與地方一起成長 培育具國際觀的在地創生人才 ——高知大學次世代地方創生中心副教授赤池慎吾專訪


人物介紹
赤池慎吾 副教授
立命館亞太大學(立命館アジア太平洋大学)亞太學部、青森大學研究所、環境科學研究所畢業後,東京大學大學院農學生命科學研究科博士學位。其後歷任林業經濟研究所研究員、島根縣山區研究中心研究員。現為高知大學副教授。2024 年2 月起於國立高雄科技大學兼任副教授。此外兼任高知縣室戶市城鎮、人、就業綜合戰略會議(まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会)委員長、高知縣香南市產業振興計劃委員會委員長,和高知縣南國市行政計畫委員會委員長。同時為「臺日大學地方連結與社會實踐聯盟(日台大学地方連携及び社会実践連盟)」營運委員。
人物紹介
赤池慎吾 准教授
立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部卒業後、青森大学大学院, 環境科学研究科、東京大学大学院, 農学生命科学研究科で博士号を取得。その後、一般財団法人 林業経済研究所, 研究員、島根県中山間地域研究センター, 研究員を経て、現在は高知大学准教授。また2024年2月から国立高雄科技大学、兼任副教授。高知県室戸市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会会長 、高知県香南市産業振興計画策定委員会委員長、高知県南国市行政計画審議会委員長ほか。日台大学地方連携及び社会実践連盟, 運営委員も務める。
來到天氣炎熱的南臺灣,我們前往拜訪正在高科大學兼任副教授的赤池教授,與原本預期見到有如總是西裝筆挺的日本上班族不同,他身著高知大學T恤,看起來平易近人。還對中文不甚熟悉的他,對著我們不斷用你好、謝謝等簡單中文詞彙問候,顯得靦腆而親切。
其實,這並不是赤池教授第一次來臺,自2018年起,他已經來臺灣19次。由此可見他對於臺灣的喜愛,談及這些年在臺灣的點點滴滴,他印象最深刻的是原住民對森林的信仰,以及與長輩們對話時,他們使用即使幾十年沒說過卻依然流利的日語。有一回他拜訪屏東縣霧臺鄉和南投縣鄒族,在與當地長輩對談中了解天主教和基督教在原民部落中的傳播,改變了他們對森林和山脈的信仰。他提到,在過去被認為是禁忌的信仰,例如砍伐聖樹會導致身體生病(如腫脹等),也隨之改變。赤池教授說:「我能夠直接用日語採訪他們,了解他們的日常生活,這是一次寶貴的經歷。」
小標:為什麼會走上地方創生這條路?
出身神奈川縣的赤池教授,在東京大學研究所主修森林政策,專門研究林業史。他以江戶到明治時代累積數百年歷史的資料為基礎,進行森林保護和利用的研究。「我在就學期間,研究主題為利用尖端林業機械提高生產力,因此3年間走訪了南從種子島、北到秋田縣位於日本各地約30個林場,平均每年10個林場」。赤池教授說到。「在那裡,我不僅有機會與當地政府辦公室的負責人接觸,還能與當地的老年人對話,直面當地的現狀和問題」。他了解到這些地區遭遇的問題不僅僅是森林,還有人口減少和老化等問題,引發了他對地區發展議題的興趣。
拿到博士學位後,遭遇就業困境的赤池申請到島根縣的中山間地區研究中心(中山間地域研究センター)擔任研究員,專注於利用當地林業資源建立永續經濟模型。由於日本林業因人口減少和老化而衰退,現狀對當地經濟構成挑戰。那兩年裡他參與該地區事務,為該地區提供支持,為地區發展提供支持以及專業知識等;提出平衡森林資源永續利用與區域發展的政策建議,為開發適合各地區特徵的新林業模式做出貢獻。
