高知大学
国立大学法人高知大学は、「教育基本法の精神に則り、地域社会及び国際社会に貢献しうる人材育成と学問、研究の充実・発展を推進する。」を建学の理念に掲げています。 大学が果たすべき役割は、教育、研究、地域・国際貢献にあります。そのために、不断の 努力をもって自律的に改革を継続し、先人から受け継いだ智の継承と、自由な発想に基づく 新たな智の創造を推進することが必要です。その内容は、時代の要請に応えるものであることも重要です。今、新たなる目標として、高知という地域に軸足を置いた "Super Regional University" となることを掲げています。いわゆる地域の大学といえば、産学官民の方がこぞって、真っ先に高知大学の名前を挙げてもらえる、そのような大学となることを目指しています。
「高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS)」
高知大学インサイド・コミュニティ・システム(KICS)事業において、地域との連携を推進し、現場のニーズに応じた課題解決及び地域における人材の育成に貢献するとともに、生涯学習の普及に努め、また地域を志向した教育の推進を図ることで、地域の振興と維持・発展に寄与する。
高知県内に4名の教員(University Block Coordinator:UBC)を配置し、年間200件以上の地域課題の掘り起こしと、年間50件以上の地域ニーズと大学シーズのマッチングを行っている。
「地方創生推進士」認証制度
県内高等教育機関、 経済団体及び高知県と連携し、地域に対する理解と愛情を有する自律的で協働能力を備えた人材の育成や各種取組を通じた雇用の創出を図り、地方創生に寄与する。
「地方創生推進士」とは地域への深い理解と愛情を証明する称号です。「地方創生推進士」の称号を得た卒業生の45%が、高知県内に定着しています(全学平均は約25%です)。
http://www.kochi-u.ac.jp/cersi/tsi/tsi_chihosousei.html
土佐フードビジネスクリエーター人材創出事業(土佐FBC)
土佐FBCは、生産・加工・流通・販売を総合的につなげることができる専門人材を育成することを目的に、高知県の産学官が連携し、主に県内の社会人向けに食品に関する専門教育プログラムを実施しています。2008年からスタートし、12年間で延べ557名(学外教室を含む)を輩出しました。
http://www.ckkc.kochi-u.ac.jp/~ckkc0001/tosafbc/
次世代地域創造センター
我々のモットーは、「敬地愛人(地域を敬い、人を愛す)」です。
高知に関わるすべての人々が集い、繋がり、協働することを通じて「信頼と絆による地 域の未来を創造するプラットフォーム」を構築するとともに、地域と共に高度な地域志向教育研究を実践することを通じて「次世代の地域」の創造に貢献し、地域が多様な価値観や考え方、行動、想いを認め合い、新たな挑戦が続けられる社会を実現することを目的とする。
《地域サステナビリティ部門》
地域社会の中核となる人材育成や生涯学習、課題解決に資する連携プロジェクト等を通じて、高知に関わるすべての人々が集い、繋が り、協働し、信頼と絆による地域の未来を創造するプラットフォームを構築する。これらにより、持続可能な地域社会の実現に寄与する。
《地域イノベーション部門》
地域に根ざした研究を積極的に推進するとともに、教育及び研究の成果を自らの責任のもとに保護、管理し、活用を図ることにより地 域イノベーションの創出、技術開発及び産業の活性化を目指し、次世代の地域の創造に貢献する。
櫻井克年
農学博士
赤池慎吾
博士(農学)
岡村健志
博士(工学)