノミーモデル地区」(USRプロジェクト、三漁興旺(三漁繁栄))では、海洋における3つの「生」(生活、生産、生態)というテーマからスタートし、基隆北海岸と連江県馬祖を国内の実践フィールドとするとともに、日本、ベトナム、フィリピンのパートナーと国を越えて活躍する人材を共同で育成する。そして、海大チームが持つ海洋に関する専門的な学理的基礎によって、各レベルの組織、地域のステークホルダー、団体、産業界、大学や国を越えたパートナーとの積極的な協力を通じて、実践的な目標を持続可能な開発目標(SDGs)と結び付け、国際ブルーエコノミーモデル地区を構築し、三漁繁栄(漁業、漁村、漁民)と持続可能な発展を促進する。

日本
● 與日本大學合作,國際場域實踐
本(112)年度8月底與台日聯盟成員--日本高知大學、國立高雄科技大學共同進行高知大學物部校區、黑潮町場域實踐踏查,本校推選5位學生前往進行跨校、跨國場域實作。下半年度持續與高知大學密切合作,包含舉薦1位學生參與11月5日至11日高知大學「櫻花科學計畫」(Sakura Science Program),並以海廢全球管理規範為題通過徵選;相關研究成果投稿12月中旬由高知大學主辦之「黑潮圈科學國際研討會」,由2位學生前往發表2篇文章。下半年亦與日本星城大學進行「臺日經驗分享:青年世代地方創生交流會」、與日本龍谷大學進行「地方創生執行經驗交流分享」,並規劃選派8位學生辦理明(113)年1月赴星城大學(愛知)、龍谷大學(京都)進行場域實踐活動。

日本
● 日本の大学との協力、国際的なフィールドでの実践
2023年度の8月末、日台連盟のメンバーである高知大学、国立高雄科技大学と共同で、高知大学物部キャンパスと黒潮町のフィールド実践調査を行い、本学からは推薦によって選ばれた学生5人が大学を越え、かつ、国境を越えたフィールド実習を行った。年度後半では高知大学と密接な協力を継続した。このなかで、推薦によって派遣された学生1人が、11月5日から11日まで高知大学で開かれた「さくらサイエンスプログラム」に参加し、海洋廃棄物のグローバルな管理規範をテーマとする選抜を通過した。関連する研究成果は、12月中旬に高知大学が主催した「黒潮圏科学国際シンポジウム」向けに投稿し、2人の学生が参加し、2本の論文を発表した。後期には、星城大学と「日台経験の発表:若者世代の地方創生交流会」を、また、龍谷大学とは「地方創生実施経験の交流と発表」をそれぞれ実施した。また、2024年1月には、選抜された8人の学生が、星城大学(愛知)と龍谷大学(京都)でフィールド実践活動を行う予定である。

圖:圖 1 與高知大學、國立高雄科技大學進行跨校、場域實作。
圖:図1 高知大学と国立高雄科技大学との間で、大学を越えたフィールド実習を行った。
圖:圖2 與龍谷大學訪問團交流食育及研發水產食材經驗。
圖:図2 食育と水産食材の研究開発に関する経験をテーマとする龍谷大学訪問団との交流。

● USR融合課程設計,培育國際地方創生人才
本計畫透過USR計畫相關課程博雅通識「日本地方創生」(112年度第一學期選修人數43人)培育學生能力,「思考全球化,行動在地化」:
(1) 基本能力建構:提供學生介紹USR的敘事力技能(如簡報短講及影片設計概念與編輯技巧)。
(2) 「三漁興旺」場域見學:帶領學生認識海大USR計畫實踐場域,從國內場域議題出發,將所學專業知能用於發掘場域可改善之處,並反饋體驗給在地場域合作夥伴與利害關係人,進而協助改善場域困境。
(3) 日本地方創生的發展概況與實例:與高知大學遠端進行協同教學,介紹日本的發展概況與實例,促使修課學生將其思考角度接軌國際。
交流訓練與前進日本地方創生第一線:首先,透過實例任務演練,由曾經參與交流的學生帶領海外交流訓練。其次,於線上交流遴選同學;最後赴日本與當地教授、學生與場域夥伴共同進行場域實踐活動,以激發學生對地方創生、社會責任實踐的多元想像,尋求永續發展的可能途徑。
為了促進跨界人才組隊合作,三漁興旺計畫團隊更規劃於明年1月邀請日本青創團隊進駐計畫基隆八斗子場域以短期體驗、駐地研究等方式,與臺灣學生、在地利害關係人共組團隊為社區需求提出解決方案;並以此為契機將八斗子在地特色文化、產品品牌賦予國際價值,增加地方事務參與的多元性,發展後疫情時代的國際永續性。