暑い南台湾に到着し、私たちは現在高科大学に兼任副教授として滞在中の赤池教授を訪ねた。事前に想像していた一般的な日本のサラリーマンのスーツ姿とは違い、彼は高知大学のTシャツを着ていて、親しみやすい印象だった。まだ中国語があまり得意でない彼は、『你好』や『謝謝』などの簡単な中国語の挨拶を繰り返し、少し恥ずかしそうでありながらも親しみやすく感じられた。
実は、これが赤池教授の初めての台湾訪問ではない。2018年から19回来台、台湾にハマる。台湾では、屏東県の霧台と南投県のツォウ族の部落を訪問する機会があり、原住民の年長者の話す日本語の流暢さに驚くと同時に非常に感銘を受けたという。それは、カトリックやキリスト教が原住民の間に広まっていくことで、それまでタブーとされていた神聖な木を切ると体が腫れるなどの森や山に対する信仰が変わったことをうれしそうに話してくれたことである。また、年長者たちは何十年ぶりに日本語を話したとはいうものの、非常に流暢な日本語で、赤池教授は直接日本語でインタビューできて、暮らしぶりを教えてもらい、貴重な経験であったという。
なぜ地方創生の道を歩むようになったのか
赤池教授は大学院では森林政策を専攻し、林業の歴史が専門で江戸時代から明治時代にかけて、数百年間に及ぶ森林の保全と利用について資料を基に調査に取り組んできた。在学中に、日本全国の林業の現場に赴く機会があり、最先端の林業の機械を使用して生産性を上げるという研究を行うために、南は種子島から北は秋田県まで、年間10ヶ所、3年間で30ヶ所を訪問。赤池教授は、「そこで役場の担当者はもちろん、地元の高齢者と話をして、さまざまな地域の現状や課題を直接知る機会があり勉強になりました」と語る。そこで、その土地の問題が森林以外にも人口減少や高齢化にあることを知り、地域に興味を持つきっかけになったという。

2014年赤池教授來到了高知縣,高知縣和島根縣相似,同為日本人口最少的地區。人口每年以1%減少的的高知縣,是一個在移民政策與地區振興議題非常積極的地方。由於高知大學所屬教職員與學生人數佔高知縣人數約1%,如果這些大學相關人員能為地方做些事情,其影響力不可小覷。故作為地方創生的一環,赤池一直在探索如何利用當地資源,促進當地產業發展。他們提出了以農林業等當地資源為基礎,在地區內實現經濟循環的「地區經濟循環模式」(地域内経済循環モデル),並與地方政府和企業合作實施。這種模式為區域發展做出了貢獻,特別是在高知縣等農村地區,並且至今仍在繼續。
10年來,赤池教授在高知與不同的對象合作,參與了各式各樣計畫和專案。其中最讓赤池教授最難忘、也最有成就感的,是與當地人合作,為振興當地產業而自發提出的「高知縣東部地區的日本遺產申請」合作案。他說,高知縣東部地區過去以林業聞名,當時有森林鐵道運行。但在60年前鐵路廢線,從此成為歷史,而這段回憶對當地的老一輩而言意義深遠。1970年左右,當地柚子(ユズ)產業逐漸崛起,成為此地的主要產業之一。於是,赤池教授團隊將這段從林業轉向柚子產業的變遷,串聯成當地的故事,形成了一段屬於該地的文化故事。
憶及此時,他笑說:「申請日本遺產時,大家都很緊張,如果沒有獲得認證,可能就再也來不及了。幸運的是,我們已經獲得了認證,我們的關係至今仍在繼續」。
與世界遺產不同,日本遺產的目的是利用而不是保護,旨在與社區分享當地歷史故事並向世界傳播。「為了向子孫後代傳承該地區的歷史和故事,我們正在努力將其註冊為文化廳認可的日本遺產,我希望大家都能努力。共同向世界傳達我們各自地區的特色。」赤池教授熱情地繼續說道。「未來,我們計劃持續與當地居民、企業和政府合作,實施各種項目來解決當地問題。」目前他們正在為世界各地的柚子愛好者打造一座「柚子博物館」。
