東海大學
開拓の精神
初代校長の曾約農氏は、開校式にて「私たちの合言葉は開拓である(Pioneering will be our watchword)」と述べています。この開拓の精神により、東海は台湾の高等教育史上において独自の卓越した地位を確立しています。かつての荒涼とした山の斜面が、台湾で初めて完璧に計画された美しいキャンパスになっています。
独自の教育方法
東海は台湾で最も早く教養教育を実施した大学で、創立当時から始まった労作教育は、47年を経た現在も続けられており、各方面から称賛されています。東海は台湾で初めて開架式図書館を採用した大学です。また、東海は台湾における経済発展の動向を把握し、産業の発展に必要な人材を育成するため、率先して産業工学科を設立しました。生物学科も台湾の鳥類の研究を始めています。外国語学科のユニークな英語教育と少人数制も台湾で他には見られません。
東海は開拓の精神を守り、絶え間ない革新と進歩により、台湾の高等教育に新たな活力を注入しています。
「労作教育」は本校の創立時から実施している独自の教育方法で、台湾の各大学の中で率先して提唱している最も画期的な教育制度です。学問のほか、学生に道徳教育を行うことで、責任、協力、忠誠、勤労といった美徳を段階的に育み、知識人は労働に従事しないという一般的な概念を改めるのが主な目的です。
開校の精神
校訓・精神:求真(真理の追究)、篤信(深い信仰心)、力行(努力と実践)
路思議教堂の前でおしゃべりしている東海大学の学生への教育は、教室に入った時ではなく、東海のキャンパスに足をふみいれた時から無意識のうちに始まっています。その教育理念は謙虚にして驕らない、穏やかに進み侵略しない、シンプルかつ素朴で染められない、内から外まで自然であるというイエス・キリストの人格と一致しています。
東海はキリスト教の大学ですが、単に布教を目的とした宣教団体ではありません。私たちは「信仰によって真理を知り、行為によってそれを示す」(Truth attained through faith expressed by deeds.)という校訓・精神の指導の下、信仰と知識を結びつける教育機関となっています。
AI、リベラル・アーツ、求真(真理の追究)、篤信(深い信仰心)、力行(努力と実践)
東海大学が実施している社会実践プロジェクトは5つのテーマに分かれています。
- シニア向けのサービス・サポートコミュニティシステムの構築。
- 環境哲学の推進と生態系の学習プロジェクト及び構築。
- 辺境における児童教育の改善とコミュニティの共創。
- 旧市街の空間の再生、産業の活性化、コミュニティの交流。
- 辺境における人文の発展と分野の枠を超えたガバナンス。
地域実践領域は台中市、彰化県など中部の地域に及んでおり、開拓の精神で社会実践と教育革新へ取り組んでいます。
詹家昌
東海大学管理学院院長、東海大学推進部主任、東海大学主任秘書
鄭期緯
La Trobe University Casual Lecturer、 高雄医学大学非常勤講師、正修科技大学非常勤講師
許書銘
研究開発処校務発展プロジェクトグループ長、東海大学経営学科主任
黃淑燕
東海大学労作教育処指導長、東海大学日本語学科主任
李俐慧
外貿協会駐東京台北設計センター特別翻訳研究員