● USRをカリキュラムデザインに取り入れ、国際的な地方創生人材を育成する
本計画は、USRプロジェクトと関連のある一般教養カリキュラム「日本の地方創生」(2023年度1学期、履修者数43人)を通じて「グローバルに考え、ローカルに行動する」学生の能力育成を図った。
(1) 基本的な能力の構築:USRを紹介するナラティブ能力を提供する(スライドショーを使った簡潔な発表、動画のデザインと編集技術など)。
(2) 「三漁興旺(繁栄)」のフィールド見学:学生を引率して海大USRプロジェクトの実践フィールドを理解させ、国内のフィールドにおけるテーマからスタートし、学んだ専門的な知識と能力をフィールドでの問題解決に生かせる点を探し出すとともに、体験を現地のフィールドにおける協力パートナーやステークホルダーにフィールドバックし、そこから進んで、フィールドにおける問題点の改善に協力する。
(3) 日本における地方創生の発展状況と実例:高知大学との間でリモートで協同教学を実施し、日本の発展状況や実例を紹介し、学生たちに国際的な動きに適応できるように促す。
交流に向けたトレーニングと日本における地方創生の第一線への訪問:まず、交流への参加経験がある学生が、実例を用いた課題演習を通して、海外との交流に向けたトレーニングを主導する。次に、オンライン交流で学生を選抜し、最後に、日本で現地の教授や学生、フィールドのパートナーとともに実践的な活動を行う。こうしたことを通じて、学生の地方創生や社会的な責任の実践に対する多様なイメージを刺激し、持続可能な発展の可能性を探る。
国境を越えた人材のチーム協力を促すため、三漁繁栄プロジェクトチームは、来年1月、日本の若手起業家チームを招請して、基隆八斗子をフィールドに、短期的な体験と滞在型の研究を行う方法で、台湾の学生や現地のステークホルダーとチームを組み、コミュニティのニーズに対する解決策を提示する予定である。また、これをきっかけとして、八斗子の地元の特徴的な文化や商品ブランドに国際的な価値を付与し、地方で参画可能な職務の多様化を図り、ポストコロナ時代における国際的な持続可能性の発展を目指す。

圖:圖3 「日本地方創生」課程規劃。
圖:図3 「日本の地方創生」カリキュラムの計画。
圖:圖4 與高知大學遠端連線進行線上協同教學。
圖:図4 高知大学との間をリモートでつないでオンラインによる協同学習を実施した。

越南
● 112年6月8日-12日「越南與台灣組織和企業技術供需對接會」
為了促進臺灣與越南學術與產業端的合作,駐越南台北經濟文化辦事處協同國立臺灣海洋大學呂明偉特聘教授和國立臺灣海洋大學大學社會責任實踐計畫辦理「越南與台灣組織和企業技術供需對接會」。本次對接會於112年6月8至12日舉辦,由呂明偉教務長、吳金洌客座講座率領鄭筱樓助理研究員、業界和學生等共17人臺灣海大跨界團隊前往越南河內和海防市與會;6月9日於越南海防市進行媒合、6月10日至越南海洋環境與資源所和海洋水產所討論與海大USR計畫合作執行方向、6月11和12日積極與當地業者和農業大學教授進行未來產官學合作聚焦,其中包含舉辦工作坊、學生交換、教職交換等項目。
6月9日越南與臺灣組織和企業技術供需對接會,本次對接會主題著重於水產養殖,水產養殖業為越南與臺灣的焦點海洋相關產業,前者在白蝦產量高居世界第二,臺灣則擁有先進的水產養殖技術,包含新穎的養殖技術、冷鏈物流、智慧養殖、水產品加工等等的技術。越南當地官員包含海防市科技局范氏荷瓊副局長、南丁省科技局陳明歡局長、北江省科技局阮清平局長、北寧省科技局吳志光副局長、科技發展與創新中心阮亭榮經理接出席本次對接會,並首先進行越南當地水產養殖情況簡述;接續由臺灣海大團隊以呂明偉教務長、吳金洌客座講座敘述我國水產養殖的技術。對接會當中,團隊成員各別以自身所代表的企業、團體進行簡報,並同步進行跨國一對一媒合,臺越兩國廠商合計達58家廠商進行詳談,彼此對未來合作展現高度積極性,其中不乏水產疫苗和添加劑公司、水產養殖戶、越南海洋環境與資源所研究員、海洋水產所副所長、越南農業大學教授等。