その後、2014年に赤池教授は高知大学に就職が決まり、高知県に赴任。高知県は島根県と似ており、日本で最も人口が少ない地域のひとつである。人口が毎年1%減少している高知県では、移住政策や地域振興の課題に非常に積極的な地域でもある。高知大学に所属する教職員と学生数は高知県の人口の約1%を占めており、もしこれらの大学関係者が地域のために何かできれば、その影響力は決して小さくないと考えたそうだ。そこで、地方創生の一環として、地方の産業振興において地域資源をいかに活用するかを探ってきた。農業や林業といった地域資源を基盤に、地域内で経済を循環させる「地域内経済循環モデル」を提案し、地方自治体や企業と連携しながら実践している。このモデルは、特に高知県など地方における地域振興に寄与しており、それは現在にまでいたる。
ここ10年間、赤池教授は高知でさまざまな機関と協力し、多岐にわたる計画やプロジェクトに参加してきた。日本遺産は世界遺産とは異なり、保護ではなく活用するもの、地域の歴史の物語を地域で共有し、それを世界に発信していくことだという。「高知県東部地域はかつて林業で有名で、当時は森林鉄道が運行されていたんですよ。でも、約60年前に鉄道が廃線となり、歴史の一部となってしまいました。この記憶は地元の高齢者にとって深い意味を持っているんです。1970年頃から、当地でユズ産業が徐々に成長し、主要な産業の一つとなりました。そこで、私たちのチームは、この林業からユズ産業への転換の歴史を地元の物語としてまとめ、地域の文化物語を形成したんです」と語った。また、「地域では、地域の歴史、物語を後世に伝えるために、文化庁が認定する日本遺産への登録にも取り組んだり、さらに経済的なものだけでなく、地域のほこりともなる地域の特徴を世界に発信していくことにみなで取り組んでいけたらと願っています」と熱く語る。今後も地域の住民や企業、行政と連携し、地域課題の解決に向けてさまざまなプロジェクトを実施予定だという。現在は、世界のゆずマニアのための「ゆず博物館」を構築中である。
真正去過才能真正理解,帶著學生從地方走到全世界
此外,赤池教授作為一個全球化的多領域學者,其研究的獨特之處在於,是從全球角度而不只是局部角度來處理區域問題。他積極參與各種與環境保護和永續發展相關的國際專案或計畫,希望能將其他國家的成功案例和技術引入日本。故自從赤池教授在高知大學任教以來,努力推動國際學術合作,與海外大學和研究機構共同進行區域發展研究。
他每年都會帶領學生前往印尼,距離首都雅加達兩到三個小時車程的茂物(Bogor)市,在那裡進行大約一周的實地考察。赤池教授說:「到目前為止,我一直認為技術和經濟援助是從發達國家向發展中國家的單向流動,但我從這裡學到了很多東西……。這不僅是經濟繁榮的問題,而是人口減少和人口向城市集中的問題,無論是已開發國家還是發展中國家,都面對著同樣的地區性問題。我感受他們為了克服這些問題的熱情、激情和動力。」例如,在距離印尼首都雅加達2-3小時車程的一個茶園,與普通種植園區不同,它有鵝卵石街道,所有村民都在種植園工作。問題是不好的生活環境,讓年輕人無法獲得良好的教育或就業機會,只好離開種植園區。
実際に訪れて初めて理解 学生を引率して地域から世界へ
赤池教授の研究は、地方だけでなく、グローバルな視点から地域問題にアプローチする点が特徴である。また、国際的な学術協力も積極的に進め、海外の大学や研究機関と共同で地域発展に関する研究を行っている。特に、環境保護や持続可能な発展に関する国際的なプロジェクトに参加し、他国の成功事例や技術を日本に導入することを目指している。赤池教授は高知大学で教鞭を執るようになってから、国際的な学術協力を積極的に推進し、海外の大学や研究機関と共に地域発展の研究を行っている。