ベトナム
● 2023年6月8~12日「ベトナム台湾間における組織と企業の技術の需給ビジネスマッチングミーティング」
台湾とベトナムの学術・産業分野の協力関係を促進するため、駐ベトナム台北経済文化弁事処は国立台湾海洋大学の呂明偉特聘教授と国立台湾海洋大学の大学社会責任実践計画と協同で、「ベトナム台湾における組織と企業の技術の需給ビジネスマッチングミーティング」を実施した。今回のミーティングは2023年6月8日から12日まで実施された。呂明偉教務長と呉金洌客員講座教授が、鄭筱楼アシスタント研究員と業界、学生など17人からなる台湾海大海外派遣チームを率い、ベトナムのハノイとハイフォンで会合に参加した。6月9日はベトナムのハイフォンでマッチングを行い、6月10日はベトナムの海洋環境資源所と海洋水産所との間で海大USRプロジェクトとの協力や実施に関する方向性を話し合い、6月11、12日には地元の業者や農業大学教授との間で、ワークショップの開催や学生や教員の交流などといった将来的な産学連携をテーマに積極的に話し合った。
6月9日のベトナム台湾間における組織と企業の技術の需給ビジネスマッチングミーティングでの重点的なテーマは水産業の養殖だった。水産業の養殖は、ベトナムと台湾が注視する海洋関連産業であり、ベトナムはバナメイエビにおいて世界第2位の生産量を誇り、台湾は、ユニークな養殖技術やコールドチェーン物流、スマート養殖、水産品加工の技術などの先進的な養殖技術を有している。今回のミーティングでは、ベトナム側は地元政府からハイフォン市科技局の范氏荷瓊副局長、ナムディン省科技局の陳明歓局長、バクザン省科技局の阮清平局長、バクニン省科技局の呉志光副局長、科技発展イノベーションセンターの阮亭栄マネジャーが出席して対応した。まず、ベトナム側が地元の水産養殖の状況について概略を説明し、続いて、台湾海大チームから呂明偉教務長と呉金洌客員講座教授が、台湾の水産養殖技術について説明した。ミーティングの中で、チームのメンバーはそれぞれ自身が代表を務める企業や団体について概要を説明し、これと並行して、両国間で一対一のマッチングを行い、台湾とベトナムの業者計58社が商談を行い、相互に将来の協力について高い積極性を示した。この中には、水産用ワクチンと添加剤の企業、水産養殖家、ベトナム海洋環境資源研究所の研究員、海洋水産所の副所長、ベトナム農業大学の教授らが多く見られた。

圖:圖5 呂明偉教務長、吳金洌客座講座於對接會敘述我國水產養殖的技術。
圖:図5 呂明偉教務長と吳金洌客座講座教授は、ミーティングで台湾の水産養殖技術について説明した。
圖:圖6 鄭筱樓助理研究員進行媒合,並講解海大的USR計畫。
圖:図6 鄭筱楼アシスタント研究員はマッチングに臨み、海大のUSRプロジェクトについて説明した。

前一日產官學對接會熱烈反應強化兩國合作信心,6月10日隨即拜訪學研代表越南海洋環境與資源所和海洋水產所。首先於越南海洋環境與資源所,由該所長針對單位及研究方向進行簡介,接著由臺灣海大團隊講授養殖新穎技術,並由鄭筱樓助理研究員介紹團隊的各項種苗孵育、養成、功能性添加劑等技術,聚焦教育、研究、經濟發展及大學社會責任等國際合作實踐活動;於越南海洋水產所,由所長率領該團隊成員進行水產養殖研究與發展探究,並由臺灣海大團隊講授各項新穎養殖技術,會中進一步簽訂合作意向書(MOU),並將持續辦理海洋水產workshop,開拓並辦領多元的國際場域實踐活動。
透過對接會,臺灣海大團隊為未來臺越雙方人才培育與產業合作找尋更多機會,同時介紹團隊研發之新穎種苗技術、交流討論開發之複合飼料添加劑試驗現況,共同創造創新價值。

前日の産官学のミーティングでの熱い反応により、両国間の協力に対する自信が深まり、6月10日にはさっそく学術研究を代表するベトナム海洋環境資源研究所と海洋水産所を訪問した。まず、ベトナム海洋環境資源研究所において、同所の所長が組織と研究の方向性について概要を紹介し、続いて、台湾海大チームは革新的な養殖技術について説明し、鄭筱楼アシスタント研究員は、種苗の孵化、育種、機能性添加剤などの技術や、教育や研究、経済発展、大学社会責任など国際協力の実践活動を中心に、チームの各プロジェクトを紹介した。ベトナム海洋水産所では、所長がチームのメンバーを率いて水産養殖に関する研究と発展に向けた取り組みを進めていた。台湾海大チームはユニークな養殖技術の各プロジェクトについて説明し、会合ではさらに覚書(MOU)の調印も行われ、海洋水産ワークショップを継続的に実施するとともに、国際的なフィールドにおいて多様な実践活動を企画・実施していくことになった。
ミーティングを通じて、台湾海大チームは、今後の台湾・ベトナム双方の人材育成と産業協力のより多くの可能性を模索するとともに、チームが研究・開発を行った斬新な種苗技術を紹介し、チームが開発した複合飼料添加材の試験状況について意見交換と討論を行い、ともにイノベーションの価値を生み出した。

圖:圖7 吳金洌客座講座和鄭筱樓助理研究員進行養殖技術介紹與講授。
圖:図7 呉金洌客座講座教授と鄭筱楼アシスタント研究員は、養殖技術の紹介とプレゼンテーションを行った。
圖:圖8 由呂明偉教務長代表與越南海洋水產所簽訂MOU。
圖:図8 呂明偉教務長は代表してベトナム海洋水産所とのMOUに調印した。

● 越南產官學代表團造訪海大
同年7月24日由越南農業遺傳研究院(Agricultural Genetics Institute)、駐臺北越南經濟文化辦事處科技組及產業代表組成的代表團造訪海大。越南海岸線長達3,000多公里,約有2,000萬人口從事海洋相關產業或有所連結,佔全國GDP 50-55%,越南農業遺傳研究院近期計畫以此為基礎與我國專家及海大團隊對接,在既有的臺越合作成果上持續推廣海洋相關產業國際合作。本次合作會議由許泰文校長偕同呂明偉教務長、海大水產專業研究團隊,與越南代表團討論品種選育、水產食品保鮮、魚類病毒疫苗、養殖環境等多項議題;越南代表團高度讚賞海大的專業技術與研究發展,期待未來進一步開展合作,許泰文校長表示,越南與臺灣有許多共通議題,包含氣候 、水資源 、生物科技等,相信在學術、產業、人才交流的合作下,為越南、臺灣雙方的高速發展提供助力。

● ベトナムの産官学代表団が海大を訪問
同年7月24日、ベトナム農業遺伝学研究所(Agricultural Genetics Institute)、駐台北ベトナム経済文化弁事処科技チーム、産業側の代表者で組織する代表団が海大を訪問した。ベトナムの海岸線は3,000キロ以上に達し、約2,000万人が海洋関連産業に従事、または海洋関連産業と関わりを持っており、両者を合わせると、同国のGDPの50―55%を占めている。ベトナム農業遺伝学研究所は、こうした状況に鑑み、台湾の専門家及び海大チームとつながり、台湾ベトナム間における既存の成果をベースとして、海洋関連産業の国際的な協力を引き続き拡大していく計画である。今回の協力会議において、許泰文学長が呂明偉教務長、海大水産専攻研究チームとともに、ベトナム代表団との間で、品種の選抜や育成、水産食品の鮮度保持、魚類のウイルスワクチン、養殖環境など多くの問題について話し合った。ベトナム代表団は、海大の専門的な技術や研究の発展を高く評価し、今後のさらなる協力の発展に期待を示した。許泰文学長は、ベトナムと台湾は、気候、水資源、バイオテクノロジーなど多くの共通した問題をかかえているが、学術、産業、人材交流が、ベトナムと台湾の急速な発展の後押しとなるであろうことを確信すると述べた。