赤池教授は毎年インドネシアの首都ジャカルタから車で2〜3時間の距離にあるボゴール市に学生を引率して3週間ほど滞在しフィールドワークを行う。赤池教授は、「これまで技術や経済的な補助など、先進国から途上国への一方的な流れだと思っていたが、ここに来て多くの学びを得た」という。それは経済的な豊かさだけでなく、人口減少、都市への人口集中は先進国、発展途上国に関わらず、同じ地域課題であり、それを自分たちの力で乗り越える熱意、情熱、やる気だと感じたことだ。例えば、そこは茶畑のプランテーションで一般の町とは異なり、石畳で村民はみなプランテーションで働くことが条件となっている。生活環境はあまりよくなく、若者たちは優れた教育や就職の機会が得られないため、村を離れてしまうという問題が存在する。


為了改善這種狀況,村民開始自行種植和烘焙的原創咖啡,甚至獲得了咖啡師資格,並在小鎮上經營起咖啡館。儘管這家咖啡館遠談不上在 Instagram 上流行,也不夠時尚,但它引起了世界各地咖啡愛好者的注意,人們開始從世界各地趕來喝咖啡。此外,村民們透過發展生態旅遊、拍照景點、創造就業機會來一點點減少年輕人外流。赤池教授對此很感動,「你可以實際感受到(居民)對社區的熱情。看到當地居民盡全力改善社區,我們可以向他們學習。全世界都可以向他們學習。」
雖然從2020年開始受COVID-19影響,海外實地考察戛然而止,但赤池教授認為這並非壞事,這樣反而加強了他與日本當地社區的聯繫。高知縣當地農民和農業合作社為學生提供了農業相關的工讀機會;一家影音公司也無償為大學製作線上課程的影片。與臺灣的大學交流改以線上課程維持,即使在COVID-19大流行期間,他依舊感受到了人與人之間的溫暖。赤池教授認為這些經驗是因為得到了當地居民的認同,他才能一直深耕當地,並以全球視野推動地區振興。
そこで村民たちは、そのような環境を少しでも変えようと、独自でオリジナルコーヒーの栽培をはじめ、焙煎も行い、さらにはバリスタの資格も取得して小さな町のカフェを経営することにした。そのカフェはインスタ映えやおしゃれとはほど遠いものであったが、それが世界のコーヒー好きの目に留まり、世界中からそのコーヒーを飲もうと人々が集まるようになったという。さらに、それだけに留まらず、エコツーリズムやフォトスポットまで開発し、就職の機会を作り出すことで、少しでも若者の流出を防ごうと村民たちが自ら行動したことに赤池教授は心打たれたという。「地域への熱い思いが具体的な形で体験することができる。地元住民が地域改善のために一生懸命に取り組む姿を見ていると、お互いに学ぶことができる。世界のどこにいても学ぶことはできる」ことが実感できたとその感動を語ってくれた。
2020年から始まったコロナの影響で、海外でのフィールドワークは一時的になくなったが、それがかえって国内での地域との結びつきを強化してくれたことを感じたそうだ。それは、高知県の地元農家や農協がお米をはじめ、学生たちにアルバイトの機会を提供してくれたり、映像会社が無償で大学のコンテンツ制作に貢献してくれたことである。また、台湾の大学ともオンライン授業ややりとりも引き続き行なっていたため、コロナ下でかえって人の温かさを感じたと語る。赤池教授は、それらの経験は、ふだんから地元に地域社会に根ざしながら、グローバルな視点を持って地域活性化を推進してきた姿勢を地元住民がきちんと見ていてくれたからだと思うと語る。
因USR牽起的緣分 與臺灣共好共學
赤池教授因USR的「臺日大學地方連結與社會實踐聯盟」和臺灣結緣。2018年赤池教授陪同高知大學校長首度來臺參加USR博覽會。很快地,隔月他就以自己的研究經費再度訪臺,參觀了臺灣各地正在實施的USR計畫場域。對於他能有機會在臺灣各地觀摩USR計畫,他深表感激。