圖:圖9 越方代表團。
圖:図9 ベトナム側代表団。
圖:圖10 臺越雙方互贈禮品。
圖:図10 台湾とベトナムの間で贈り物を交換した。

菲律賓
藉由系所選修「蔬果加工特論」、「分子料理學」、「食品科技英文」,並配合海大校外籍生選修人次增加,本國籍學生與海大外籍學生共同學習,強化外語溝通能力、文化差異適應力等學生國際移動能力養成;這三堂課程著重業界實務見學成果,其中分子料理課程更調整為引導學生創新開發新產品,持續培育學生前往菲律賓進行移地教學。
● 菲律賓大學米沙鄢大學學生跨國學習
菲律賓大學米沙鄢大學漁業與海洋科學院水產加工技術研究所的 2 位研究生,各自於111年9月22日至112年6月20日選擇不同的海大食科所實驗室進行為期9個月的實驗學習,期間,菲籍研究生以本身的論文研究主題為基礎,在教授指導下不斷與海大研究所生交換實驗經驗,為各自論文賦予多元思維。
● 海大研究生移地菲律賓研究實習
於暑假期間(112年7月6日至9月2日),送本校2位研究生、2位大學生至菲律賓米莎鄢大學漁業與海洋科學院水產加工技術研究所實習。為期2個月的實習中,共參與5間實驗室的研究,其中實習研究主題有開發鯰魚消費廢棄物中的蛋白質水解物作為食品材料、微藻產品收穫後加工方法的開發、創新緊急海鮮產品的流程標準化與市場研究、鮪魚火腿加工(醃製)、義大利麵和沙丁魚罐頭製備,從規範、實踐設計到執行實驗等,認識米沙鄢大學的學生與研究單位與臺灣實驗室的異同處。
除了研究實習,本校學生亦參與1次研究單位的線上會議,菲律賓當地漁業概況切入,探討近期菲律賓漁業注重的變革項目。此外學生積極尋求跨領域學習機會,踏查菲律賓3間博物館、1間現代美術館探究當地歷史與人文發展脈絡,了解在地文化與產業變革後關注的社會議題。
8月25日至29日移地實習即將結束,張祐維國際長至菲律賓訪視學生,並一同前往菲律賓怡洛漁業發展局 (Philippine Fisheries Development Authority) ,在當地官方人員的陪同下認識菲律賓漁業從漁船捕撈後、由冷凍貨車運送至集貨地進行批價的過程,以產、官的角度去思考相關產業的議題,期望本校學生將這次的跨國研究實習內化成自身研究的養分,持續擴展國際共同研究範疇。

フィリピン
 学部や大学院の選択科目である「野菜・果物加工特論」、「分子料理学」、「食品技術の英語」、また、海大の外国籍学生の履修延べ人数の増加もあり、本国籍の学生と海大の外国籍学生が上記3科目で共同学習を行い、外国語によるコミュニケーション能力や、文化の違いへの適応力など、学生の海外への移動能力を強化している。これら3科目は、業界でのインターンシップによる学習成果に重きを置いている。このうち、分子料理学では、学生が新製品をオリジナルに開発するよう指導し、フィリピンで在外教学行えるよう継続的に学生を育成している。
● フィリピン大学ビサヤ校の学生が海大で海外学習
フィリピン大学ビサヤ校漁業海洋科学院水産加工技術研究所の2人の大学院生は、それぞれ2022年9月22日から2023年6月20日まで海大食品科学学科大学院の違う実験室を選択して、9カ月間にわたって実験・学習を行った。その期間中、フィリピン籍の大学院生は、自身の論文向け研究テーマにもとづいて、教授の指導のもとで、海大の大学院生との間で実験に関する経験について不断に意見交換し、それぞれ自らの論文にとって多様な視点を得た。
● 海大の大学院生がフィリピンに赴き研究・実習を行う
夏休み(2023年7月6日から9月2日)、本学の大学院生2人と学生2人を実習のためにフィリピン大学ビサヤ校漁業海洋科学院水産加工技術研究所へ派遣した。2カ月の実習期間中、5カ所の実験室で研究に参画した。実習の研究テーマは▼ナマズの消費に伴って発生する廃棄物中の蛋白質水解質の食品材料への開発▼微細藻類製品の収穫後の加工方法の開発▼緊急時の食用水産物加工工程の標準化に関するイノベーションとマーケットリサーチ▼マグロのハム加工(塩漬け)▼パスタとイワシの缶詰め調整―というものであった。これらのルールや実践のためのデザイン、実験の実施などに至るまで、ビサヤ校の学生や研究組織と台湾の実験室との間にある相違点について認識を深めた。
研究実習のほかに、本学の学生は研究先のオンライン会議にも1回参加し、フィリピンの地元水産業の概況を切り口に、フィリピンの漁業で注目されている最近の変化を探った。さらに、学生は分野を越えた学習の機会を積極的に求め、フィリピンの博物館3カ所と現代美術館1カ所を訪れ、現地の歴史や文化が発展してきた文脈について学び、現地の文化や産業の変革が行われた後に懸念される社会的なテーマについて理解を深めた。
8月25日から29日までの海外実習は間もなく終了するころ、張祐維国際長はフィリピンを訪問して学生の様子を視察した。その際、フィリピン怡イロイロ漁業発展局(Philippine Fisheries Development Authority) へ同行し、現地の政府スタッフの付き添いを得て、漁船での漁労から冷凍貨物車による集積地への輸送、卸売りまでのプロセスを理解し、産と官の視点から産業に関連したテーマについて考えた。本学の学生には、今回海外で行った研究と実習を自身の研究のための栄養素として吸収し、国際共同研究のカテゴリーを引き続き拡大することが期待される。

圖:圖11 鯰魚水解物均質。
圖:図11 ナマズの水解質の均質化。
圖:圖12 為製備研究樣品,過濾實驗室所養殖的藻類。
圖:図12 研究サンプルを調整するため、実験室で養殖した藻類を濾過する。
圖:圖13 參訪當地當地漁港,向當地漁業發展局的職員詢問當地漁業之相關問題。
圖:図13 現地の漁港を訪れ、地元の漁業発展局職員に現地の漁業に関連した問題を尋ねる。

● 於菲律賓辦理國際講座並參與國際研討會
由張祐維國際長率領業界顧問郭xx與海大2位大學生的團隊,於10月16日假菲律賓宿霧科技大學舉辦漁業講座,並分享海大人才培育與研究發展目標,期望鍵結更多菲律賓學研單位,提升海大於國際海洋領域研究的影響力。
同月17日團隊至菲律賓大學米莎鄢分校參與研討會, International Conference on Fisheries and Aquatic Sciences 2023,以團隊研究項目與各國專家學者進行水產科學之學術研究、產業技術經驗互換,為我國北海岸九孔鮑尋求多元產品開發技術,如湯雙享鮑、九孔鮑魚水餃、副產物(殼)利用等,並將技術轉譯成地方永續發展技能,使專業知識能落地成大學社會責任實踐。

● フィリピンで国際講座を開催するとともに国際シンポジウムに参加
張祐維国際長が率いる業界アドバイザーの郭氏と海大の学生2人のチームは、10月16日にフィリピンセブ工科大学が開催した漁業講座で海大の人材育成と研究発展の目標について報告した。フィリピンの学術研究組織と連携を深め、国際的な海洋の領域における研究で海大の影響力が向上するものと期待される。
同月17日、チームはフィリピン大学ビサヤ校で「水産業と水生科学に関する国際会議2023」(International Conference on Fisheries and Aquatic Sciences 2023)に参加した。チームの研究プロジェクトと各国の学者との間で、水産科学の学術研究や産業技術に関する経験について交流が行われた。台湾の北海岸産のアワビ向けに、スープや九孔鮑魚水餃子、殻など副産物の利用など多様な商品開発に取り組んだケースや、技術を地方の持続可能な発展のためのスキルに転換し、専門的な知識をの大学社会責任の実践に定着させることについて発表した。

圖:圖14 當地學生們於10月16日講座中提問互動。
圖:図14 現地の学生たちは10月16日の講座で互いに質問をしあった。
圖:圖15 張祐維國際長於10月17日米莎鄢分校參與研討會中分享海洋相關研究與USR議題。
圖:図15 張祐維国際長は10月17日にビサヤ校でシンポジウムに参加し、海洋に関連した研究とUSRをテーマに発表した。

本校USR「三漁興旺-國際藍色經濟示範區」,以推動國內實踐場域的「三生均衡發展」成果與國際合作夥伴進行跨領域經驗互換,鏈結學研目標、社會議題、SDGs,透過國際產官學研多方合作,期望能提出漁業轉型、漁村沒落及漁民生計等重點議題改善方案,建構國際藍色經濟永續發展的可行模式,促進大學接軌聯合國永續發展目標的全面性發展。

本学のUSR「三漁興旺(繁栄)―国際ブルーエコノミーモデル地区」では、国内の実践フィールドで推進した「3つの『生』の均衡ある発展」の成果を、分野横断的に実施した経験と位置付け、国際協力のパートナーと共有し交流した。学術的な研究目標や社会課題、SDGsを結び付け、国際的な産官学研による多面的な協力を通じて、漁業のモデルチェンジや、漁村の衰退や漁民の生計など重点的な課題に対する改善策を提示することが期待される。国際的なブルーエコノミーの持続可能な発展のための、実現可能なモデルを構築し、大学が国連の持続可能な開発目標と結びつき、包括的な発展となるよう促進する。

Share article (シェア)