USR(大学社会責任)の縁で、台湾と共に切磋琢磨
赤池教授は、USR(大学の社会的責任)による「台日大学地方連携と社会実践連盟」によって台湾と縁ができた。2018年に学長の鞄持ちでU S Rエキスポで訪台したのがきっかけで、その翌月には早速自分の研究費で再び来台し、台湾各地で実施されているU S R計画の現場を参観したという。その際、台湾側の好意で、台湾各地のU S R計画を参観できる機会が得られ、感謝しているそうである。


赤池教授觀察到臺灣的USR與日本的COC和COC+概念非常相似,即學生與當地社區一起學習,或在地區推廣大學的研究成果等,只是在做法上有些差異。而他認為臺灣更注重公民參與,設計上更強調與居民的互動,執行上也更具創意,例如學生不僅是研發新食品,還會在食品設計、藝術展示以及實際的銷售方法下不少的功夫,而且這並非是個別大學的活動,而是每一所大學都可能推動的項目,這是日本所未及的。同時,臺灣還會向企業或相關人士展示USR成果,讓更多人知道大學在做什麼,怎麼樣讓當地變得更好,將USR的概念拓展出去,「我認為這是非常好的。」
隨著疫情結束,臺日的交流也日益熱絡。臺日聯盟成員包含了日本的4所大學與臺灣的6所大學,2023年起,不到2年臺灣的夥伴校已經接待了227名臺灣學生,日本也有近百位學子來臺灣學習,不僅為振興臺日地方創生做出貢獻,也提升了學生的國際視野。不過,臺日聯盟不僅促成學生交流,還包括了產業推廣。他進一步指出,連結臺灣社區與日本社區,體現合作價值,也是臺日聯盟重要的工作之一。
過去一年來到高科大擔任兼任副教授,並謙稱在臺灣學到很多的赤池教授,表示未來只想回到日本更深入研究高知地區,並以教練的角色,帶領著學生去考察世界各地。儘管可能會遭遇語言,或是文化上的衝突,他將持續走在地方創生的路上,不曾也不願停歇。
赤池教授は、台湾のUSRは日本のCOCやCOC+の概念と非常に似ていると見ている。どちらも、学生が地域社会と共に学び、地域で大学の研究成果を活かすことを目指しているが、そのやり方にはいくつかの違いがある。赤池教授によれば、台湾は市民参画をより重視しており、設計面では住民との対話を強調し、実行面でも創意工夫が見られる。例えば、学生は新しい食品を開発するだけでなく、食品デザインやアート展示、実際の販売方法にも多くの工夫を凝らしている。また、これは個別の大学の活動にとどまらず、どの大学でも推進できるプロジェクトである点が、日本とは異なっている。同時に、台湾では企業や関係者に対してUSRの成果を紹介し、大学が地域をどのように良くしているかを広く伝え、USRの概念を広げている。これは非常にすばらしいことだと思うという。
新型コロナの終息と共に、台湾と日本の交流もますます活発になっている。台日連盟加盟校は日本の4大学と台湾の6大学から構成され、2023年以降、2年足らずで日本側のパートナー校は227名の台湾からの学生を受け入れ、日本側からも約100名の学生が台湾に学びに来たという。これにより、台日双方の地域創生を促進するだけでなく、学生の国際的視野も広がっている。
台日連盟は学生交流の促進にとどまらず、産業振興も含まれている。赤池教授は、台湾と日本の地域コミュニティを結びつけ、協力の価値を体現することも台日連盟の重要な役割の一つであると指摘している。
ここ1年間、國立高雄科技大學で兼任副教授を務め、「台湾で多くのことを学んだ」と謙虚に語る赤池教授は、将来は日本に戻って高知県地域の研究をさらに深めたいと述べている。そして、指導担当として学生を世界各地へと連れて行きたいと考えている。言語や文化の衝突があるかもしれないが、地域創生の道を歩み続け、決して止まることを望んでいないと熱く語った。